多分、ある程度のウィルコムユーザー(もしくはマニア)の人は直面している問題だと思います。
一時期、華々しく展開したウィルコムの独自規格『W-SIM』ですが、結果的に経営陣が変わったり会社更生法が起きたり、親会社がソフトバンクになったりで、この規格はかつてのものと化しました。
しかし、当時はそれはそれはたいそうウィルコムが力を入れて展開していた為、現在もかなりのユーザーがこのW-SIMを使っていると思われます(長年のユーザーほどこの傾向は多いと思われる)。でも、現行のウィルコム=イー・アクセス=ワイモバイルにとっては、W-SIMは黒歴史でしかなく、当時それに対応していた料金プラン共々、今の経営陣は無き者にしたい、という考え方のようです。
なぜそう言えるのかというと、諸々の新しい料金プランやサービスで、ことごとくW-SIMが対象外になっているからです。ユーザーにとって有利な条件になるのに、「W-SIMはダメよ。今の端末に替えて頂戴」、となっています。
昨今のウィルコムが「長期ユーザーに冷たい」と言われる所以です。
でも、一時期は超大々的に推し進めていた規格だけに、彼らとしてもその後ろめたさがあるのか、面と向かっては『W-SIMはダメよ』論を出しません。何か申し込みをしようとすると、プラザ窓口で断られ、そこで初めて弾かれる条件になっている事を知ったり、『だれとでも定額』スタート時に、かろうじて文面として記載されていた程度と記憶しています。
つまり、何か新しい動きがある度にW-SIMユーザーは、意気揚々と申し込みに行っては打ちのめされるパターンを繰り返してきたわけです。
では、何故そんな目に会ってまでW-SIMを使い続けるのか。というのも、当時の対応端末(ジャケットと呼ばれるガワ。着物みたいなもの)は、現在の目で見ても結構高性能だったり融通が効くものが多く、現行の最新機にわざわざ替える必要があまりない、というのがひとつ言えます。
あとは、なかなか当時もセンセーショナルな規格で、成功していればとても夢と広がりのあるものだった為、拘ってまだ使い続けている人が多いと思うのです。
少なくともぼくはこの両者に該当します。
で、困ったのが、時期としてはまず『だれとでも定額』が始まった頃。この時は文面で「W-SIMは対象から外れます」的なアナウンスがあったのですが、だれとでも定額は<他社ケータイ、家・会社の電話へ、1回あたり10分以内の国内通話が無料になる、お得なオプションサービスです。>と、かなりウハウハな内容だった為、多くのユーザーがこれに切り替えたくなりました。これなら仕事でもバンバン使えますからね。
そして、当然と言うべきかW-SIMを持つ古参ユーザーから猛パッシングがあり、結果的になのか、「ご契約された時期が2010年11月30日以前の場合は、窓口にてだれとでも定額にお申し込みいただける状況でございました。」といったようなアナウンスがあとからされたと記憶しています(ちょっと記憶曖昧ですが)。
ぼくもW-SIMを2枚持っているのですが、1枚をだれとでも定額に出来ました(正確には、いざこざがあって、契約時期は過ぎていましたが特例で契約となった)。
そして今回のスーパーだれとでも定額の登場。
ここで再び、W-SIM総スカン作戦が発動されたのです。そもそも、スーパーだれとでも定額への加入は、発表があった2014年6月1日の時点では、機種変更と新規加入者のみ選択出来るオプションでした。
古参ユーザーやこの日付より前に契約している人は、「7月1日からオプションの変更が可能です」、と言われていました。
そして迎えた2014年7月1日。プラザ窓口では、やはり予想通りか「W-SIMは対象外です」、とのアナウンスでした。スタッフがどこかに電話で問い合わせても、同じ答え。しかし、だれとでも定額に加入出来ているW-SIMが目の前にあるのに、おかしな話です。
その場は一旦諦めて、今度はW-SIMについて常にツイッターでリサーチしていたら引っかかって来たネタで、@WILLCOM_Careがこの件であるユーザーと対応しているのを見付けました。
それによると、「WS027SHなら契約できます」というちんぷんかんぷんな答え。なら、中身のW-SIMは何でもよいって事?
