7月28日、曇。昨日は丸一日休養した。南アルプスに入って以来梅雨明けはまだなのではと思わせるほど毎日ぐずついた天気が続いている。
4時起床、ホテル隣の牛丼屋で朝食を済ませ、地鉄富山駅から5時40分の電車に乗り、ケーブルカー、バスを乗り継いで7時50分室堂に着く。
ここからの計画は、室堂-五色が原-薬師岳-北ノ俣岳-黒部五郎岳-三俣蓮華岳-鷲羽岳-雲の平-高天ヶ原-水晶岳と歩き、その先は野口五郎岳から船窪へ行くか、双六から槍ヶ岳、大キレット、奥穂にするか、山行中に決めればよいと思っている。予約の必要な山小屋はないので、気ままに行こう。
初日は室堂から五色ヶ原山荘まで5時間15分の行程だ。その先のスゴ乗越小屋までは11時間の行程なので、中途半端であるが五色ヶ原山荘となってしまう。
8時室堂を出発。
室堂の標高は2,400mを超えているので、今日の最高点は2,850mで標高差500m弱なので楽な登だ。立山との分岐一ノ越から浄土山分岐までと、ザラ峠から五色ヶ原までの間に短時間だが急坂の登りがある。
鬼岳付近の残雪を通過するときにはガスで視界がないので緊張する。
獅子岳山腹のお花畑は白や黄色の花が満開だ。
チングルマ
シナノキンバイ
ザラ峠の先の五色ヶ原は雲の中だ。雨が降り出さなければよいが。
ザラ峠を登り返し、五色ヶ原に出ると雲の中に入り雨となった。12時35分今日の泊まり五色ヶ原山荘に着く。
予想もしなかった風呂がここにはあった、望外の喜びである。
部屋も空いていてゆったりだ。
本日の行程、
地鉄富山5:40=7:50室堂8:00-8:55一ノ越-9:30浄土山分岐-11:05獅子岳-12:00ザラ峠-12:35五色ヶ原山荘
7月29日、朝から雨だ。
2日目はスゴ乗越小屋までの5時間50分の行程だ。薬師岳山荘までは10時間、太郎平小屋までは12時間。天気次第で薬師岳山荘まで行けるかもしれない。
山荘を6時に出発。越中沢岳の登りは斜面を雨水が流れるほどの雨だ。
予定より1時間早く10時40分にスゴ乗越小屋に着いた。雨が激しいので薬師岳を越えて薬師岳山荘まで行くのは諦めた。
小さな山小屋だが、宿泊客も少なくゆったりだ。濡れた衣類と登山靴を乾燥室で乾かす。
本日の行程、
五色ヶ原山荘6:00-6:30鳶山-8:00越中沢岳-9:15スゴノ頭-9:50スゴ乗越-10:40スゴ乗越小屋
7月30日、雨のち曇。
今日も朝から雨だ。3日目は太郎平小屋までの6時間5分の行程だ。6時に出発。雨は昨日ほどでない。
薬師岳に近づくにつれ風も強くなり、カッパのフードをたたく雨がピシッピシッと聞こえる。
9時15分に薬師岳山頂に着くもガスが濃く視界は50mもない。
立止っていては冷えるのですぐにザレの斜面を下る。
薬師岳山荘側から登ってくる登山者に合わない。視界は濃いガスで閉ざされている。下っている方向はコンパスで確認し間違っていないし踏み跡もある。
間違って東南稜に入ったか?山頂から15分ほど下ったところで、不安になり薬師岳の山頂に戻る。
山頂をぐるり回ったが登山道は登ってきた道と、薬師岳山荘への下りの道しかない。視界があればすぐ分かるのだが。
再度同じ道を薬師岳山荘に下る。先ほど引返した辺りまで下ると、登ってきた登山者に合う。確認すればこの道を下れば山荘だ、ホッと一安心。
10時30分薬師岳山荘に着く。雲の下に出たようで雨は上がる。薬師平のお花畑は先ほどの不安で疲れた心まで癒してくれる。
薬師平を過ぎ薬師峠までは沢の中を下る岩礫の道だ。昨日ならこの沢は雨で増水していたことだろう。
沢を抜け、11時40分薬師峠のキャンプ場に着く。
しばらく緩やかに登り太郎兵衛平の木道に出る。
今日の泊まり太郎平小屋に12時5分着く。
時間以上に疲れた。15時頃には雲も高くなり小屋から薬師岳が見える。明日は晴れてほしいものだ。
ここは折立-雲の平、薬師岳-黒部五郎岳への要の小屋だが、平日と連日の雨で空いている。小屋が空いているのはゆったり寝られ小生にとっては良い事だ。
本日の行程、
スゴ乗越小屋6:00-7:00間山-8:25北薬師岳-9:15薬師岳9:50-10:30薬師岳山荘-11:10薬師平-12:05太郎平小屋
