美人画=長夜

漢字【長夜】の読み方は、①ながよ、②じょうや、③ちょうや、とあるようだけど、画家(上村松園)のこの絵は、晩秋の夜が明けるまでが長い【ながよ】が、似合うようだ。
その絵をネットで探しダウンロードました。これはたぶん、原画を写したものだと思います！？。

その上村松園の画集を図書館から借りて、色鉛筆で真似て描きました。

描いたのは、ちょっと前の、かなり以前、の10年は過ぎた遠い一昔の記憶も定かで無いころなので、色も少々薄く褪せてきているようです。
その絵の美人をアップで写しました。

所詮色鉛筆の真似絵で、品格がないので、習字をしました。

清少納言の枕草子で、秋の夕暮れを詠った一文をかきました。
あきはゆうぐれ夕日はなやかにさして山きはいとちかくなりたるにからすの・・・以下省略、です。
その絵と文字のコラボの描いて、書いた和紙に裏打ちをして、ベニヤ板に貼り付けた全体図です。

文字を書いたことで主体の美人画の品格を益々失ったので、絵字板を単に飾るのではなく、一輪挿しも一緒に掛けようと竹で作りました。

花は、今時の菊で、我が家に咲いた二本の枝の一本を切り入れました。
ゴッチャ混ぜの、絵！字！花の姿が、このとおりです。

完璧に全て一人仕事ですので、見た目はスッキリしないでしょうが、そのところは、ご愛敬で見過ごして下さい。
久々のアップですが、ご訪問皆さま、ありがとうございました。