2017年5月10日、曇。天草諸島の最高峰と2位の倉岳と矢筈嶽に登る。
登ると云っても8時に道の駅有明を出発して、林道で倉岳山頂直下の駐車場へ8時40分に着くから、ほとんど登っていない。
8時58分鳥居をくぐり倉岳へ。
10分も登ると山頂に9時9分着く。
山頂から棚底湾が展望できる。
山頂の周りには複数の神社がある。麓の各集落の神社なのであろう。
駐車場に戻り林道を矢筈嶽に向かうと、10時7分三角点への案内標識が目に入る。
なるほど林の中の三角点は案内が無ければ気付かずに通過してしまう。
三角点から数分歩くと10時15分林道終点で立派な金刀比羅宮の鳥居を見る。
3分歩ほど進むと、古い鳥居をくぐり、
10時18分、金刀比羅宮の祠がある矢筈嶽の頂に着く。
矢筈嶽の標識は祠の後ろにある。金刀比羅宮の前を先に進めば、地形図にはないが棚底集落側(南東側)へ下る矢筈嶽花道登山道だ。
往路を戻り11時2分駐車場に着く。天草1,2位の山は山頂近くまで続く林道のおかげで山頂に楽に立てた。
この時間なら念珠岳に登れるだろうと、来た時とは反対方向に下ると、棚底集落から矢筈嶽(左)、倉岳が並んで眺められる。
棚底から県道を大谷に入り、この辺りから念珠岳に登る登山道が地形図にはあるので、車道沿いに登山口の案内は出ていないかと注意して走るが見当たらない。念珠岳の山並は目の前に広がるのに。
仕方なく二弁当峠から登ろうと向かう。途中、教良木ダム湖の展望台から祝口観音の滝を眺める。
13時トンネル手前から右に入り車を止める。ここが本当に観海アルプスの二弁当峠なのだろうか?
周りを見渡すと案内板があり一安心。13時8分出発。
案内板の隣の道標によればこのトンネルを抜けて、すぐに右に曲がれば念珠岳方面となっている。
トンネルを抜けてしばらく舗装道を歩けば左手に縦走路があるはずだ。注意しながら歩くもそれらしい踏み跡も道標もない。
いずれにしろこの舗装道を歩いて行けば念珠岳の道標を見るだろうと進む。少々不安になりながら40分ほど歩いたところで、13時46分念珠岳への道標を見る。ここが登山口だろう。ここまで車で来られるではないか。往復1時間半のロス。
登山道と云っても尾根筋を歩く九州自然歩道なので道は明るく整備されている。14時18分大谷集落(西側)へ下る道標を見る。大谷集落の県道から登る道を探せなかったのは残念。
20分ほど歩いた14時42分、二間戸集落(東側)に下る分岐を見る。
14時53分、念珠岳への道標を見る。念珠岳は縦走路から左に折れて登りあがるのだ。
10分ほど樹林の中を登ると15時2分、目の前が開けた頂に出る。日の丸の旗が???
展望は東に開けるが霞んでいる。眼下に見えるのは二間戸港だ。一服したのち往路を戻る。
登山口手前で北に進む方向になると、目の前に明日登る予定の、次郎丸嶽
蕗嶽・白嶽が見えるようになる。
16時28分登山口手前まで下り、往路でも見た道標をあらためて眺めれば、二弁当峠の示す道が往路で見つけられなかった縦走路ではなかろうか。確認したいのはやまやまだが、時間も遅いので往路を下る。
17時3分駐車場に下山。今回の天草は下調べもなく登っているので無駄も多いい。
念珠岳の行程
二弁当峠13:08-13:46登山口-14:42二間戸分岐-15:02念珠岳15:14-15:31二間戸分岐ー17:03駐車場