AVGO1062.9us$ 24/1/11木BX120.07$ BLK787.99$MCHP84.17$

米国株BLK787.69us$ AVGO1065us$119.62us$(24/1/10水:現在

24/7/9㈫15:26sbi様記事抜粋 AVGO1704$ BLK786.17$ MCHP92.15$

2024-07-09 15:26:58 | 米国株
sbi様記事抜粋<
騰落率上位(5日) 騰落率
テスラ 27.4%
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ 7.8%
ブロードコム 7.4%
アドビ 5.8%
アップル 5.7%
騰落率下位(5日) 騰落率
ナイキ -19.9%
ダナハー -5.0%
ブリストル マイヤーズ スクイブ -4.5%
ディア -4.4%
ウォルト・ディズニー・カンパニー -4.1%

先週の米国株式市場

S&P500指数は週間で2.0%、ダウ平均は0.7%、ナスダック指数は3.5%の上昇でした。

6/27(木)に開催された大統領選挙のTV討論会でトランプ前大統領優位(財政支出拡大が見込まれる)とみて上昇していた米10年国債利回りが弱い景気指標を受けて反落、成長企業を中心に物色され、S&P500指数とナスダック指数は史上最高値を更新しました。

また、7/2(火)に発表されたテスラの4-6月期販売台数は前年同期比マイナスであったものの、市場予想を上回って株式は大幅続伸となり、成長企業株買いへの刺激となりました。

経済指標では、6月ADP雇用統計、7月ISM非製造業景気指数が弱く、金利低下の要因となりました。6月雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比20.6万人増と市場予想を上回りましたが、5月分が27.2万人から21.8万人へ大幅に下方修正となり、雇用市場の鈍化トレンドが継続しているとの捉え方になったとみられます。

業種指数では、騰落率トップの「情報技術」はアップル、ブロードコムやソフトウェア株がけん引しました。「一般消費財・サービス」はテスラが貢献しています。

個別株で上昇が目立ったテスラ(TSLA)は、4-6月期の販売台数は前年同期比4.8%減でしたが、市場予想は上回りました。最近中国製EVに対する関税引き上げの動きが広がっているほか、AI関連として再評価する声も聞こえます。一方、下落が目立ったナイキ B(NKE)は、3-5月期の北米売上が市場予想を下回り、2025年5月期の売上は前年比一桁台半ばの減収、6-8月期は約10%の減収を見込んでいることが嫌気されました。新興メーカーとの競合激化が懸念されています。

今週の米国株式

S&P500指数は来年2025年予想EPSの277ポイントに対して20倍に到達しています。今年年末のターゲット株価でもおかしくない水準で、割高感が気にされる可能性がありそうです。

また、6/10(月)掲載の本レポートでは、当面の高値目途として3月~4月にかけての押し幅の「倍返し」となる5,575ポイントをあげましたが、7/5(金)にこれをほぼ達成しています。テクニカル的には、当面の上昇相場を出し切った可能性が指摘できるでしょう。

今週の株価材料として、6月物価指標、米10年国債利回りの動き、4-6月期決算発表の開始、などが注目されます。

6月物価指標では、引き続きインフレ鈍化の傾向が確認されるか注目です。米国の6月消費者物価指数は、総合指数が前年比+3.1%の予想(前月は同+3.3%)、コア指数が前年比+3.4%の予想(前月は同+3.4%)です。一方、6月の生産者物価指数では、下掲のように前月から伸び率が上昇する予想となっています。

米10年国債利回りは、TV討論会を受けてトランプ優位と判断、財政赤字拡大懸念から、4.2%台から4.4%台後半まで上昇した。しかし、その後に発表された景気指標が弱く、利下げ期待が高まったことから反落となり、変動が大きくなっています。今週は3年、10年、30年の国債入札の動向にも注目です。

4-6月期決算では、S&P500指数採用企業のEPSが前年同期比8.8%増の予想で、1-3月期実績の同5.9%増から加速して好調が予想されています(FactSet社集計)。アナリストの事前予想に対して実績は3~4%ポイント上に着地することが普通であるため、増益率は10%以上に達する可能性が高そうです。ここまで相場が市場に強かった主要な背景と考えられます。

経済指標では上記のほか、7/12(金)に中国の6月輸出(前年比+7.9%の予想、前月は同+7.6%)、同輸入(前年比+3.5%の予想、前月は同+1.8%)、米国の6月生産者物価指数(総合指数は前年比+2.3%の予想、前月は同+2.2%、コア指数は前年比+2.5%の予想、前月は同+2.3%)、米国の7月ミシガン大学消費者信頼感(前月の68.2から横ばいの予想)、などの発表が予定されています。

「テクノロジーハード機器」  アップル(AAPL)、コーニング(GLW)

「エネルギー」  シェブロン(CVX)、ハリバートン(HAL)

「素材」  フリーポート マクモラン(FCX)、デュポン ド ヌムール(DD)

