見出し画像

登山と車旅

宮崎の山 2023.02.11 双石山(ぼろいしやま) 象の墓場

2023年2月11日、土曜日、曇。天気予報では晴であったが、高曇り。予定通り双石山(ぼろいしやま)へ。清武町から眺める双石山。

小谷登山口へ9時半に着き、9時40分出発。

登山道に入ると、前回22年10月の記憶と比べるとこんなに禿山だったかなとビックリ。
前回の同じ所の写真があったから比べると、緑が枯れただけで何も変わっていない。こんなにも変わるものかとまたビックリ。

少し変わったのは禿山に苗木が植えられたことかな。

9時55分三段梯子への分岐を右に見送り、

針の耳(天狗岩・空池)のルートを進む。三段梯子を取ると針の耳をパスして空池の直ぐ先に出る。
ここから林間の登りになる。

5分ほど登ると、10時塩鶴登山口からの道を左から合流し山頂へ。
磐窟神社(いわや)は目の前に見える。
登山口のエリアマップに加筆して用いれば、この辺りはこんな位置関係だ。
神社から5分ほど歩けば10時5分天狗岩の下に出る。

岩の基部に針の耳神社(高さ1mほどのお社)。
天狗岩の右横に10mほどの岩場がある。ロープが張られているが頼らなくても十分登れる。
登り上がったところで、針の耳をくぐる。
くぐり抜けると、下に見えるのが空池だ。

針の耳を振り返れば、いつ崩れてもおかしくなさそうな岩の下の穴だ。

下った空池の出口はチョップストーンだ。ずり落ちずに頑張ってますね。

抜けると直ぐに、10時19分三段梯子からの道を右から合流する。

ここから5分と歩かないで、10時24分尾根コースと谷コースの分岐に着く。谷コースは下りに使ってくださいとあるので、左の尾根コースを取る。
梯子とロープの坂道を尾根に登り上がると10時28分左手に大岩展望所だ。
綱を掴んで腕力で登る。
登り上がって、さらに右を巻いて岩の上に出る。

宮崎市街地が眼下に望める。平らなので端に行かなければ安全だ。
大岩を下りて、岩尾根を登る。
尾根を10分ほど登ると、右から谷コースが合流する。

ここから1,2分で第2展望所道標を見て左に登ると直ぐに広々とした第2展望所に10時46分立つ。

宮崎市街地が望める。右下に位置する空港が半分ほど見える。

山頂への道からそれるが第2展望所から2分で第3展望所とあるのでこちらに寄り道。

同じ方向が見える展望所だ。こちらは空港の海に突き出た滑走路まで見える。
晴れていればもっとはっきり見えるのだろう。
双石山への登山道に戻り、右側がやや急斜面の稜線の道へと入る。

稜線の道は木の根が張った道で、緩やかな登降を繰返し登って行く。
西側(進む方向では右手)に断崖や急斜面を持つ山なので、所々で登山道に急斜面が迫る。ただ登山道は狭い所で幅3,4mはあるのでよそ見をしなければ危険はない。
稜線の道から西側を巻くようになると、
間もなくの11時9分桧山分れ・瓢丹淵への道を左に見る分岐に着く。
桧山分れ側のピークまで登ってみたが樹木に覆われて展望は無し。
登山道に戻って数分ほど歩くと、11時19分避難小屋が見えた。小屋から煙が立ち昇っている。

中を覗くと、週一で通っていると云う関係者が火を起こしたばかりだ。利用は無料だが小屋の維持のための協力金程度をお願いとあった。簡単に登ってこれるいい山小屋だ。
小屋の裏からの眺めは展望所より標高が高い分眺めが良い。
小屋から少し歩いて急坂を下り、

根が張る稜線の道を、小さな登降を繰返す。
11時32分ヤッコソウの案内を見る。枯れてはいるが姿はうかがえる。
ここから10分ほど歩くと虎ロープの張られた坂道となり登り上がると11時46分双石山山頂だ。
登山口には20台近く車があったが、山頂には2人ほどしかいない。反対側の姥ケ嶽神社から登って来た人も登山者に会わなかったという。何処に消えたのかな?
展望はあまりなく、西に鉄塔が林立する山が見えるが何処か分からない。
今回は九平登山口(姥ケ嶽神社)へ下るのは止めて、往路を第2展望台まで戻り、谷コース、三段梯子、塩鶴登山口へと歩いてない道を下って見よう。戻る道は同じだが所々左手から急斜面がせまるので気を抜かずに下ろう。
12時31分避難小屋まで下り、
12時31分第2展望所の前を通り、
1分下って、谷コースへの分岐に着く。
急な下りだが危険個所はロープを頼りに下る。
10分ほど下った所で尾根コースの道と合流。
ここから3分ほど下って、12時46分三段梯子への下りを左に見てこれを取る。真直ぐ進めばすぐに空池だ。
直ぐに梯子の下りが始まる。3つの梯子が地形に倣って間をおかずに連なる。
下り終わった所に象の墓場の道標を見る。これは変わった名前だ。前回はエリアガイドも無く、このルートも歩かなかったから見落とした。興味津々で向かう。
緩やかに登る道を、どこまで登るのだろうかと不安を抱きながら進むと、12時56分目的地に着いたようだ。

左を見ると岩峰が2つ向かい合う。

片足がかろうじて入りそうな狭い所を下る。

底まで降りると象の墓場の標識。
先まで進み振り返ると、20m近くは有ろうかと云う垂直の岩が向き合う空間だ。圧巻な眺めだ。

三段梯子の下に戻り、倒木が横たわる道を下り、
往路で見送った三段梯子の分岐に13時13分出た。

ここから5分ほど登り返して塩鶴登山口への道を取る。
下る道は若い植林の中だ。
途中振返れば双石山の眺めだ。

13時32塩鶴登山口に下山。
車道を300mほど登って小谷登山口へ13時40分戻る。2度目の双石山だが初めてのルートを歩いたのと象の墓場に圧倒され大満足。


今日の行程、
小谷登山口9:40-10:05天狗岩-(尾根コース)ー10:46第2展望所-11:19避難小屋-11:46双石山山頂11:52-12:13避難小屋-12:31第2展望所-(谷コース)-12:43三段梯子上-12:56象の墓場-13:13三段梯子分岐-13:32塩鶴登山口-13:40小谷登山口。

車で帰る途中、塩鶴集落から眺める双石山の眺め。

道の駅へ帰る途中で前回利用した温泉が改装中、スマホで調べたら道の駅近くで、焼却場に隣接するエコクリーンほがらか湯があった。宮崎市外者も高齢者は100円と市内者と同じなのはいいね。帰りにたまった洗濯もして昨夜の宿に戻る。

12日は朝から晴れていたが今は薄曇り、明日は雨そうなので山は登れそうもないが、行縢山(むかばきやま)に登りたいので、延岡で停滞かな。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事