説明しますと、このWS027SHという端末=ジャケットはW-SIMの最終版であるRX430ALというものを標準で搭載していました。ただ、W-SIM規格はジャケット(キモノ)と通信機器のW-SIMを自由に入れ替えられるものなので、WS027SHを使用しているからって中身がRX430ALとは限らないのです。
ですから、ジャケット(キモノ)を主語に、スーパーだれとでも定額に申し込めます、という答えはおかしいのです。正確には「○○(W-SIM型番)なら申し込みが可能です」となります。
まあしかし、@WILLCOM_Careがこの手の事に回答を返しているのを知って、ぼくからこの点を含めて問い合わせをしました。その結果、何度も噛み合わないツイートのやりとりで、次のコメントが飛び出しました。
「改めてお調べしたところ、ご契約された時期が2010年11月30日以前の場合は、窓口にてだれとでも定額/スーパーだれとでも定額にお申し込みいただける状況でございました。」
だれとでも定額と同じ要件が、スーパーだれとでも定額にも適応される、という解釈かと思います。ややこしい話です。
実は、これを裏付けるある裏ワザを発見しました。それは、『116』の『ウィルコムサービスセンター』を利用するというものです。
だれとでも定額に入っているW-SIM搭載機で試したところ、『② 各種手続き』→『② 契約内容変更』→『① オプションサービス』で、スーパーだれとでも定額に変更・申し込みする事が出来ました。
念のため、116のTOPから『②①』で『契約状態照会』を聞いたところ、確かにスーパーだれとでも定額に変更・申し込みがされていました。何故?
しかし、この手続きをすると、なんとMy WILLCOMで契約状態の照会が出来なくなります。『契約内容を見る』を選択しても、コースもプランも何も表示されません。
さらに、『料金プラン・割引サービス・オプションサービス変更』を選択すると、次の画面が出るようになります。
という事で、文面で現在の契約状況などを確認する事が一切不可能になります。116の音声ガイダンスだけではどうしても不安だったので、そこでプラザに足を運ぶと、彼らのスペックでも、だれとでも定額に加入している事はわかっても、スーパーだれとでも定額に変更されているかわかりません。
というのが、システムの改修が間に合ってなく、契約書でもだれとでも定額にキャンペーンコードを付ける事で事務処理をしているからなんです(書面上は『だれとでも定額』になっていて、それにキャンペーンコードが付帯されている)。
これは、6月30日に他の契約を機種変更してスーパーだれとでも定額に切り替えているので、確認済みです。
それで、プラザの人が方方に電話で5回ぐらい問い合わせたところ、やはりW-SIMでもスーパーだれとでも定額に加入済みになっていると言います。
えぇ~っ、変じゃないですか? 申し込み出来ない筈なのに、116を使っちゃうと変更出来るの? で、My WILLCOMでおかしな画面が出るのは、ウィルコム本体でもスーパーだれとでも定額に向けたシステムの改修が間に合っていなく、スーパーだれとでも定額に変更するとこういった画面になってしまうというのです。
まあ、窓口契約でもキャンペーンコードの記載でなんとか問題を回避していたぐらいですからね。
という事でW-SIMのユーザーは、もしかしたら116を使うと裏ワザで、NGと言われているスーパーだれとでも定額に加入出来ちゃうかもしれません。
もちろん、みんなに対応している保証はどこにもありませんが。今、W-SIMなのにだれとでも定額に加入している人は、かなり可能性高いと思いますよ。
ちなみに、本体の混乱ぶりは6月30日の機種変更した契約でも現れていました。116の『②①』で『契約状態照会』を聞いたところ、だれとでも定額のままになっていて、My WILLCOMでもその表示。念のため、『②②①』を使ってスーパーだれとでも定額に切り替えておきました。
その後、My WILLCOMにログインしたところ、やはり「お客さまのご契約内容では、このサービスはご利用いただけません。」画面がこちらの端末でも出るようになりました。
うーん、ホントのところどうなんでしょ? 速く本体の改修を終えて欲しいものです。怖くて通話もパケットも使えません……。
やかん
一時期、華々しく展開したウィルコムの独自規格『W-SIM』ですが、結果的に経営陣が変わったり会社更生法が起きたり、親会社がソフトバンクになったりで、この規格はかつてのものと化しました。
しかし、当時はそれはそれはたいそうウィルコムが力を入れて展開していた為、現在もかなりのユーザーがこのW-SIMを使っていると思われます(長年のユーザーほどこの傾向は多いと思われる)。でも、現行のウィルコム=イー・アクセス=ワイモバイルにとっては、W-SIMは黒歴史でしかなく、当時それに対応していた料金プラン共々、今の経営陣は無き者にしたい、という考え方のようです。
