2021/5月に駅伝選手の駒沢大学生が女子高校生との淫行容疑で逮捕されてから続報がない。女子高校生との間にはお金のやり取りがなかったとの報道が正しいとすれば、２１才と１７才の男女が性的関係に関係にあったとしても犯罪であるという理由が分からない。男性が有名駅伝選手であるという話題性があるので警察がスタンドプレイをしたとしか考えられない。
金銭授受がない男女の関係を(法的に性行為に合意できる年齢以上であれば)他者から見て正当なものであるか正当でないかの判定をいったい誰ができるというのだろう。この二人は４才の差であり、将来の結婚も視野にあった真剣なものであったという可能性も否定できるものではない。実際がどうであったかは知る由もないが、両者がそのように主張したときそうでないと他者が客観的に証明できるはずもない。また世の中の常として男女の恋愛はそのひとときひとときで変化・変遷するものである。ある一局面だけで判定することもおかしなことだ。
もとより男女の仲の正当性を権力が判定しようとすること自体がおかしい。
駒沢大学生が起訴されたという続報がないところを見ると、今回の逮捕で、事件の違法性の証明にてこずっているのではないだろうか？
もし不起訴になったとしても駒沢大学生の将来は暗いものになってしまい、もう回復はできなくなってしまっているだろうけれど。なんとも罪なことである。
