陽のめ見ぬ 路地裏に咲く 寒椿
貴方の持っているものを使って
貴方の居る所で
貴方が出来る事をやりなさい。
セオドア・ルーズベルト
「我々は此の世の中に対して何らかの使命を持って生まれてきた」とよく耳にする。しかし実際は自分の使命を明確に把握し、それに向かって生きている人間は如何ほど存在するか? 殆どの人間は自分の為すべき事、取るべき行動、生き方などを掴み切れていないのではないか。如何すれば自分の使命や生き甲斐を見つけ、それに向かって進むべき道が解るのだろう。
セオドア・ルーズベルトの此の名言には「誰にでも自分なりの力で出来る事がある」と云う意味が込められている。先ずは自分の出来る限りの事を決して無理はせず、今いる所で行動に移す事だ。
小さな事からスタートしよう!
なにも最初から世の中の人の為になるなどの大それた事をする必要はない。何故なら、人それぞれ年齢や環境、立場の違いがあるのだから当然。
先ずは身近な事、毎朝のゴミ出しや部屋の掃除からでも好いだろう。自分の為に何かが出来たなら、電車の中で席を譲る、身体の不自由な人を想い遣る、親孝行をするなど、次は目の前の誰かの為に行動する。
一番いけない事は、使命や目標が解らないと勝手な理屈をつけて何もしない事だ。どんなに些細な事でも、自分が出来る事を見つけ、それを積み上げる事で本当の生きる目標、使命が見えてくる筈。