近くで行われる「ひまわりフェスティバル」へ行った。3日間のうちの初日ということで、金曜日でもありさほどの混雑はなかった。駐車場へも午後一番の時間帯ではあったがスムーズに入れ、のんびりと約2時間を風の吹くまま気の向くままに過ごせた。
暑さの中での歩き疲れで、すいている休憩所に腰をおろす。後ろはひまわり畑沿いに並んだたくさんの露店。前は30分毎に出し物が変わるフェスティバルショー。
舞台に目をやれば地元の中学二年生と東京からの中学三年生が何やら歌っている。歌手も歌も知らないのは私だけなのかなと思いながらステージを見ていると、いつの間にか見物人がけっこうの数に増えている。どうやらテレビではかなり名が売れている歌手らしい。オープニングに歌った「夏祭り」という歌だけはいくら私でも聴きおぼえはあるが、他の曲はチンプンカンプン。それでもさすがにプロのようで、音程やリズム感などすばらしく上手であった。
セミプロのような女子のギター弾きによる歌、子どもたちのバトンポンポンダンスなど、楽しめるものが実に多かった。なんといっても、地元のわからない人たちが出るカラオケ大会のようなものがなかったのがよい。
30万本のひまわり畑のど真ん中で、元気なひまわりたちに囲まれ、真夏のひと時をしばし暑さを忘れ童心にかえってのんびりと過ごせた。
「つれづれ(158)のんびりと畑の中でひまわりフェスティバルを楽しむ」