「消費者サービス」  エアビー アンド ビー(ABNB)、スターバックス(SBUX)

「運輸」  ウーバー テクノロジーズ(UBER)、デルタ エアーラインズ(DAL)

  チャート シェブロン(CVX) 154.31ドル 12.1

【原油価格安定なら業績回復が期待される】

・エネルギー大手です。2022年に乱高下した原油価格は、2022年末からWTI先物価格で70~90ドルのレンジで推移しています。このレンジで推移するなら、業績は回復基調となることが期待できそうです。2023年10月にシェールオイルや海底油田の開発を手掛ける米ヘスを530億ドルで買収すると発表しました。同買収案については、米連邦取引委員会(FTC)の承認を得る必要があるほか、南米のガイアナ油田の権益を巡るエクソンとの係争の行方も注目されています。

・1-3月期の決算は、調整後EPSが前年同期比17%減でした。上流部門は増益の一方、下流部門で精製マージンの低下が影響しました。原油生産量はPDCエナジーの買収に加え、シェールオイルの好調で同12%増と伸びています。

  チャート フリーポート マクモラン(FCX) 51.52ドル 31.6

【銅生産の世界最大手】

・世界最大の銅生産企業で、2023年12月期の売上構成比は銅が74%、金が16%を占めます。短期的な銅の需要と価格は中国の景気動向に左右されますが、長期的にはEVの普及やデジタル化の進展などで銅需要は2035年にかけて倍増すると見込まれています。

・1-3月期の決算は、前年同期比17%増、EPSは同30%減ですが、それぞれ市場予想を10%、23%上回りました。主力の銅の生産が前年同期比12%増、販売量が同33%増、販売価格が同4%減、生産コスト(キャッシュコスト)が同14%減と、今後の業績改善が期待される内容でした。販売量の拡大はインドネシア事業の拡大によります。

  チャート エアビー アンド ビー(ABNB) 152.50ドル 32.0

【パリ五輪で恩恵を期待】

・1-3月期の売上は一時的な押し上げ効果もあって前年同期比18%増と非常に好調でしたが、4-6月期の売上ガイダンスは同8~10%増と減速する見通しとなり、決算後の株価は低調となっています。パンデミック後に盛り上がったリベンジ旅行によるブームが一段落して、通常の需要動向に戻ったとみられています。

・一方、7-9月期には、夏のパリ五輪やドイツで開催されるサッカー欧州選手権(ユーロ2024)のような重要な国際的イベントが夏のピークシーズンの旅行需要に拍車をかけるとみて、売上が加速すると予想されています。

  チャート ウーバー テクノロジーズ(UBER) 71.06ドル 62.3

【利益率の上昇が続く】

・1-3月期決算では前年同期比20%増となったグロスブッキング(予約総額)が市場予想を下回ってネガティブな反応となりました。しかし、ブラジルでのカーニバルの反動減やイースター休暇やラマダンなどの日程が前年よりも早く始まったことにも影響を受けたとされ、一時要因の可能性があるようです。4-6月期のグロスブッキングのガイダンスは前年同期比18~23%増です。

・通期では2024年12月期、2025年12月期とも前年比16%増の予想ですが、増収による利益率改善のトレンドがあることから、利益の伸びは売上よりも高い状況が続く見通しです。営業利益率は7.1%から11.2%に高まる見通しです。

sbi様順位

銘柄名・ティッカー

最低投資金額(概算)

1

エヌビディア(NVDA)

20,300円

2

テスラ(TSLA)

40,500円

3

アップル(AAPL)

36,500円

4

マイクロソフト(MSFT)

75,300円

5

マイクロン テクノロジー(MU)

21,200円


※7/1~7/5の週間ランキング(売買代金ベース)
※株価は7/5終値を参照、1ドル161円で計算、100円未満切り上げ

 

日経平均
15:15 
41,580.17
+799.47
NYダウ
17:21 EST
39,344.79
-31.08
米ドル/円
15:30 
160.80
-0.01
ユーロ/円
15:29 
174.11
+0.08

当社週間売買代金ランキング

           
       

7/1 ~ 7/5

順位 前週比 ティッカー 銘柄名 業種
1 NVDA エヌビディア ゲーム機器用半導体メーカー
2 TSLA テスラ シリコンバレーの電気自動車メーカー
3 AAPL アップル パソコン、コミュニケーション機器等の製造販売
4 MSFT マイクロソフト ソフトウェア・情報処理サービス
5 MU マイクロン テクノロジー 半導体メモリー大手
6 SMCI スーパー マイクロ コンピューター 企業IT、データセンター、クラウドコンピューティングを開発・提供するコンピュータシステムメーカー
7 LLY イーライ リリィ 米国医薬品大手
8 AMZN アマゾン ドットコム 小売業、インターネット通販会社
9 AVGO ブロードコム 半導体メーカー
10 NEW! MSTR マイクロストラテジー A ビジネス・インテリジェンス・ソフトウエアと関連サービスを提供しているソフトウエア会社。

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