2023年1月12日、木曜日、曇。先週、烽火山から現川駅に下る途中、地形図に払畑集落から帆場岳へ道があったから、本当にあるのか探索に。
午後からだったので、登山口だけでもあるのか見てみようと。地形図の該当場所に着けば、民家の下から山に向かって急坂がある。
少し登ってみよう。
山道も少し登ってみよう。深くえぐれた道が登山道だろう。200mほど登ってどうやら道は残っていそうだと確信。様子見のつもりが山頂まで登ってみようと云う気になる。登山靴に履き替えに一旦車に戻る。
12時54分、帆場場岳へ。あらためて登山道紹介。登山口は加勢首林道始点脇を右上に登る道だ。
2,3分も登ると階段が出て来た。
階段を登ると給水槽だ。
給水槽の脇を数m登って尾根に取付く。
12時58分尾根に取付く。左側に深くえぐれた登山道があるが、落葉や枯れ枝で登りずらいので横の林を登る。
所によっては本来の道を歩いたりするが、
深くえぐれたところは、植林の道に逃げる。
登り始めて20分ほどの13時13分尾根に出た。
尾根の反対側を覗けば作業道だ。ここで尾根が変わる。
帆場岳までは登り続けるのだからと、作業道を左下に見ながら尾根を登る方向に進む。地形図で方向も確認しました。
3,4分も登ると作業道に出た。作業道の右に登山道らしきものが有るのでこれを登る。
さらに2分ほど登るとまた作業道に出た。同様に作業道の右に登山道だ。
こんな繰り返しは、気が進まぬので右の尾根を登ろうと。登るうちに地形図の登山道を外れて行く。
地形図の登山道に戻ろうと歩けそうなところを見つけたら古い作業道だ。あわや藪漕ぎかと思ったがそれほどでもなかった。
古い作業道歩きは3,4分で終わり、13時26分再び作業道に出た。どうやら作用道は九十九折になっているようだ。
今度は素直に作業道脇の登山道を進む。
またまた作業道に出た。素直に横切り登山道に入る。
2分ほど登ると今度は車の轍がある道に出た。地形図を確認すると林道のようだ。
地形図に従い左に進むと、50mほど歩いたところで13時34分鳥居の前に出た。ここも八天狗だ。こうも八天狗に出会うと何の神かと思いネットで検索したら、「天狗は、信仰又は、想像上の霊神であって、防災、鎮火の守り神として信仰され、平素は山中に住む」とあった。少し分かったような分からぬような。
登山道はここから上に延びるので、鳥居をくぐりわずか登ると、また作業道横断。
ここからは普通の登山道だ。
5分弱歩くと、13時41分八天狗の祠の前に出た。
道を更に先に進む。GPSを確認すると494のピークに向かう、地形図の登山道を通り過ぎている。そんな分岐は無かった。この道を進んでも純心大からの登山道に合流するだろうとそのまま進む。
八天狗から2分ほどで作業道に出て、50mほど真直ぐ進むと、
13時45分純心大からの登山道に合流。
登山道を一登りして、
13時50分、494のピークに着いて、地形図の登山道を探すが見つけられない。
植林と樹林の境だろうと覗くが踏み跡など確認できない。
494から少し下って、登り返すと、赤白の鉄塔を見て、14時1分帆場岳に着く。登山口から約1時間で登れた。
今にも雨が降りそうな空であったが、意外に見通しは良かった。
長崎港の眺め。左端が烽火山だろう。
右から左へ烽火山から現川への眺め。
雲仙もかすかに見える。
戻りは、494の手前鞍部から南側の作業道に下り、地形図の登山道を探したがやはり見つからず。おそらく作業道が出来て無くなったのだろう。もしこの道が有ったら八天狗の祠も見なかったであろうからこのままが良い。
ここから先は作業道沿いの登山道を下ったほかは、往路の道を下り14時56分下山。ほぼ往復2時間の行程だ。現川駅から登山口まで歩いても30分ほどだろう。またマイカーなら現川駅の近くの現川森の丘公園に車を停めても良い。