2024年4月14日、日曜日、晴。ヒカゲツツジを観に九千部岳に。
駐車場に着くと車は3,4台。9時40分駐車場を出発。ドウダンツツジに花が沢山。
中尾根を登って、自然歩道で寺院に下り、東側の尾根から吾妻岳に登って、駐車場に戻る左回りの予定だ。
10時6分中尾根に取付く。
登り始めて岩場に差し掛かった所で、真直ぐ登ってから右に巻く所を、早めに右にから回り込み失敗したが、何とか本道に戻る。40分ほど登っった10時43分小ピークに着くと、木々の間に山頂が望めるまだ遠い。
ピンクの花が時々目に入る。陽当たりの良い所のミツバツツジが咲き始めている。
11時5分890mのピークに着くと、
2つの岩峰が見える。奥が山頂部の岩峰で、手前の岩峰あたりにヒカゲツツジが沢山見られる。山頂まで1時間弱だ。
890から2,3分下った所に大きな岩屋がある。
岩屋を過ぎたあたりで茶色くなってしぼんだ花が混じるヒカゲツツジを見る。
岩屋を過ぎると胸突き八丁の登りが始まる。
11時29分岩峰に着く。
岩峰の周りに、ヒカゲツツジが咲く。去年より1週間遅い訪問であったがどうやら間に合った。密集して咲かないのが可憐で良い。
なおも急勾配を登り、
11時43分九千部岳山頂に着く。こんな良い天気なのに誰も登っていない。皆さん何処に登っているのだろう。
山頂岩峰のヒカゲツツジも花盛り。
山頂からの眺めもいいですね。
国崎半島から口之津方向の眺め。
猿葉山・千々石から橘湾を間に長崎半島の眺め。
目の前は、石割山、矢岳、高岩山、絹笠山と温泉街を囲む山。
そして吹越側へ少し下った岩場から、田代原や
島原眉山の左に有明海を挟んで霞むのは金峰山だろうか。
吹越への分岐に下る途中で、早咲きのミヤマキリシマを観ることが出来た。
12時8分吹越分岐に着いて、田代原への道を取る。
下る途中道端に、これはコケイランだろうか。
12時53分遊歩道に出て、牧場を横切ろうとしたが、以前牛の糞で往生したのを思い出し、遊歩道を歩く。
遊歩道を歩くと、点々とハルリンドウが目に付く。
13時4分、車道に出て、
神代へと歩いて、吾妻岳東尾根取付きへと向かう。途中車道左下にはサイハイランが沢山。蕾が出ているのもある。ここを歩くことは殆ど無いので気が付かなかった。
車道を300mほど歩いたところで、13時14分東尾根の取付きに着く。
林に入れば、踏み跡も、テープもしっかりしている。テープなどは10m間隔ついている。以前登った時は尾根を外さないようにと手探り状態であった。
13時24分、登り上がって少し平らな所で分岐に出た。ここは真直ぐ吾妻岳だ。
2,3分も歩くと足元に、これはサイハイランだろうか夏エビネだろうか。
13時37分、731のピークに着く。以前は標識などなかった。
標高750mの急勾配が終わるあたりでロープの張られた岩場。このロープも以前は無かったと思う。
14時10分記憶にある岩場に着く。
左を巻くようにテープが相変わらず10m間隔でついている。
岩壁の左側を50mほど歩くと、14時15分岩の間に右上に登る道。木を掴んだり、木の根に足を置いて10mほど登り上がる。
登り上がれば、山頂へと緩やかな登りだ。が、1週間ぶりの山歩は暑さもあってか、最後の登りと思うと足取りは重くバテバテの進み。
14時25分、吾妻岳山頂へ着く。以前の東尾根と違ってルートは分かりやすくなっていたからますます登る人が増えるだろう。一方でルート探索の楽しみが消える。
こちらもミツバツツジが咲き始めた。
展望を楽しんでから田代原へと下る。15時田代原駐車場へ下山。これからの雲仙はヒカゲツツジ、ミツバツツジ、ミヤマキリシマ、オオヤマレンゲ、他にも色々な花が楽しめて暫くは飽きないだろう。