なぜそう言えるのかというと、諸々の新しい料金プランやサービスで、ことごとくW-SIMが対象外になっているからです。ユーザーにとって有利な条件になるのに、「W-SIMはダメよ。今の端末に替えて頂戴」、となっています。
昨今のウィルコムが「長期ユーザーに冷たい」と言われる所以です。
でも、一時期は超大々的に推し進めていた規格だけに、彼らとしてもその後ろめたさがあるのか、面と向かっては『W-SIMはダメよ』論を出しません。何か申し込みをしようとすると、プラザ窓口で断られ、そこで初めて弾かれる条件になっている事を知ったり、『だれとでも定額』スタート時に、かろうじて文面として記載されていた程度と記憶しています。
つまり、何か新しい動きがある度にW-SIMユーザーは、意気揚々と申し込みに行っては打ちのめされるパターンを繰り返してきたわけです。
では、何故そんな目に会ってまでW-SIMを使い続けるのか。というのも、当時の対応端末(ジャケットと呼ばれるガワ。着物みたいなもの)は、現在の目で見ても結構高性能だったり融通が効くものが多く、現行の最新機にわざわざ替える必要があまりない、というのがひとつ言えます。
あとは、なかなか当時もセンセーショナルな規格で、成功していればとても夢と広がりのあるものだった為、拘ってまだ使い続けている人が多いと思うのです。
少なくともぼくはこの両者に該当します。
で、困ったのが、時期としてはまず『だれとでも定額』が始まった頃。この時は文面で「W-SIMは対象から外れます」的なアナウンスがあったのですが、だれとでも定額は<他社ケータイ、家・会社の電話へ、1回あたり10分以内の国内通話が無料になる、お得なオプションサービスです。>と、かなりウハウハな内容だった為、多くのユーザーがこれに切り替えたくなりました。これなら仕事でもバンバン使えますからね。
そして、当然と言うべきかW-SIMを持つ古参ユーザーから猛パッシングがあり、結果的になのか、「ご契約された時期が2010年11月30日以前の場合は、窓口にてだれとでも定額にお申し込みいただける状況でございました。」といったようなアナウンスがあとからされたと記憶しています(ちょっと記憶曖昧ですが)。
ぼくもW-SIMを2枚持っているのですが、1枚をだれとでも定額に出来ました(正確には、いざこざがあって、契約時期は過ぎていましたが特例で契約となった)。
そして今回のスーパーだれとでも定額の登場。
ここで再び、W-SIM総スカン作戦が発動されたのです。そもそも、スーパーだれとでも定額への加入は、発表があった2014年6月1日の時点では、機種変更と新規加入者のみ選択出来るオプションでした。
古参ユーザーやこの日付より前に契約している人は、「7月1日からオプションの変更が可能です」、と言われていました。
そして迎えた2014年7月1日。プラザ窓口では、やはり予想通りか「W-SIMは対象外です」、とのアナウンスでした。スタッフがどこかに電話で問い合わせても、同じ答え。しかし、だれとでも定額に加入出来ているW-SIMが目の前にあるのに、おかしな話です。
その場は一旦諦めて、今度はW-SIMについて常にツイッターでリサーチしていたら引っかかって来たネタで、@WILLCOM_Careがこの件であるユーザーと対応しているのを見付けました。
それによると、「WS027SHなら契約できます」というちんぷんかんぷんな答え。なら、中身のW-SIMは何でもよいって事?
説明しますと、このWS027SHという端末=ジャケットはW-SIMの最終版であるRX430ALというものを標準で搭載していました。ただ、W-SIM規格はジャケット(キモノ)と通信機器のW-SIMを自由に入れ替えられるものなので、WS027SHを使用しているからって中身がRX430ALとは限らないのです。
ですから、ジャケット(キモノ)を主語に、スーパーだれとでも定額に申し込めます、という答えはおかしいのです。正確には「○○(W-SIM型番)なら申し込みが可能です」となります。
まあしかし、@WILLCOM_Careがこの手の事に回答を返しているのを知って、ぼくからこの点を含めて問い合わせをしました。その結果、何度も噛み合わないツイートのやりとりで、次のコメントが飛び出しました。
「改めてお調べしたところ、ご契約された時期が2010年11月30日以前の場合は、窓口にてだれとでも定額/スーパーだれとでも定額にお申し込みいただける状況でございました。」
だれとでも定額と同じ要件が、スーパーだれとでも定額にも適応される、という解釈かと思います。ややこしい話です。
実は、これを裏付けるある裏ワザを発見しました。それは、『116』の『ウィルコムサービスセンター』を利用するというものです。
だれとでも定額に入っているW-SIM搭載機で試したところ、『② 各種手続き』→『② 契約内容変更』→『① オプションサービス』で、スーパーだれとでも定額に変更・申し込みする事が出来ました。
念のため、116のTOPから『②①』で『契約状態照会』を聞いたところ、確かにスーパーだれとでも定額に変更・申し込みがされていました。何故?
