2015年8月1日、晴。31日名寄の道の駅から北に70km、中頓別町(小生の記憶では町と云うより集落だ)の道の駅ピンネシリに移動。明日、敏音知岳(ピンネシリ)に登るためだ。7月10日にスタンプラリーで訪れた際にこの山を知ったのだろう。それにしてもこの道の駅はこじんまりしている、駐車台数12台だ。道の駅の向かいにピンネシリ温泉があり、周囲に民家がポツリポツリ、孤独を満喫できる道の駅だ。
ピンネシリとはアイヌ語で雄の山(男山)の意味らしい。北海道にはピンネシリの名の付く山は他にもある。区別するために地理院の記載にしたがい敏音知岳とタイトルは書いた。
標高は703mだが標高差は640mあるので、頂上まで2時間かかる。
往復3時間強とみて、10時20分に出発。道の駅から三吉神社の鳥居を見て登る。道の駅から1.5kmほど直線的に樹林を緩やかに登る。急勾配の登りになると道はジグザグになる。
1時間以上登ると大きな軍艦岩が現れる。
さらに登り山頂まで20分というところで西に視界が開け、道の駅あたりが眼下に。遠くに見える山は左がぺンケ山、右がパンケ山だろう。
急坂を登り、12時5分山頂に着く。
山頂には三吉神社の祠が。奥ノ宮か。
山頂からの眺めは360度の大展望であが、霞んでいて日本海(西へ40km)も、オホーツク海(北東へ30km)も確認できない。
眼下中央右のほうに見えるのは中頓別の中心地か。
頂から北東に延びる尾根を歩けそうだが熊でも出たらやばいので止めた。
12時17分往路を戻り、13時30分に道の駅に下山。下山中に登山者一人と会う。土曜日でも1人しか会わなかった。
下山後、中頓別の中心地に出かけるも何もない。ピンネシリを眺めながら戻ると眺める方向が変わればこれほど変わるのだ。
ピンネシリの道の駅に戻り向かいの温泉(380円)で汗を流し、夕食にラーメン、豆腐、名寄で買った大福を食べる。
お盆を過ぎないと津軽海峡フェリーが安くならないので今しばらく、名寄・剣淵の道の駅に逗留しよう。名寄にイオン、剣淵に安い風呂(220円、1月定期もあり2000円だったかな?)と便利なのだ。名寄に戻る道すがら一面ソバ畑の中を走る。北海道は広いドー。