あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■注目のレーススペック・プラスチックペダルたち(ヌークプルーフ エレクトロン)

2011-03-28 00:46:05 | ダート
 新感覚MTB雑誌「MTB only」でも紹介しましたが、今年はレースでも使えるようなハイスペックなプラスチックペダルが“来る”と個人的に予感しています。

MTBにもツルペタの需要あり

 はじめはそのスタイリングに惹かれピックアップを決めたのですが、実際に物をお借りして使わせてもらったら、その思いは大きく確固たるものに変わりました。
 まずなにが凄いか、というとその薄さ。例えば、サンプルで使う事ができたヌークプルーフのエレクトロンは、13~18mm(実測値)という薄型形状。とてもダイレクトな踏み心地と、素足かと思えるほどの感覚を生み出しています。これは、グリップとペダル、(競技スタイルによっては)サドルという、身体が触れる各ポイントの感覚をとても重視するタイプのライダーにとっては見逃せません。

プラ最高!

 そして、この「薄さ」の素晴らしさを成立させているペダルの市場流通数は実は多いのですが、それらはどれも金属性です。ところが、エレクトロンは特殊なナイロンベースの樹脂ボディでできており、ウルトラ軽いです。例えば、同社の金属性ペダルが438gに対して338gという数値(ともにペア)で、おおよそ100gの軽量化。たかが100gと思うのですが、これが実際に使ってみるととんでもなく感覚が違います。MTB onlyでも書きましたが「あまりの軽さに“ペダルがないのではないか?”と感じてしまうほどで、その感覚の違いには違和感を覚えるほど。」
 足が乗っかってるのでかろうじて“ペダルがあるんだ”と認識できますが、本当にその存在を忘れてしまいそうになるほどの違いです。そうですよね。一番外側に張り出していて、かつ回転して慣性を発生させる部分。ここが“軽くなる”というのがこれほど変化をもたらすとは、とても驚きました。ハッキリ言って、ぼくは始めは慣れませんでした。何か足元がしっかりしないようで……。でも、数分で慣れ虜になりました。いいです。バイクコントロールにまで違いが出てきます。

ただの“つる”じゃないモン!!

 最後のポイントは、適切にレイアウトされた8本のピン。外側6本が交換可能な金属性で、内側2本が樹脂成形、という変則スタイル。薄型レイアウトで(靴の)ソールがきれいにフィットするためか、ピンもよく仕事をしてくれて、段差が大きく長い階段の下りなどを高速・低速で試してみましたが「恐い!」と感じた事は一回もなく。ここも見逃せない、このペダルのポイントと思います。レースでもバッチリだと感じました。



ヌークプルーフ エレクトロン 5,250(税込)
アイアンホース・マーベリック5.0に装着してテスト。実に素敵なプラペ。オールラウンドに使える。特筆すべきはやはりその軽さ。今までの感覚を完全に覆す。


13~18mmの極薄と、片側8本の高く付きだしたピン。しっかりとソールに喰い付く。シールドカードリッジのベアリングがやや固いのだけが気になった。


 正確なところはわかりませんが、似た型で何社かからリリースされているので、皆様のお近くのショップで目にできるこの“レース・スペックなプラスチックペダル”。今シーズン、大注目です!!


ファイアアイ ソフト スウィーツ 4,725(税込)


FYXATION MESA NYLON PEDAL 5,670(税込)

やかん

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