靴を買う

私は、どうも服装や髪型など、いわゆるオシャレについてホント無頓着です。
まぁ、外見については昔からコンプレックスの塊だったのもあるのですが、はっきり言って「実用本位」「使えればそれでいい」って感じです。

靴だって、底が擦り切れるまで履いていました。
外観はそれなりだったのですが、安い靴だったので底に穴が開いていたのにも気がつかなかったのです（鈍感にも程がある？）

なかなか靴を買いに行かなかったのには訳があります。
服屋さんもそうですが、靴屋さんなど行きつけて無いので苦手なんです。
お店の中をウロウロしてもどうも浮ついてしまって手に汗かいちゃいます。
店員が、そんな私を見つけて
「今日はどのようなものをお探しで・・・」
なんて言われた日にゃぁ・・・逃げ出したくなるんです。

が、ついに今の靴は「ドライオンリー」
今日みたいに雨の日は、出前や買い物で店を出るたびに「レイン靴」（普段の外出用）に家の下駄箱で交換後、外に飛び出す・・・そう、F1でいうピットイン作業のようなものですな（笑）


さすがに買いに行きました。
近所の大型靴専門店へ行きました。
焦点定まらぬ怪しげな客を店員さんはすぐにロック・オン！
「どんな靴をお探しで？」
キターッ、と焦ったものの、もうこの場を早く離れたい一心で
「立ち仕事で疲れない甲高幅広タイプのを2足、予算は○円以内で」
と告げると、どんどん持ってきてくれます。
私はバブル世代（特に恩恵は受けてなかったけど・・）のせいか？名古屋人特有の一点豪華主義なのか？はたまたタダのガンコなのか？気に入ったメーカーこだわる傾向にあったのですが、店員さんの持ってくる靴は今まで履いた事のないものばかり・・・。

「？？？」と思いながら試着をしてみると、これが実に履き心地がいいんです。
そのうち
「これはちょっと浅いかなぁ～」
なんて一端なお客みたいなことを言う余裕が出てきます。

出してくれる靴を一通り履き倒して、2足に決定。
店員さん、どうもありがとう。そしてお疲れ様でした。
2足ともとても履き心地が良いです。
そして、あんまり高い靴じゃなくてゴメンね。