先日登板した北勢5町決勝大会では完封したものの
球審(待ちチームの選手)の
ストライクゾーンの狭さに苦労したそうです
内外ギリギリのコースは、ほとんどボール判定とされ
珍しく球審にゾーンの確認をしておりました
特に右打者の外角へのスライダーは
ベースをかすらせるように投球するのですが
スライダーが結構曲がるため
捕手が捕球する位置がかなり外になり
雰囲気的に(捕手が捕った位置で)
ボールと判定されてしまうみたいです
基本的にそのコースは見逃しや空振りを狙うボールなので
「今日はやけに奪三振が少ないな?」と思っていたら
「ギリギリのコースはストライク取ってもらえないから
当てられる(打ち返される)コースに投げるしかなかった」
と、言っておりました
ストライクゾーンが狭くても、甘い球を減らしながら
四死球を一つも出さずに投げ切るあたりは流石ですが
これはコントロールが良いというよりは
経験とメンタルの強さなんだなと思いました
(7イニング 5被安打 2奪三振 0与四死球 86球)
小学生時代から
やけにコントロールが良かったユマ選手(投手)
小学1年生時にルーキーズ入団してすぐに放った言葉が
「僕ピッチャーをしたい(なりたい)」
そこから彼なりにピッチャーを目指して
練習してきたんだと思いますが
特にこれといった特訓とか練習はなかったはずです
(よく一人で公園やグラウンドには行ってましたが)
ひとつ言えるのは
彼はいつもグローブとボールを触っていました
野球少年少女の親御さんの皆さんに聞いてみたいのですが
皆さんのお子さんは
練習から帰宅して自分のグローブはどこに置いてますか?
野球バックから出して
居間や自分の部屋に持ってきたりしますか?
もうかれこれ20年ほど前の話しなのでうろ覚えなんですが
ユマ選手(投手)は帰宅すると
まず素振りをしてから家に入ります
そして野球バックからグローブを取り出し部屋に持ってきます
毎日手入れをしたり、寝転んで真上投げをしたりしていました
いつ宿題をしていたのか?(学校でしていたらしい)
平日にゲームはしていなかったです(TV優先権は嫁はん)
ずっとグローブやボールを触っているので
グローブをはめたままや
ボールを握ったまま寝ていることがよくありました
いつもボールを触って時間をつぶしていたので
指先の感覚が異常に発達してしまったのかもしれません
中学・高校では硬式の道に進み
そこでも投手を続けるわけですが
普段は硬式球、合間にルーキーズではC球
草野球ではM球、バッセンではツルツルボールと
どんな球でもコントロールは健在でした
そこで生まれたユマ選手(投手)の名言が
「どのボールも丸いから、どれでも一緒!」
硬式をやってる子のあるあるで
軟式球は投げれない(投げたくない)
軟式球はコントロールつかない
っていう場面を時々みかけたり聞いたりしますが
私に言わせれば、「力一杯投げなきゃいいじゃん」
ボールの大きさや重さに合わせて力加減を調整する
これもひとつの技術だと思います
最後に
ただなんとなく好き!ではなく
何よりも一番好き!
っていうのが大切なんだなと思いました