あべっちの思いをこめた雑記帳

忘年会スルー

  あの人が

あの人が行くなら
私は行かない
たとえば
そう言われる私であったとしても

あの人が行くなら
私は行かない
いつでも
そう言う私には なりたくない

 

 ちまたは忘年会シーズンももう終盤。先日ふとテレビをつけてみたら、忘年会スルー特集というのをやっていた。なんでも会社などでは、忘年会が近づくとマスクをして会社に行く若者がいるようだ。

 「忘年会が近づくとマスクをするようにしてるんですよ。そうすれば風邪で忘年会に出なくてすむものですから」。
 インタビューで答えていたその若者の姿を思い出す。それでいて親しい仲間との飲み会は好きだという。

 ひと時は華やかなりし社員旅行が消えて久しいが、今度は忘年会がそのような経路をたどりつつあるとか。気の合う同士の忘年会や旅行が楽しくて、反面会社や社会のコミニュケーションをはかる会合は年々少なくなっていくというのは仕方がないのだろうか。飲み会を奨励するつもりはないが、人間同士のふれあいの場が減っていくのはいかにも寂しい気がする。


                 「生命の詩(34)忘年会スルー」

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