2020年1月3日、曇、無風。会の山行もないから、自宅付近の里山歩き。採石場の上まで歩いて行きます。
右端の橋(0m)から標高150mぐらいまで登る、左回りの里山トレッキングです。
橋を10時45分出発。
線路沿いを歩いて、途中で線路を東から西に渡る。
線路を渡ってからも線路沿いを50mほど進み、国道を目指して進む。民家とミカン畑の間の道(畦)を国道に登りあがる。国道から右に見える農道に入る。
国道から見下ろすのは船津の漁港だ。
農道を道なりに登る途中に、先月末に懸垂下降訓練を行った法面の場所がある。
すこし進むと採石場の山肌が見渡せる。ほぼ稜線近くまで削ってしまった。何時もは砕石の音でやかましいが、3ヶ日ともなれば静かだ。
採石場を左に見ながら円弧を描くように進むと、採石場の縁に突き当たり、農道は終わる。ちょうどこの辺りで歩き始めて1時間で、汗が出てくる。左手下はデコポンが鈴なりだ(デコポンは熊本の商標だから品種の不知火(しらぬい)と呼ぶ)。この木の実は小さめだ。もう少しすればミカン宿(近くの直売所)にも安いのが出始めるだろう。
突き当りを、右手の砂利道に入る。この道はおそらく採石場の道だろう。
砂利道を登りあがると採石場の最上部だ。普段なら大きなダンプカーが走っていて危険だから立ち入れない。目の前の山の先が虚空蔵山だ。
採石場側を覗けば見晴らしもいいね。運動公園が見えますね。先は諫早市街だ。
採石場を抜けて林道に出る。本日の里山歩きの最高地点だ。
50mも歩くと、右手に虚空蔵山への登山道を見る。
更に200も歩くと、虚空蔵山への登り口を右手に見る。こちらが本来の登山道なのだろうが、道は雑草やつるが生い茂り歩きずらいと思う。吾輩は先ほどの登山道を使う。
5分ほど歩いて、左手のミカン畑へ、鋭角に下る道に入る。
ミカン畑を3,4分下るとまた農道に出て左折する。見上げる左手はデコポンだ。見た目手入れが悪いようで下草が伸び放題だ。
農道を歩いて行くと、左手に大きなハッサク?の木に実がこれまた鈴なりだ。耕作放棄された木なので美味しくない、だから誰も採らない。放棄されたミカンやザボンの畑を里山歩きでよく見かける。
農道を下り終え、車道と川に沿った遊歩道に出る。
中里河畔公園まで下ると、南からの喜々津川と合流し、川幅も広くなる。出発してから2時間。晴れ間も出て来た暑くなってきた。
喜々津川に沿って河口に下り、13時出発点の橋に戻る。
気が向けば虚空蔵山まで登ることもある。吾輩にとって山行がしばらくない時の手ごろなトレッキングだ。
余談:20年前くらいは、左端の山にの登り、稜線を虚空蔵山に歩いたものだ。登る道が耕作放棄で使われなくなったためか、荒れてきたから吾輩も足が遠のいている。