<介護職>低い賃金で疲弊 相次ぐ離職「仕事夢ない」
毎日新聞社(2014年4月27日)
過酷さの割に賃金が低いと指摘される介護職。政府も手は打ってきたものの、依然、他業種との格差は埋まらない。人材確保には、賃金アップか外国人の活用か・・・。ここへきて国の姿勢も揺れている。 【遠藤拓、佐藤丈一、中島和哉】
常夜灯がぼんやり照らす廊下を、おむつやタオル、ごみ箱を積んだ台車が行き来する11日深夜。東京都葛飾区の特別養護老人ホーム(特養)「葛飾やすらぎの郷」に勤めて3年目、生活援助員の宮崎梓さん(22)の夜は長い。
1フロアには約40人が入居する。大半は80~90歳代で7割は認知症だ。同僚と2人、一晩で4回は巡回し、おむつを替え、トイレを介助し、体位を変える。消灯後も徘徊する人はいるし、繰り返し呼び出しボタンを押す人もいる。
ひと息つけるのは午後11時の食事と2時間の仮眠の間だけ。「朝方トイレに行きたくなりそう。でも、呼ばないようにする」。そう気遣う女性入居者に、宮崎さんは「気にしなくていいんですよ」とほほ笑んだ。
月4~5回の夜勤日は、午後5時前から翌朝10時前迄の勤務。しかし、この日は引き継ぎ書類の記入やシーツの交換に追われ、朝食にありつけたのは昼近くになっていた。
◇平均を9万円下回る
正規職で介護福祉士の資格を持つ宮崎さんの月給は、手取りで約18万円。15万円を切るという同業の友人よりは「恵まれている」と感じる。とはいえ、介護労働者の賃金は他業種に比べて低い。
全国労働組合総連合のアンケート調査(昨年10月)では、手当を除く正規職の平均賃金は20万7795円。厚生労働省調査の全産業平均(29万5700円)を約9万円下回る。
長らく介護は主婦による家事労働とみなされてきた。職業としての確立が遅れ、低賃金から抜け出せない。
介護労働安定センターによると、介護職の離職率は17.0%(2011~12年)で、全産業平均(14.8%)を上回る。求職者1人に働き口がいくつあるかを示す2月の有効求人倍率は2.19倍。全産業平均(1.05倍)の2倍だ。
「家族を養えないからな」。首都圏の介護施設に勤める30代の男性介護福祉士は、結婚を機にそう言って「寿退社」していく仲間を大勢見送ってきた。
この道7年目。専門学校の同期80人のうち、続けているのは十数人。自身の手取りは初任給から2万円ほど上がり、ようやく月約23万円となった。が、同業の妻は初めて産んだ子の育休中。
共働きでなければ生活は成り立たず、保育所を確保出来るかが不安でならない。
「仕事に夢を見られない。このままなら、なり手はどんどんいなくなる」
日本海に臨む金沢市郊外の特養「やすらぎホーム」。入居する母(83)の昼食介助に隣の石川県野々市市から訪れる主婦(64)は通ううちに介護職員の疲弊を知り、入居者の家族と職員の処遇改善を求める署名に取り組むようになった。
母親が入居したのは06年10月。脳梗塞で半身不随となり、食事、排泄等すべてに介護が必要だ。感情が高ぶるとパジャマを歯で切り裂く。そんな母をてきぱき世話してくれる職員たちも、入居当初からの顔なじみは3人に1人ほど。
慣れた頃にはいなくなるからだ。この主婦は訴える。「親の面倒を見るかのようにしてくれた職員が、どんどん辞めている。専門職にふさわしい給料が必要です」
介護福祉士 介護職員の違いは解らない
在宅介護の場合の殆どは介護福祉士の派遣センターからの紹介だろう
介護職の賃金を引き上げても派遣センターが上前をハネルのでは?
介護に携わる人々は各市区町村の行政が雇用する仕組みを考えては如何か?
派遣業者もボランティアでやっているわけでもなかろう
介護職に限らずあらゆる職場で人手不足なのだそうだ
15歳から64歳迄の有効雇用率の低下もある
若い連中が働かない
こごとを言ったり注意をすると辞めてしまうらしい
ゆとり教育世代の子供達は甘やかされて育ちニートやフリーター?
スネをかじられる親もスネをかじる若者も大人に成っていない
社会保障と税の一体改革?
税金は湯水の如く無駄遣い
日本国民から集めた税金を海外支援? 無償借款で融資?
法人税引き下げ? 如何考えても理解出来ん
企業は税金を納める為に会社運営して居る訳では無い?
如何せ税金で持って行かれる金ならば好きな芸能人達に高額のギャラを払う?
宣伝広告費で経費として認められる
プロ野球球団を買い取って経常赤字?
社会保障の拡充どころか弱者・高齢者を邪魔者扱いする政策は官僚の指図か?
消費税率引き上げて社会保障には見向きもせぬ馬鹿政治屋共
政治資金集めのパーティー券大量買取企業を守る事が大事か?
組織票目当てで連合や経団連を敵に回す事が恐いのか?
下々の声なんざぁ聞く耳持たぬってか?
