この度、ご縁がありまして株式会社ナカジマ薬局様(本社/北海道札幌市)の
「災害救援車」について開発、設計、製作、納車のお手伝いをさせて頂きました。
この「災害救援車」とは「薬局機能」+「発電機能」を兼ね備えた災害時の救援車両です。
災害時において調剤、医薬品の供給、と同時に発電機能で外部への出力が可能なため
給電する事もできます。
ベース車両は救急車にも採用されるトヨタ ハイエース スーパーハイルーフ 4WD/AT、
乗車定員は2名、燃料はガソリンです。
開発から製造は弊社取り扱いメーカーのトイファクトリー社が担当。
企画・開発段階では非常に多くの設備・装備案がありましたが機動力に長けたハイエースを採用し
必要なものをどのように効率良く配置するのか?が最大の難関でした。
通常弊社が取り扱うキャンピングカーとは違い錠剤棚、分包機、電子天秤、事務作業デスクなどなど
独特な装備がなされています。また特徴的なのは放送用移動中継車両などに採用実績のある
車載用・小型大容量発電システム(NMG/東洋電算製)を搭載したところです。
このシステムはエンジン駆動による発電システムで発動発電機とは異なり
発電装置をエンジンルーム内に収容するため、静粛性があり車内スペースの占有を軽減できます。
また燃料の補給も通常通り車両給油の1か所のみで間違えなく行えるため、長時間稼働できるところがメリットです。
常に安定した周波数で大容量の出力「5.5KVA」が可能です。
弊社では今回のような内容のご相談やお仕事も承っております。
是非ご相談下さい。
https://www.nakajima-phar.co.jp/info/topics/9486/