少年野球の監督になるきっかけとして一番多いのは
自分の子どもが少年野球チームに入団し
グラウンドに足を運んでいるうちにコーチを頼まれ
※野球経験がある方に多い
前任の監督の退任のタイミングで声がかかるケースでしょうか
すでに我が子が卒団している場合もあれば
まだ我が子が在籍中の場合もあるでしょう
私の場合は我が子がまだ3歳くらいの時にチームを立ち上げたので
最初の3年くらいは我が子は在籍していなかったのですが
小1~小6まで在籍した後、約14年間は在籍していない状況です
我が子が在籍しているのと在籍していないのではどちらが良いのかといえば
それぞれに良い所とそうではない所がありましたね
ただ私なりに我が子が在籍していた6年間は次のようなルールを作ってました
・グラウンドでは「監督」と呼ぶこと※家でも時々監督と呼んでしまう弊害あり
・練習や試合など活動中は一切我が子とキャッチボールをしない※休みの日や家でやる
・野球への取り組み方や練習態度は良くて当然、それよりも試合での結果を求める
・我が子だからといって特別扱いはしない
最後の特別扱いは、ある意味やってしまってましたね・・・
チームがたるんでいる時や練習に覇気がないときは
無駄に我が子だけ叱られてました※ある方からは我が子が避雷針と言われてました
まぁ今となっては結構反省している部分でもあります
結局、少年野球の監督に求められてるもので一番大切なのは
「子どもが好き」であることだと思います
そもそも子どもが好きなのであれば、我が子なんて好きに決まってます
そんな中で在籍していた6年間の我が子は
教え子というよりは一緒に戦った仲間という感じでした
毎日やって当たり前、誰よりも頑張って当たり前、結果を出して当たり前
誰よりも早くグラウンドに行き、早く練習をしたいがために準備をする
腹痛でも動けなくなるまでリタイヤせずに練習をやり続ける
骨折しているのを我慢して試合に出続け、私にバレて交代させた途端に涙を流す
熱があったのにマウンドに立ち続けたサマーキャンプ
最後の秋季大会決勝トーナメントで延長の末1-2で敗れた時の
清々しい顔が今でも一番印象に残ってます
そんな我が子も中学・高校と勝手に野球を続け
27歳となった今でも野球をやり続け
監督としてではなく、父親としての私を楽しませてくれております
我が子が在籍しているチームの監督をやるのはなかなか難儀なことですが
それ以上に監督の息子であるというプレッシャーの中で
時には鉄拳制裁を受けながらも頑張り続け
最後まで野球を嫌いにならなかったことに
いつも「ありがとう」と思いながら
現在の17名の我が子達と、もっともっと野球を楽しみたいと思います
ちなみに、楽しむ=頑張る
ということを忘れずに