様記事抜粋<24/10/15 23:06 配信(NY時間10:03)(日本時間23:03)
ウォルグリーン 9.99(+0.99 +10.94%)
ドラッグストアとヘルスケアを手掛けるウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが大幅高。取引開始前に6-8月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。25年度通期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示している。不振のドラッグストア部門が予想を上回ったことは、積極的なコスト削減策が功を奏し始めた兆し。
同社はまた、消費者の支出抑制傾向に対応する一環として、米店舗網の14%を閉鎖する計画を公表。今後3年間で約1200店舗を閉鎖するとし、2025年には500店舗を閉鎖する計画だと述べた。
ウェントワースCEOは声明で「店舗面積の最適化、営業費用の抑制、キャッシュフローの改善、および償還モデルへの対応に重点的に取り組んでいる」と述べた。「業績回復には時間がかかるが、長期的には財務面および消費者にとって大きな利益をもたらすものと確信している」とも語った。
同社の海外事業は予想を若干上回る売上高を達成。昨年、ブーツチェーンの売却の可能性について協議を再開したが、その後、計画は棚上げされた。同CEOは、ブーツへの投資と潜在能力の引き出しに引き続き取り組むことを改めて表明した。
(6-8月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.39ドル(予想:0.36ドル)
・売上高:375.5億ドル 6%増(予想:355.6億ドル)
米ドラッグストア:294.7億ドル(予想:274.8億ドル)
米ヘルスケア:21.1億ドル(予想:21.5億ドル)
海外:59.7億ドル 3.2%増(予想:58.4億ドル)
・粗利益率(調整後):16.9%(予想:17.6%)
・営業利益(調整後):4.24億ドル(予想:3.96億ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):1.40~1.80ドル(予想:1.73ドル)
・売上高:1470~1510億ドル(予想:1469億ドル)
・営業利益(調整後):16~20億ドル(予想:18.9億ドル)
<米国株情報>ウォルグリーンは急反発、第4四半期業績が市場予想上回る
現在値 | ||
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NF NASDAQ-100NH | 30,470 | -40 |
NF NYダウ30種NH | 62,580 | +470.00 |
日興 上場S&P500米株 | 9,531 | +36 |
SPDR S&P500 ETF | 87,050 | +320.00 |
SAM NYダウETF | 53,710 | +340.00 |
ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>は15日、前日比で18%超高の10.64ドルと急反発し、8月27日以来の10ドル台回復となった。終値は同15.78%高の10.42ドル。寄り付き前に発表した24年8月期第4四半期(6-8月)の決算や、店舗閉鎖を軸としたコスト削減策が好感された。
第4四半期は、売上高が前年同期比6%増の375億4700万ドルとなり、市場予想(350億ドル台)を上回った。また、最終赤字は30億500万ドル(前年同期は1億8000万ドルの赤字)に膨らんだが、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は前年同期比42%減の0.39ドルと黒字を確保し、市場予想(0.3ドル台半ば)を上回った。
赤字拡大は、多額の事業投資に加え、規制薬物である医療用麻薬「オピオイド」訴訟の和解に関連した繰延税金資産の評価性引当額(将来の税金の減額効果を控除した金額)を計上したことや、傘下のリハビリ治療大手ケアセントリックスと中国投資に関連した減損損失を計上したことが背景。
事業別の売上高では、中核事業の米国リテール・ファーマシー(小売薬局)部門が前年同期比6.5%増の294億7000万ドルと好調を維持。米国ヘルスケア部門も同7.2%増の21億1300万ドルと堅調だった。国際部門は同3.2%増の59億7100万ドル。
25年8月期業績予想は、売上高を1470億-1510億ドル(中央値1490億ドル)、調整後EPSを1.4-1.8ドル(中央値1.6ドル)と予想。米国のヘルスケア事業と国際事業は成長を維持するが、米国内の消費需要の低迷見通しや薬局の利益率低下などで米国の小売薬局事業は減少すると予想している。
決算と同時に発表したコスト削減策では、今後3年間で不採算な1200店舗を閉鎖する計画を打ち出した。このうち500店舗は25年度に閉鎖する予定で、早い段階で調整後EPSとフリーフリーキャッシュフロー(現金収入)に好影響が及ぶとしている。
賞味期限の延長と年月表示化
カレー商品の賞味期限表示
賞味期限とは、おいしく食べられる期限のことを表します。この期限を過ぎたらすぐに食べられなくなるというものではありません。Glicoグループ社では製造管理、品質管理を徹底し、賞味期限を設定しています。
賞味期限が長い商品については、品質劣化のスピードが遅く、消費段階で日付管理をする意味が乏しいと考えられるため、日付で表示してきた賞味期限を年月表示に切り替えることに、早くから取り組んできました。商品グループごとに賞味期限を設定し、菓子・食品カテゴリーのほぼすべての商品について、年月表示へ切り替えました。この取り組みは、食品ロス削減だけでなく、商品配送時・管理時の業務効率化にもつながっています。
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