しかし、この手続きをすると、なんとMy WILLCOMで契約状態の照会が出来なくなります。『契約内容を見る』を選択しても、コースもプランも何も表示されません。
さらに、『料金プラン・割引サービス・オプションサービス変更』を選択すると、次の画面が出るようになります。
という事で、文面で現在の契約状況などを確認する事が一切不可能になります。116の音声ガイダンスだけではどうしても不安だったので、そこでプラザに足を運ぶと、彼らのスペックでも、だれとでも定額に加入している事はわかっても、スーパーだれとでも定額に変更されているかわかりません。
というのが、システムの改修が間に合ってなく、契約書でもだれとでも定額にキャンペーンコードを付ける事で事務処理をしているからなんです(書面上は『だれとでも定額』になっていて、それにキャンペーンコードが付帯されている)。
これは、6月30日に他の契約を機種変更してスーパーだれとでも定額に切り替えているので、確認済みです。
それで、プラザの人が方方に電話で5回ぐらい問い合わせたところ、やはりW-SIMでもスーパーだれとでも定額に加入済みになっていると言います。
えぇ~っ、変じゃないですか? 申し込み出来ない筈なのに、116を使っちゃうと変更出来るの? で、My WILLCOMでおかしな画面が出るのは、ウィルコム本体でもスーパーだれとでも定額に向けたシステムの改修が間に合っていなく、スーパーだれとでも定額に変更するとこういった画面になってしまうというのです。
まあ、窓口契約でもキャンペーンコードの記載でなんとか問題を回避していたぐらいですからね。
という事でW-SIMのユーザーは、もしかしたら116を使うと裏ワザで、NGと言われているスーパーだれとでも定額に加入出来ちゃうかもしれません。
もちろん、みんなに対応している保証はどこにもありませんが。今、W-SIMなのにだれとでも定額に加入している人は、かなり可能性高いと思いますよ。
ちなみに、本体の混乱ぶりは6月30日の機種変更した契約でも現れていました。116の『②①』で『契約状態照会』を聞いたところ、だれとでも定額のままになっていて、My WILLCOMでもその表示。念のため、『②②①』を使ってスーパーだれとでも定額に切り替えておきました。
その後、My WILLCOMにログインしたところ、やはり「お客さまのご契約内容では、このサービスはご利用いただけません。」画面がこちらの端末でも出るようになりました。
うーん、ホントのところどうなんでしょ? 速く本体の改修を終えて欲しいものです。怖くて通話もパケットも使えません……。
やかん
やっぱ出来るんじゃん、という事ですね。
昨日しかたなく、機種変更するつもりでWILLLCOMプラザに行くと、「つい先日くらいに一部のSIMを除いてOKという通達があったのでつけられますよ」なんて一言が。
じっさい、昨日店頭でオプションをつけてもらいました。
で、My WILLCOMを確認すると、やっぱり上記画面が出ますね。
やはり状況が変わったようですね。
本日、PHSを家に忘れてしまってるので正確には
わかりませんが、WILLCOM 9<WS018KE>の時の
ものなのでRX420ALだと思います。
それと、誰とでも定額はつけてませんでした。
6月にホームページの注意点をよく読まず、新つなぎ放題⇒新ウィルコム定額プランS と変更しました。この時点では誰とでも定額はつけてません。スーパーをつけようと思ったらできなかったのでホームページをよく読んでオプション追加は7月からの予定と知り、7月に電話してSIMはダメと回答され、機種変更するつもりで店頭に行くとオプション付加できると聞き、オプション追加した次第です。
「J416◆DY//wVKWks
@j416dy
WILLCOMの黒耳に簾つけることに成功。単体黒耳で確認」
簾、というのはスーパーだれとでも定額の事のようです。ご参考まで。
*ハイブリがOKなのはプランGSがスーパーOKなので良しとしている
(プランGのハイブリは対象外)
*プランGSハイブリ以外のW-SIMについては2010以前契約分が対象
以上が条件でしょう
この前例で一度断られて諦めていた人も再度申し込みできます。
j416dyさんの黒耳は少し特殊な方法を使っており、スーパーだれとでも定額が始まってからの契約でした。
2ちゃんねるのWILLCOM SIM STYLE 【W-SIM】 総合スレ 018に本人が方法を書込しています。