2025年1月10日、金曜日、晴。静かな朝だなと起きれば、今冬初の積雪で自宅前の道路は凍結。多良見虚空蔵山の山頂部が白い。



朝食をさっさと済ませ、いざ五家原岳へ。中心部へ向かう反対車線はノロノロ運転だ。橋の上でスリップして立ち往生の車もあった。

長田バイパスから下りて眺める五家原岳には雲がかかる。雪が積もっているようには見えない。あの雲が霧氷になってくれればなーと。

諫早青少年自然の家あたりから、木にはそれほど積もってないが道路は真っ白。

10時前に五家原岳中尾根登山口に着く。平地の気温はマイナス1度。登山口はマイナス5度。



登り始めると登山道は雪に覆われる。アイゼン装着正解。

10分も歩くと林床は雪に覆われる。

10時35分広場に着く。木に積雪は無いが地表は雪に覆われる。

さらに10分ほど登ると、積雪は10㎝ほどで靴が埋まる。


11時6分展望岩の下まで来た。何時もなら1時間もかからないのに今日は積雪のせいか2,3割多く時間がかかっている。岩の上の木に霧氷が付いているようだ。

展望岩を回り込んだ先の木の上の方に、陽射しを受けて霧氷が輝く。麓で見た雲が期待通り霧氷を付けてくれた。


11時12分尾根に出て展望岩へ。

大花山、鳥甲山、郡岳が一望だ。

五家原岳の山腹は日差しを受けながらも、霧氷がしっかり融けずに残っている。

この先は僅か進めばこれもいい、あれもいいと撮り続けた霧氷の自薦写真を見てやって下さい。








11時33分尾根を横切って、トラバース気味に歩いて、

11時40分山頂駐車場へ。

そして山頂へ11時41分立つとこの景色が目に飛び込む。桜の花が咲いたような景色だ。




経ヶ岳方向、

郡岳方向、

長崎空港、

雲仙方向、

昼食をとりながら、景色を十分堪能して、12時5分大花山へと向かう。

北風を受ける尾根の霧氷はエビの尻尾が出来て霧氷は太めだが、中尾根側に負けず劣らず繊細だ。下りなので目線の位置で霧氷が観られるのもいいね。

中尾根もそうであったが誰も歩いていない新雪歩きで爽快だ。




北風で吹き溜まるのだろうか、足首まで埋まる15㎝程の積雪だ。所によっては膝下まで埋まる。


霧氷は鎖場の下まで観られた。


積雪の方は標高を下げても靴がすっぽり埋まる。


12時57分横峰越に着く。

登り返して13時15分857ピークに着く。一旦は大花山へと向かったが、たいした景色は見られないだろうと857へ引き返して南尾根を下る。13時38分806ピークに着いても雪深し。


13時46分地籍三角点に着いて見返す五家原岳。西側尾根には霧氷の帯が見える。


ここから30分弱下って、14時13分多良岳横断林道へ降り、中尾根登山口へ。日影は凍結していて滑る。


20分ほど車道を歩いて14時35分登山口へ戻る。繊細な霧氷を観られたのと、プチ雪山気分が味わえた山歩でした。ところがザックを下ろして、気が付けばザックカバーが無くなっている。鎖場では有ったからそこからの何処かだろうが、可能性としては枝が茂る857南尾根の下りだろう。一両日中に探しに来よう。


