2023年2月5日、日曜日、晴。薩摩半島に来たら開聞岳は外せないだろう。昨夜は番所鼻公園(ばんどころばな)で車中泊。国道から若干入った行止りなので静かでいい所だ。お薦めの日の出の写真を撮ってから開聞岳に向かう。開聞岳左の矢筈岳あたりから陽が昇るらしい。11月頃は開聞岳あたりから陽が昇りダイヤモンド富士になるらしい。そして開聞岳から北へと日の出のポイントが移動して、今は矢筈岳あたりだそうだ。
7時16分もう間もなく日の出。
7時23分陽が昇り始める。
7時26分ほぼ昇る。
開聞岳に向けて出発。8時半過ぎに開聞ふれあい公園の登山者駐車場に着くと日曜日とあって半分ほど埋まっている。
今回は広場を横切って2合目登山口へ向かう。
一旦車道に出て2合目へ真直ぐ登る。
9時2分2合目登山口着。
5合目までは概ねこんな登山道で、そこにえぐれた壁からの小さな噴石が混じる。
所々石の階段で整備されている。感謝です。
3,4合目の標識を確認しながらひたすら登って、9時53分5合目展望台へ着く。風もなく春のような陽気なので動いていれば半袖でもよい。
眼下に長崎鼻が霞む。今日は遠景は期待できそうもない。
5合目から6合目への登山道は噴石を敷き詰めた道に変わる。条件は同じだろうと思うがこの間だけ目立つ。
6合目を過ぎると石が目立つようになる。
10時28分7合目を過ぎて間もなくすると、重なる石の上を伝い歩きになり、
10時33分7.1合目展望所(第3救助ポイント)へ着く。
長崎鼻の先に佐多岬がうっすらと見えるが写真には写らない。種子島は全く確認できない。今までも種子島を視認できたことは無い。
展望所から3分ほど歩くと、竪穴の仙人洞を見る。
仙人洞から数分も歩くと10時42分8合目に着く。登山道は露岩が多くなる。
9合目の前あたりから左手の展望が開けてくる。11時2分9合目を過ぎ、アルミ梯子を登ると、
東の枕崎方向へ弓なりの海岸線と、北の池田湖が望めるようになる。
弧を描く海岸線の外れあたりに番所鼻公園があるのだが確認できない。
登山道は荒れて来て、ロープ場を過ぎると山頂も近い。
ロープ場から4,5分で山頂前の御嶽神社に参拝して、
11時23分山頂に着く。
雲はかかってないのでそこそこの眺望はあるが、霞で遠景は望めない。眼下のふれあい公園から池田湖まであたりがはっきり見える程度だ。
山頂はさすがに若干風を受けるので、昼食を取っていると汗ばんだ体がひんやりしてくる。
11時49分下山に就く。1時間ほど下って12時54分5合目に着き、2合目登山口に13時25着く。車道を歩き、キャンプ場の中を抜けて駐車場に13時40分下山。
今日の行程、
駐車場8:52-9:02二合目-9:21三合目ー9:34四合目-9:53五合目-10:10六合目ー10:28七合目-10:42八合目-11:02九合目-11:23開聞岳(昼食)11:49-12:54五合目-13:25二合目-13:40駐車場
宿泊地へ移動の前に先ずは風呂で汗を流したいから、開聞岳から20分ほどの何時もの岡児ヶ水の徳光温泉(とっこうおんせん、150円)へ。
前来た時には無かったすごい壁画が描かれているし、広い駐車場もできている。題材はこの地のものだという。15時30分の営業開始は同様。
源泉掛け流しだ。奥の浴槽の湯で頭や体を洗う。
営業前だったから時間つぶしに周りを歩いてみると早くも梅が咲き始めた。
汗を流した後はさてどこに泊まろうかと考えて、明日は雨だというので矢筈岳は早々に断念しているから、山川よりTVが見られる指宿の道の駅にした。長崎を出てから初めてフライパンで卵焼きなどを作って食べた。5日夕から7日午前まで指宿の駅で停滞。6日午後から7日9時まで雨降り続いている、夜中は強風雨で車が揺れた。
明日8日は晴れそうなので山川の駅に移動して泊まり、翌日矢筈岳に登ろう。
書くのを忘れていたが、2月2日次郎丸嶽から下山後、最初は不知火の道の駅に風呂が有るからここで泊まろうとしていた。しかし風呂はコロナで休業中。仕方なく田浦へ。行く途中に日奈久温泉「ばんぺい湯」(公衆浴場は200円)があったので立寄るが、国道から入る道が狭く往生した。また18時頃だったから混んでいてあわただしい風呂だった。でもいい温泉でしたよ、次回はゆっくり空いている時間を楽しみたい。