4時起床、ホテル隣の牛丼屋で朝食を済ませ、地鉄富山駅から5時40分の電車に乗り、ケーブルカー、バスを乗り継いで7時50分室堂に着く。
ここからの計画は、室堂-五色が原-薬師岳-北ノ俣岳-黒部五郎岳-三俣蓮華岳-鷲羽岳-雲の平-高天ヶ原-水晶岳と歩き、その先は野口五郎岳から船窪へ行くか、双六から槍ヶ岳、大キレット、奥穂にするか、山行中に決めればよいと思っている。予約の必要な山小屋はないので、気ままに行こう。
初日は室堂から五色ヶ原山荘まで5時間15分の行程だ。その先のスゴ乗越小屋までは11時間の行程なので、中途半端であるが五色ヶ原山荘となってしまう。
8時室堂を出発。
室堂の標高は2,400mを超えているので、今日の最高点は2,850mで標高差500m弱なので楽な登だ。立山との分岐一ノ越から浄土山分岐までと、ザラ峠から五色ヶ原までの間に短時間だが急坂の登りがある。
鬼岳付近の残雪を通過するときにはガスで視界がないので緊張する。
獅子岳山腹のお花畑は白や黄色の花が満開だ。
チングルマ
シナノキンバイ
ザラ峠の先の五色ヶ原は雲の中だ。雨が降り出さなければよいが。
ザラ峠を登り返し、五色ヶ原に出ると雲の中に入り雨となった。12時35分今日の泊まり五色ヶ原山荘に着く。
予想もしなかった風呂がここにはあった、望外の喜びである。
部屋も空いていてゆったりだ。
本日の行程、
地鉄富山5:40=7:50室堂8:00-8:55一ノ越-9:30浄土山分岐-11:05獅子岳-12:00ザラ峠-12:35五色ヶ原山荘
7月29日、朝から雨だ。
2日目はスゴ乗越小屋までの5時間50分の行程だ。薬師岳山荘までは10時間、太郎平小屋までは12時間。天気次第で薬師岳山荘まで行けるかもしれない。
山荘を6時に出発。越中沢岳の登りは斜面を雨水が流れるほどの雨だ。
予定より1時間早く10時40分にスゴ乗越小屋に着いた。雨が激しいので薬師岳を越えて薬師岳山荘まで行くのは諦めた。
小さな山小屋だが、宿泊客も少なくゆったりだ。濡れた衣類と登山靴を乾燥室で乾かす。
本日の行程、
五色ヶ原山荘6:00-6:30鳶山-8:00越中沢岳-9:15スゴノ頭-9:50スゴ乗越-10:40スゴ乗越小屋
7月30日、雨のち曇。
今日も朝から雨だ。3日目は太郎平小屋までの6時間5分の行程だ。6時に出発。雨は昨日ほどでない。
薬師岳に近づくにつれ風も強くなり、カッパのフードをたたく雨がピシッピシッと聞こえる。
9時15分に薬師岳山頂に着くもガスが濃く視界は50mもない。
立止っていては冷えるのですぐにザレの斜面を下る。
薬師岳山荘側から登ってくる登山者に合わない。視界は濃いガスで閉ざされている。下っている方向はコンパスで確認し間違っていないし踏み跡もある。
間違って東南稜に入ったか?山頂から15分ほど下ったところで、不安になり薬師岳の山頂に戻る。
山頂をぐるり回ったが登山道は登ってきた道と、薬師岳山荘への下りの道しかない。視界があればすぐ分かるのだが。
再度同じ道を薬師岳山荘に下る。先ほど引返した辺りまで下ると、登ってきた登山者に合う。確認すればこの道を下れば山荘だ、ホッと一安心。
10時30分薬師岳山荘に着く。雲の下に出たようで雨は上がる。薬師平のお花畑は先ほどの不安で疲れた心まで癒してくれる。
薬師平を過ぎ薬師峠までは沢の中を下る岩礫の道だ。昨日ならこの沢は雨で増水していたことだろう。
沢を抜け、11時40分薬師峠のキャンプ場に着く。
しばらく緩やかに登り太郎兵衛平の木道に出る。
今日の泊まり太郎平小屋に12時5分着く。
時間以上に疲れた。15時頃には雲も高くなり小屋から薬師岳が見える。明日は晴れてほしいものだ。
ここは折立-雲の平、薬師岳-黒部五郎岳への要の小屋だが、平日と連日の雨で空いている。小屋が空いているのはゆったり寝られ小生にとっては良い事だ。
本日の行程、
スゴ乗越小屋6:00-7:00間山-8:25北薬師岳-9:15薬師岳9:50-10:30薬師岳山荘-11:10薬師平-12:05太郎平小屋