2019年10月10日、霧雨。栗駒山の名前は前から耳にしていたので一度は登ってみたいと思っていた。前夜、岩手一関の道の駅に泊まる。6時45分駅を出発し、宮城県側の栗原市イワカガミ平登山口駐車場に8時前に着く。駐車場はがら空きだ。8時31分出発。ルートは東栗駒山を経て左回りに登り戻る行程だ。
登山口から紅葉だ。右の登山道が東栗駒山への道だ。直進すれば栗駒山だ。下山はここに出るのか。
登山道は紅葉が美しい。
登り始めて1時間、9時23分に沢に出合う。沢の中、右岸を沢に浸からぬように100m遡上し、流の浅い露岩の所で左岸に渡る。
渡渉後10分も歩くと灌木となり、東栗駒山と思われるピークが前方に見えるようになる。
灌木帯は直ぐに終わりハイマツとなる。
9時56分東栗駒山に着く。登山口へは何とか視界が利く。晴れていれば鮮やかな紅葉が見れたであろうな。中央の白いところが登山口駐車場だ。
栗駒山は雲に包まれかすかに見えるのみ。稜線に出たので霧雨が吹き付ける。
一瞬栗駒山を包む雲が切れるが、この程度にしか見えない。
茶色く黄葉した中央あたりから、ガレた直登を階段状に登る。山頂手前で左から登山口を直進で登る道と合流する。10分ほどガレた斜面を登り、10時57分山頂に着く。この天気でも山頂には紅葉時期とあって多数の登山者が。半数は須川温泉側に下る。
雲が切れそうに見えたので山頂に30分ほど留まると、雲の下は見渡せるようになる。
下りながら眺める栗駒山の山肌は紅葉真っ盛りだ。
駐車場まで下ると陽はないものの霧雨はすっかり上がり、黄葉も鮮やかだ。
12時20分駐車場に下山。朝とは一変し駐車場は満杯だ。正面に見えるのは東栗駒山だ。
栗駒山の行程、
登山口8:31-9:23渡渉-9:56東栗駒山-10:57栗駒山11:25-12:20登山口
今回の山旅はこれで終わり。九州に戻らねば。
翌日、山形高畠町の道の駅に泊まり目の前の安久津八幡神社三重塔に見入る。
鳥居の下に「じじばば石」なる面白い名の大きな石を参道の左右に見る。
喜多方に寄り、喜多方ラーメンを夕食、朝食と食べ日本海側を走り17日に長崎に戻る。