コロナ禍の影響で、新作ドラマのロケや収録が出来なくなり
各テレビ局は、その対応策として
過去のドラマの再放送をしています。
現在、再放送中のテレビドラマ『愛していると言ってくれ』は
聴覚障害がある画家と女優の卵との甘くせつないラブストーリー。
ヒロインの紘子を演じる常盤貴子さんの容姿や話し方が
昔、交際していた女性にそっくり!ということもあり
私にとっては感情移入しやすいドラマ ・ ・ ・
暗い過去を持ち、心を閉ざした画家の榊晃次(豊川悦司)は
女優の卵・水野紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをします。
明るくハツラツとした紘子との出会いによって
晃次の閉ざされた心が次第に開かれていきますが
2人の間には「言葉の壁」が立ちはだかって
お互いの思いが伝わらずに誤解が生まれたりします。
このドラマが放送されたのは25年前の1995年。
スマホがない時代だったので
当時は違和感なくドラマを見ていましたが ・ ・ ・
晃次と紘子、2人の連絡手段が、なんとFAX!
スマホの便利さを享受することに慣れてしまった今
25年ぶりにこのドラマを見ると ・ ・ ・
なかなか連絡がとれなかったり
すれ違ったりするシーンを見て
もどかしさを感じてしまいます。
25年前を振り返ると ・ ・ ・
あの当時の恋愛は楽しかったような気がします。
「待ち合わせ」に相手が来ないときに
連絡が取れなくて困ったことが多々あったり ・ ・ ・
いろいろ不便なことがありましたが
連絡がとれなかったり、会えない時間が長いほど
相手を思う気持ちが高まったり
会えた時の嬉しさを感じたりしました。
恋愛は不便さによって加速するような気がします。
ドラマ『愛していると言ってくれ』の主題歌は
DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」ですが
この曲を聴くと、あのころの恋愛を懐かしく思い出します。
少女とひまわりを描きました。