シャオさんのつれづれ思う故に(BLOG版)

私、シャオが日々の移ろいの中で、感じたこと、思ったことを書きためていく所です。

出会いと別れ

2005年09月01日 00時18分01秒 | 無限のファンタジア冒険記
 紅の狩衣を纏った青年はしずしずと、舞い続けている。  外に見えるは朧月。聞こえてくるは秋の虫の音。  それにも気にせず、彼は舞を舞い続けている。  一心不乱―そんな言葉がもっとも合うだろうか。  シュ、ススス、ダン。  狩衣がすれる音、静かに舞う響き、そして、大地を踏みしめる鼓動。  これら三つの音と、ピィーンと弓が鳴る音で青年の舞は組み立てられていく。  私たちの世界で言えば、能や狂言の舞によ . . . 本文を読む