日本の政治の在り方を誰か正常にしてくれ!
毎日新聞社(2014年4月27日)
過酷さの割に賃金が低いと指摘される介護職。政府も手は打ってきたものの、依然、他業種との格差は埋まらない。人材確保には、賃金アップか外国人の活用か・・・。ここへきて国の姿勢も揺れている。 【遠藤拓、佐藤丈一、中島和哉】
常夜灯がぼんやり照らす廊下を、おむつやタオル、ごみ箱を積んだ台車が行き来する11日深夜。東京都葛飾区の特別養護老人ホーム(特養)「葛飾やすらぎの郷」に勤めて3年目、生活援助員の宮崎梓さん(22)の夜は長い。
1フロアには約40人が入居する。大半は80~90歳代で7割は認知症だ。同僚と2人、一晩で4回は巡回し、おむつを替え、トイレを介助し、体位を変える。消灯後も徘徊する人はいるし、繰り返し呼び出しボタンを押す人もいる。
ひと息つけるのは午後11時の食事と2時間の仮眠の間だけ。「朝方トイレに行きたくなりそう。でも、呼ばないようにする」。そう気遣う女性入居者に、宮崎さんは「気にしなくていいんですよ」とほほ笑んだ。
月4~5回の夜勤日は、午後5時前から翌朝10時前迄の勤務。しかし、この日は引き継ぎ書類の記入やシーツの交換に追われ、朝食にありつけたのは昼近くになっていた。
◇平均を9万円下回る
正規職で介護福祉士の資格を持つ宮崎さんの月給は、手取りで約18万円。15万円を切るという同業の友人よりは「恵まれている」と感じる。とはいえ、介護労働者の賃金は他業種に比べて低い。
全国労働組合総連合のアンケート調査(昨年10月)では、手当を除く正規職の平均賃金は20万7795円。厚生労働省調査の全産業平均(29万5700円)を約9万円下回る。
長らく介護は主婦による家事労働とみなされてきた。職業としての確立が遅れ、低賃金から抜け出せない。
介護労働安定センターによると、介護職の離職率は17.0%(2011~12年)で、全産業平均(14.8%)を上回る。求職者1人に働き口がいくつあるかを示す2月の有効求人倍率は2.19倍。全産業平均(1.05倍)の2倍だ。
「家族を養えないからな」。首都圏の介護施設に勤める30代の男性介護福祉士は、結婚を機にそう言って「寿退社」していく仲間を大勢見送ってきた。
この道7年目。専門学校の同期80人のうち、続けているのは十数人。自身の手取りは初任給から2万円ほど上がり、ようやく月約23万円となった。が、同業の妻は初めて産んだ子の育休中。
共働きでなければ生活は成り立たず、保育所を確保出来るかが不安でならない。
「仕事に夢を見られない。このままなら、なり手はどんどんいなくなる」
日本海に臨む金沢市郊外の特養「やすらぎホーム」。入居する母(83)の昼食介助に隣の石川県野々市市から訪れる主婦(64)は通ううちに介護職員の疲弊を知り、入居者の家族と職員の処遇改善を求める署名に取り組むようになった。
母親が入居したのは06年10月。脳梗塞で半身不随となり、食事、排泄等すべてに介護が必要だ。感情が高ぶるとパジャマを歯で切り裂く。そんな母をてきぱき世話してくれる職員たちも、入居当初からの顔なじみは3人に1人ほど。
慣れた頃にはいなくなるからだ。この主婦は訴える。「親の面倒を見るかのようにしてくれた職員が、どんどん辞めている。専門職にふさわしい給料が必要です」
介護福祉士 介護職員の違いは解らない
在宅介護の場合の殆どは介護福祉士の派遣センターからの紹介だろう
介護職の賃金を引き上げても派遣センターが上前をハネルのでは?
介護に携わる人々は各市区町村の行政が雇用する仕組みを考えては如何か?
派遣業者もボランティアでやっているわけでもなかろう
介護職に限らずあらゆる職場で人手不足なのだそうだ
15歳から64歳迄の有効雇用率の低下もある
若い連中が働かない
こごとを言ったり注意をすると辞めてしまうらしい
ゆとり教育世代の子供達は甘やかされて育ちニートやフリーター?
スネをかじられる親もスネをかじる若者も大人に成っていない
社会保障と税の一体改革?
税金は湯水の如く無駄遣い
日本国民から集めた税金を海外支援? 無償借款で融資?
法人税引き下げ? 如何考えても理解出来ん
企業は税金を納める為に会社運営して居る訳では無い?
如何せ税金で持って行かれる金ならば好きな芸能人達に高額のギャラを払う?
宣伝広告費で経費として認められる
プロ野球球団を買い取って経常赤字?
社会保障の拡充どころか弱者・高齢者を邪魔者扱いする政策は官僚の指図か?
消費税率引き上げて社会保障には見向きもせぬ馬鹿政治屋共
政治資金集めのパーティー券大量買取企業を守る事が大事か?
組織票目当てで連合や経団連を敵に回す事が恐いのか?
下々の声なんざぁ聞く耳持たぬってか?
日本の政治の在り方を誰か正常にしてくれ!