2021年4月7日、晴、水曜日。久し振りに雲仙3座周回をしよう。出発は仁田峠だ。霧氷の時期は循環道路が通行止めになることが多く、池の原から登っていた。循環道路からは雲仙3座が眺められる。
9時35分仁田峠を出発。妙見岳から右回りで周回しよう。
中腹まで登ると先日登った山々が一望だ。黄砂で霞んでいるのが残念だ。花も霧氷もないこの時期の仁田峠はガランとしている。
10時13分妙見神社に着く。
妙見岳の頂に立ち寄る。
展望はこれから歩く稜線の先に国見岳、その右に普賢岳(背景の平成新山に埋もれる)が一望。
妙見岳の西側山腹を巻く道からは、九千部岳(左)と吾妻岳が望める。
花もない霧氷もないこの時期は登山者にほとんど会うこともなく、鳥のさえずりと、緑の静寂を満喫だ。吹越分岐を左に見送り、国見分れから国見岳への登りにつき、振り返るとアザミ谷から立ち上がる荒々しい妙見岳の姿が望める。
10分程の登りで国見岳の頂に10時44分着く。気温11度だが陽射しが暖かい。
山頂からこれから歩く江丸岳への稜線を望む。5月初め(昨年は5月10日頃)にはピラミッドピークの先の稜線がミツバツツジでピンクに染まるのだろう。その先には有明海だ。
国見岳の頂から少し下った所から九千部岳(中央)への稜線(九州自然歩道)と左に猿葉山が望める。
稜線の笹は奇麗に刈られているから足元も安心だ。また朝露で濡れないのもいいね。
向かうピラミッドピークが稜線の険しさを語るね。江丸岳手前鞍部までは急坂が3ヶ所ほどある。ロープは張られているが磨かれて滑り易いので要注意だ。
ピークから眺める普賢岳(右)は平成新山と被らないからがはっきり見える。
立岩の峰からなだらかな稜線が続く山だ。
振り返る国見岳はこちらからは鈍頂に見える。
鬼人谷に下ると1㎝にも満たない小さな花が地面を覆う。
11時30分紅葉茶屋からの道に合流して、11時39分鳩穴分れに着く。
立岩の峰に11時53分に着いて間近で平成新山を眺める。目の前で蒸気が噴き出ている。
ここから普賢岳まではもうすぐだ。
霧氷沢に下って緩やかに登り返して普賢岳の頂に12時13分着いて昼食。
野岳
妙見岳
妙見岳から国見岳稜線
国見岳
山頂の風はまだ冷たいですね。アザミ谷へ下る途中でハナネコノメ、
アザミ谷まで下ると白い花を付けた木が目に留まる。
13時21分仁田峠ロープウェイに下山。
展望台の下の三角点の所に上大野木場まで3.8㎞の道標がある。歩いてみたい。行程として2つぐらいか。
①池の原・仁田峠から上大野木場に下りバスで雲仙ゴルフ場に戻る。
②数時間で往復できそうだから仁田峠・上大野木場を往復。
仁田峠から登ったので吹越や池の原に比べ1,2時間早く下山できた。仁田峠からは楽でいいね。時間もあるから池の原でワラビ採り。ゼンマイと思えるものは沢山あったが、これがゼンマイなのか良く分からぬので数本採って来た。
今日の行程、
仁田峠駐車場9:35-10:16妙見岳頂-10:28吹越分岐-10:35国見分れ-10:44国見岳10:47-11:17江丸岳鞍部-11:32山車-11:39鳩穴分れ-11:53立岩の峰-12:13普賢岳12:28-12:43紅葉茶屋-13:02アザミ谷-13:21仁田峠ロープウェイ