2023年1月10日、火曜日、晴。年明け最初の火曜登山だ。午後から集会があるから近場の八天岳に。
(23年1月4日に井樋ノ尾稜線から眺めた八天岳(中央)
八天岳北側の大鳥居前を9時37分出発。鳥居の脚下に八天狗と十二支公園(申)の案内がある。
3,4分も歩くと山が見えてくる。右が八天岳への尾根だろう。
舗装道を10分ほど緩やかに登って行くと、9時48分左手に階段を見る。
ここが八天岳への登山口で「天狗と大蔵の里」の案内板がある。案内板には十二支公園も小さく書かれている。
階段を登った右手が土俵しかない十二支公園(申)だ。
公園からよく整備された急斜面の木段の登山道を登る。
15分ほど登った10時5分石碑の前に着く。下山後麓の方からここの石には天狗の絵が描かれていたと聞かされたが、その面影は全く見当たらなかった。
ここを過ぎると急勾配の登りは終わり、尾根の登りとなる。途中稲妻大蔵が鍛錬に使ったと云う鍛錬石(勝手な呼称)を右手に見る。
鍛錬石から10分ほど登って、10時25分八天狗・稲妻大蔵の記念碑の前に着く。
明るく陽当たりが良いから、Tさんの娘さんが母がいつもお世話になっておりますと礼状を添えて送ってくれた美味しいどら焼きを賞味。先ずは天狗様にお供えしてから。ご馳走様でした。
一服しながらの談義後、100mほど先の三角点に10時46分着く。さてここから先は、往路を戻るか、前回歩いた道なき西尾根(青線)を下るか。時間もたっぷりあるから急勾配の西尾根をとなった。
ところが、先導役の吾輩が林をかき分け進むうちに、方向を勘違いして西に進むところを南に進んでしまった。方向を修正しようと考え始めた、とその時(ポツンと一軒家口調)、なんと踏み慣らされた登山道に出た。この道を下って見ようではないか。怪我の功名と云おうか。
GPSを見ながら下って行くと、前回下った尾根と並行しているからと安心して下る。急斜面の道は足元が斜めで滑り易い。
ところが途中でいきなり南に向かって下り始める。このまま進めば戻るのが大変だぞ。焦る気持ちを抑えて下ると、間もなく進む方向は元に戻ってホッ!
下る道には大きな石がゴロゴロ。それを停めているのが立木だ。怖い道です。
11時20分、視界が開けた所に出て飯盛山(左)、松尾岳(右)を見る。
陽当たりも良いのか、早くも春の息吹。
歩くこと間もなく、登山道から里山の道になる。念じていた場所にどうやら出られそうだ。
12時29分、忽然と八天狗の鳥居が現れる。鳥居の奥に諫江札所。
鳥居前の舗装道を100mほど下ると11時38分車道に出た。八天狗と札所の案内がしっかりとある。下ってきた登山道は八天狗の参道だったのか。
車道を歩いて行けば迷うことなく駐車場だ。一安心。
11時55分、終点バス停の下後古場に着く。無事下山。予定通りの下山時刻だ。眺める景色は里山だ。
おまけは、兎年なのに道脇にヤギ園?
風が少々あったが登山日和であった。新しいルートを見つけたのも良かった。八天岳から西へ下った登山道(参道)は記念碑の前からの道と推測する。以前記念碑から少しばかり探ってみたが、南側へ下る登山道ばかりと思って途中で引き返した。機会があればしっかり探ってみよう。