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登山と車旅

雲仙の山 2024.12.14 雲仙3座周回(妙見、国見、普賢)

2024年12月14日、土曜日、晴。前日天気が崩れたので、霧氷が観られるのではないかと早朝から雲仙へ。池の原駐車場を6時50分出発。

 7時22分仁田峠へ着くと、雲から抜けて陽が昇ったとこだ。
強風が吹き抜けるので、木々に積もった雪が風に飛ばされ舞っている。
妙見岳への登山道に入ると、昨日の下界の雨はここでは雪だったようで、薄っすらと地面を覆う。
天気が良すぎて乾燥しているのか、山頂部を眺めても霧氷は全く見られない。
標高を稼ぐにつれ、木々の枝にも霧氷のように見える雪が。

8時6分ロープウェイ駅に着く。後ろから登って来たロープウェイの係り員に会うと今日は霧氷無しと。
階段を上った所から眺める、普賢岳、国見岳、妙見岳も霧氷らしきものは見られない。
8時14分妙見神社。
霧氷のトンネルとなる所もこの通り霧氷ではなく雪。

少し進んで西風が吹きつける所に出ると、エビの尻尾が霧氷のように見えるがおそらく雪だろう。
朝日に浮かぶ九千部岳。
青空にくっきりと国見岳。枝の雪が霧氷ならと思う。
8時32分国見分れに着いて国見岳へと。鎖が岩に凍り付いているが手で引けばすぐに離れる。登る途中から眺める妙見岳。
8時45分国見岳山頂。ここの枝は雪でなく氷だ。
気温はマイナス5から6度だ。登るには寒くもなく汗もかかずに丁度良い気温だ。しかし強風が吹きつける所に出ると頬が痛い。

アイゼンを持ってきているから、江丸岳への尾根を下って、立岩の峰へと周回。
尾根に入るとけっこう雪があり、滑る所も出て来る。
10分ほど下って、アイゼンなしでは危うくなって来たからチェーンスパイクを着ける。
吹き溜まりは雪深い。
冬枯れで歩き易くなったと思っていた道は、道に張り出していた枝が伐採されているのだ。ありがとうございます。国見岳から鬼人谷への道が通行止めだから、この道を整備したのかな。しかし、この道も一ヶ所、岩から剥がれ落ちそうな所があった。
急坂のロープ場を抜けて、
鬼人谷へ下ると、赤のガムテープが点々と。
難所を下り終えて一息入れようとすると、ザックの外に置いたペットボトルの水が凍ている。飲み口も凍っていて水が出てこない。
冬枯れで、江丸岳のホークス岩も良く見える。

9時40分鬼人谷からの道に合流。ここにも霧氷無し。
9時45分北の風穴。ここの気温はマイナス4度。
多良山系の眺めが良い。
9時50分鳩穴分れに着いてアイゼンを外す。
鳩穴分れから、下って来た国見岳から江丸岳への尾根を眺める。

立岩の峰へと急坂を登り終えると、日陰には雪がけっこう積もっている。
10時8分立岩の峰に着く。霧氷の原となる所も冬枯れ一色。
空の青と一体となった有明海の眺めがいいね。
展望所に登り眺める普賢岳(左中央)も冬枯れ一色。右は国見岳。
10時26分霧氷沢に着くも、名ばかりで霧氷無し。
普賢岳に向かう山頂部は積雪1㎝ほど。
10時35分普賢山頂下に着く。
10時37分、普賢山頂着。先日火曜日とは一変して雪がある。まだ早いのか登山者は殆どなし。
青空の下に、国見岳、妙見岳、野岳。ガメラ岩はまだ雪を食めず。
天草灘は陽を受けて金色。その先に天草。
妙見岳と国見岳の吊尾根の先に橘湾。

山頂は風が強いので直ぐに下山。下る道は積雪はあるものの、陽が当たり、凍結もしていないからアイゼンなしで下る。

下り始めると、登山者が次から次へと登って来る。11時紅葉茶屋に着く。

紅葉茶屋からの下り始めは雪が見られたが、
2分と下らぬうちに、嘘のように登山道から雪が消えた。この辺り(標高1200m)が降雪の分かれ目であったのか。
11時13分アザミ谷を過ぎて、ロープウェイ駅近くまで来ると、気温は上がり汗ばんでくる。
11時28分ロープウェイ駅に着いて、
仁田峠に下りれば、駐車場はけっこう埋まっている。
11時51分池の原駐車場に下山。循環道路が通れればここから登る人はいないから閑散としている。昼前に下山できたから昼食は車で。天気には恵まれたが霧氷には恵まれない日でした。年内もう一度挑戦かな。


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