日々雑感

パリ五輪の体操女子代表の宮田笙子選手の喫煙飲酒騒動に思う。

パリ五輪の体操女子代表の主将を務めていた宮田笙子選手が喫煙・飲酒にて代表辞退した。喫煙・飲酒でのこの処置が重すぎるかどうかの議論が多いけど、もっと別な問題を忘れている気がする。

本人は19歳とのことだが、問題は19歳は成人であるのに喫煙・飲酒が禁止されていることの矛盾である。”成人”であれば法的責任をとることができる大人である。その法的責任をとることのできる大人に喫煙・飲酒が法的に禁止されるのはおかしい。18歳を超えた高校3年生のアダルトビデオ(この言い方は古いか?)出演は法的には問題ないのに、その高校生の喫煙・飲酒は違法というのはおかしな現象である。

おそらくは少年少女犯罪の問題から成人を法的に18歳にしたのだろうが、それと喫煙・飲酒の可能年齢があきらかに齟齬をきたしている。その意味では成人18歳化というのは明らかに拙速であったと言える。成人であればだれでも大人として扱い、法的に喫煙・飲酒を認めるのが当たり前だと思うのだがどうだろうか?

ちなみに成人式というのはそんなものいらないこととは思うが、成人式をやる年齢がいまだ18歳か20歳かでまちまちのようである。(20歳でやる”成人式”はいったい何のための会なのだろう。晴れ着をみせるための会か?)これは成人とは何歳が適切かということの社会的コンセンサスが日本で今だにできあがっていない証拠のように見える。(2024/7/23)
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