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登山と車旅

多良山系 2021.09.09 片木岳から標高点691

2021年9月9日、木曜日、晴。朝晩涼しくなり、冷房なしでも寝れるようになってきた。今日は6月の矢答から片木岳へ登った際パスした標高点691へ行こう。気がかりは多良山系の山にはまだ水が多く貯まっていることだ。
スタートは楽をしようと中山キャンプ場側からにした。

9時30分キャンプ場入口の道路に着き、駐車。キャンプ場への道は10月末まで工事中で通行止めだ。工事関係者と挨拶を交わすと、今度の大雨でまたやられてしまったと。復旧は年度末までかかるかもと。
9時38分出発、3分ほど下り遊歩道入口へ。遊歩道の大きな案内板が設置されている。これは分かり易い、感謝。
道標だけではここに遊歩道があるのも気付かない。工事終了後も置いてほしいものだ。9時41分遊歩道へ。

左下に沢音を聞きながら遊歩道を登る。音が大きいから水量も多いいのだろう。
雨が流れとなったところは地肌が現れて滑りやすい。
渡る枝沢も水量が多いい。
昨年の大雨で斜面が崩れた所はネットが張られている。
登り上がったところで、経ヶ岳と中山キャンプ場の分岐道標を見る、9時59分。
経ヶ岳への道はネットでふさがれている。地形図を見れば50mも歩けば林道に出て、中山キャンプ場を経ずに中山越に行ける近道なのだが。

ダメもとで、ネットを回りこみ経ヶ岳の道へ。昨年の大雨で道は深く流されている。

林道下まで来ると、崩れそうな岩が重なる。さてどこを登ろう?
10時7分林道が見えた。登り上がると、林道上の斜面から崩れている。右手は倒木でふさがれている。
幸いにも進む左手は見た目歩けそうだ。崩れた個所はガードレールが無くなっていた。通行止めの道は林道に登り上がるところが、人の重みで崩れる可能性があるからお薦めできないね。
曼殊沙華、笹ヶ岳を眺めながらしばらく歩くと

9時18分中山キャンプ場からの林道と合流して、
左手に前岳、864を眺めながら、経ヶ岳への道を取る。
合流から25分ほど林道を歩いて、10時44分中山越と片木岳取付きの林道分岐に着く。

分岐手前からは片木岳がよく見える。片木岳へは取付きから鞍部を目指して植林を登るのだ。左に三角点で右に地籍点だ。

取付きへの道は山から流れ出す水で流れとなっている。
林道は舗装部分が延伸されている。
10時57分真新しい舗装道の端に着いて、間もなくの11時取付きに着く。
山に入りやすいところを探すと、水が流れた跡が草木もなくよさそうだ。
8月からの大雨で植林の中は軽いものは流されかえって歩きやすい。倒木に足を取られぬように、ふかふかの中を歩く。

倒木と岩の林を10分も登ると、歩きやすい斜面に代わる。
さらに5分も登ると記憶にある炭焼き窯跡に出る、もう少し登ればタワラギ山からの道に出合うだろう。
11時24分、タワラギ山からの道に出合う。
左に岩を見て、ロープの張られた急坂を数分も登れば、
低木の山頂部に着く。

3分ほど歩けば三角点のある片木岳山頂へ11時40分着く。
山頂には矢答への道標はあるが、途中目印テープはほとんどない。尾根ははっきりしているから尾根を外さないように鹿島と太良の区界を歩けばよい。

地籍点までは若干藪があるが、
手前まで来ると明るい稜線歩きだ。笹ヶ岳の稜線に似た感じがするね。
11時50分山頂平坦部端の灌木の中にある地籍点に着く。木々の間からわずかに有明海が覗く。
山頂部からの下りは区界の尾根をたどるのだが、緩急の道、岩を巻く道と変化に富んでいる。登った時には気にも留めなかったが、下りとなると岩を巻くところは、さあどっちと考えるところもある。立木が無ければ結構な痩せ尾根だ。
山頂部から下り始めて30分ほどで2つ目の地籍点を目にする、12時33分。
ここから先は、落葉で滑りやすい坂だ。
2,3分も下れば691の分岐だ。右手の林に赤テープを見かけるが、前回チェックでは、地形図から判断するに南側の林道に下る目印のようだ。矢答方向に少し進むも、分岐の目印は見当たらないから適当に右斜面を斜め前方に下るしかない、12時37分。
転げ落ちるほどの斜面ではないが、木につかまりながら下る。
数分も下ると植林が現れる。植林との境をトラバース気味に歩くと、
白い杭を見る、これは境界杭だろう。
間もなく右手方向樹林と植林の間の尾根筋に道らしきものを見る、12時46分。方向的にも691へ向かっているからこれを進む。
緩やかな下りで歩きやすい。境界杭が見える。
10分ほど下り、691手前の鞍部あたまで来ると、徐々に道らしきものが無くなる。
方向を確認して、歩きやすいところを進むと、松が目立つ緩やかな上りになる。先はなだらかなので691は近そうだ。
12時58分、GPSで位置を確認しながら標高点691に着く。PPテープが木にまかれている他は何も目印はない。藪漕ぎを覚悟で来たが、あっけないくらい簡単に着いてしまった。
ここから先は北東方向の緩やかな尾根を歩いて横断林道を目指そう。
向かう方向の茂みにPPテープが下げられているのでこれに従う。
蜘蛛の巣を払いながら1,2分ほど進むと植林が現れる。植林と樹林の境がまたまた進む方向だから、植林に沿って下る。

5分も下らないうちに、右下に地形図にない舗装道が見える。おそらく作業道だろう。藪漕ぎで下ってもよいがここは焦らずに下ろう。

1分も進まないうちに作業道に出る。691から数分下った13時15分だ。ここで尾根を下るのは止めて、右下に見えた道に向かおう。草付きの作業道を50m歩いて右カーブを曲がると、

立派な舗装道だ。上から見た道はこれか。なんだここから登れば691は簡単だな。と思いながら目の前の右カーブを曲がると、
な、な、なんとすごい道だ。草を踏み分け進むと、次は膝までのいばらの道が現れる。この間300mほど踏み分けて進む道のなんと長く感じることか。
13時27分、片木岳の南側を走る林道に出合う。ここは以前歩いた林道だ。691クリアーできました。
横断林道に向かい林道を下ると、材木運搬車とすれ違う。
さらに下ると集積場所が現れる。林道上のほうで間伐が行われているのだろう。
13時39分多良横断林道に出る。
横断林道を駐車場所に戻る途中で山腹から流れ落ちる水で汗を拭くと、冷たくて気持ちよい。

14時18分駐車場所に戻る。短い時間であったが初めて歩く道、逆方向からの歩きは新鮮さがあっていいね。次はどこかな。考えられるのは奥平谷から東尾根を登り、703を経て縦走路へ。春日越から嬉野と鹿島の境界尾根歩き、その東側に中木庭に延びる尾根もあるね。
今日の行程、
駐車場所9:38-9:41遊歩道入口-9:59経ヶ岳分岐-10:07林道取付-(林道)-10:44中山越分岐-11:00片木岳取付-11:24縦走路合流-11:40片木岳-11:50地籍点(昼食)12:03-12:37691分岐-12:5869113:07-13:15作業道出合-13:27林道出合-13:39横断林道合流-14:18駐車場所

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