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登山と車旅

熊本の山 2025.02.15 竜峰山から竜ヶ峰、居鷲岳へ

2025年2月15日、土曜日、曇。鹿児島に国道3号で向かう途中、八代に入ると道路左側に竜峰山の案内を見ては気になっていた。今日はこの山へ登る。氷川から10㎞ほどの所だ。
いつ雨が降り出すか分からぬので、石段登山口でなく、時間短縮が出来る熊野座神社からの直登ルートを取る。居鷲岳まで歩きたいから戻りは高速沿いを歩いて戻る覚悟だ。


熊野座神社の駐車場をあてにしていたがロープが張られていて駐車できないから、路肩の広い所に駐車して、8時40分出発。
鳥居の前を右手に進んで、道標に従い直登ルートを登る。

すぐに、深くえぐれた道になる。

数分も登ると、えぐれも和らぐ。
途中送電鉄塔を2回見て、登山口から30分弱登ると稜線にでも出るのかと思ったら、

9時8分五合目の広場に出た。前方の石段を登ると、
広い駐車場に出る。神社前の車道を上るとここまで車で来られるのだ。駐車場からは八代市街地が一望だ。
車道はさらに上へと続くが、一般車は鎖で止められている。

車道を離れて直進すると、五合目登山口へ9時16分着く。山頂まで820mとある。
登山口にある案内板。
登山道は丸太段で始まる。
所々に露岩の石道もある。

15分ほど登ると、らくらくコースの分岐を見るも、直登ルートで登る。ほとんどが丸太段の階段道だが、丸太段を避けて土道を登る。道標からするとこの近くまで車道は来ているのだろう。

五合目登山口から30分弱登った9時44分、三角点コースの案内を見るも、稜線が目の前のようなので直登。
9時46分、林から抜け出し、視界が広がる所に出た。

緩やかに2分ほど登ると、9時48分竜峰山山頂広場へ着く。
八代市街地が眼下に広がる。
三角点と云えば林に2,30m入り込んだところにある。
ユックリもしていられないから、竜ヶ峰への稜線縦走に入る。下山口の東陽SC迄2時間半か。

歩き出すと植林の歩き易い道だ。日も差してきた。期待を持たせたが直ぐに日差しは無くなる。
5分も歩かないうちにらくらくコースが左から合流。登りで見た道はここに出てくるのだ。
歩き易い道だと思ったのは束の間で、露岩の道になる。浸食だろうか角が尖った危険な岩だ。
山頂から10分ほど歩いた10時8分、鬼の岩屋の道標を見て寄り道。
テープに従ってぐるっと回るが岩屋らしきところは見当たらない、推測するに大岩が積み重なった露岩帯を岩屋にと呼んでいるのか。
稜線に戻って、植林を下ると、
10時31分辻峠に着く。国道3号は西側の興善寺町あたりに下りて行くのだろう。
数分も歩くと、急坂になり、2,3分も登ると、
10時40分植林の中の鞍ヶ峰山頂に着く。
数mほど急な足場を下り、
植林を抜け空が見える緩やかな道を2,3分登ると、
10時49分小ピークに着く。
振り返ると竜峰山だ。
ピークから樹林で、ここから先は地形図を見れば竜ヶ峰まで緩やかな登りだ。

5分ほど歩くと、久しぶりに見るかめさんの道標「山頂まで5分」

山頂すぐ手前に西側(3号線側)への分岐を見る。

かめさんから4分歩いて10時59分竜ヶ峰山頂。


まず目に入った景色は、北に薄っすらと金峰山か、それともピークが2つ見えるので二ノ岳と三ノ岳か、それとも両者が重なるか。澄んだ日ならよい眺めだろう。

そして、振り向くように見ると宇土半島の先に薄っすらと浮かぶ雲仙岳。
ここから先はひたすら下るだけだ。

今までもそうであったが、より露岩が目立つようになる。

11時24分氷川町油谷への分岐を見る。北側山腹に道路があるからそこのあたりに下るのだろう。

11時33分竜の背(勝手な呼称)。鋭く尖った岩稜が50mほど続く。この縦走路全体に岩がゴロゴロしているが、ここが象徴的だ。
竜の背を抜けると、東側内陸の山々が見渡せる展望所。山が重なるばかりで何処を見ているかさっぱり分からぬ。
竜の背から3,4分で三角点。
露岩が目立つ植林をひたすら下って、
12時3分、祠のある布施峠の分岐に着く。ここは居鷲岳を目指すのでスポーツセンターを取る。

10mほど歩くと、居鷲岳の道標。
そしてまた露岩帯。
そして伐採地。
また岩稜帯。下を巻くようになっていたが岩の上を歩く。この下あたりが岩穴ではないか。

12時14分岩を降りた所にたまたま、居鷲岳の朽ちかけた案内木片。岩山也、塔石や岩穴ありと書かれている。ここが山頂?

さらに、ここから5分と下らずに、林を抜けると、目の前に日の丸がなびく、岩山。
岩の頂まで登ると、先は切れ落ちていて、眼下に東陽町の集落が望める。

植林を5分ほど下ると、
目の前にSCのグラウンドと下りた所に居鷲岳の道標。
SC入口を抜けると、
SCに向かって右手に竜峰山への道標。布施峠に行く道だろう。
ここからは、熊野座神社まで車道を8㎞ほどの歩きだ。

13時24分、宮原SAあたりで竜ヶ峰の山頂にあった分岐への登り口を見る。
13時40分岡町小路の大クス。
14時11分、熊野座神社までもうしばらくの所まで来て竜峰山への登り口を見る。歩いて気が付いた登り口は2ヶ所だが他にもあるのだろう。
14時30分熊野座神社先の駐車場所に戻る。雨がポツポツ落ち始めてきたから、いいタイミングで戻れた。走り始めるとワイパーをかけるほどザーと降って来た。ラッキー。30分ほどで止む。
竜の字が付く山だけあって、稜線は竜の背を歩くような道であった。高速道沿いの車道歩きは景色もなく退屈な歩きでした。 路線バスもあったのかな。


日奈久温泉で汗を流す前に、竜峰山の写真を撮ろうと、西側の田園に出て、パシャリ。風呂に入って、宿泊地の田浦に着いたのは17時。


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