2015年7月29日、曇。先月27日に雌阿寒岳に登って以来、北海道の道の駅全制覇で走り回っていました。道南の10数ヶ所と8月上旬リーニューアルオープン予定の千歳を残すばかりだ。
今は旭川から北に40kmほどの剣淵町の道の駅に10日間連泊している。剣淵は絵本の図書館で有名だ。小生もこの図書館でドクターコトーを全巻読破。そろそろ帰路に寄る百名山のために体を慣らそうと白雲岳に登る。昨夕剣淵から層雲峡の道の駅に移動してきて、4時15分に道の駅を出発して銀泉台に5時半前に着く。国道から銀泉台まで10km砂利道なのが難義だ。駐車場は広い。
5時36分銀泉台登山口を出発。ルートは銀泉台から赤岳をへて白雲岳までのピストンだ。
登山口の標高はすでに1500mだ。銀泉台から少し歩くと赤岳登山口の道標を見る。赤岳が手前にあるからか。
第一花苑までは少し急坂の登りであるが長くは続かず、平坦と登りが混じる登山道だ。6時49分駒草平に着く。名前の通り駒草が群生している。
駒草平から緩やかに谷に下り、雪渓を眺めながら谷を登ると7時53分赤岳の標柱を見る。鈍頂だから頂という趣は無い。
ガイド本では登山道は赤岳三角点を通過するようになっていたので探すも無い。三角点は登山道から200mほど北東にあった。赤岳の標柱が三角点の所より高いから遠回りとなる三角点が登山道から外れたのだろう。
赤岳から北に見える三角錐の山は烏帽子岳だろう。
赤岳から黄色のペンキをたどり平坦な小泉岳に向かう。
小泉岳の鈍頂から白雲岳を正面に見ながら北海岳への分岐に緩やかに下り、分岐から登り返し、
一旦広い火口のような窪地に下る。雪田を抱く岩塊が白雲岳の頂だろう。
窪地は一面お花畑だ。
色とりどりの花が咲いている。
お花畑から抜け岩の登りから見下ろせば窪地はこんな眺めだ。
岩が重なる白雲岳の頂に9時7分着く。
周りの山は雲に覆われ全く見えない。この先に旭岳が見えるのだが。
30分ほど頂で雲が切れるのを待つが諦めて往路を戻る。赤岳あたりまで戻って振返れば白雲岳の右に見えるのは北海岳と北鎮岳か?
赤岳を過ぎて北に見えるのは烏帽子岳か。この方向からは尖峰に見える
赤岳からの下りに入り谷を挟んで奥の平・駒草平を望む。
駒草平に12時36分に着き小休止。ここからは銀泉台へ下るだけだ。第一花苑まで下ると、国道から銀泉台への林道が見えるようになる。秋にはこの斜面が紅葉するのだ。
(2016年9月26日撮る)
13時1分に登山口に下山。
白雲岳の行程、
銀泉台5:36-6:15第一花苑-6:49駒草平-7:53赤岳-8:19小泉分岐-9:07白雲岳9:40-12:36駒草平-13:01銀泉台
剣淵の道の駅に戻り、健康センターの風呂(220円)に浸かる。さっぱりしたところで、夕食は隣町の名寄市イオンでパック寿司を買い、名寄の道の駅に泊まる。道の駅には色々な種類の大福があるのだ。美味しかったなー。