2021年2月5日、金曜日、晴のち曇。昨年鉢巻山鞍部から九州自然歩道弘法原へ下るルートが整備されたから歩いてみることにする。ここだけでは時間が余るから牧場の里から鉢巻山の北側山腹を巻く牧場道を歩いて、仁田側登山口から鉢巻山鞍部に行ってみようと、10時32分牧場の里あづまを出発。
万里の長城下牧場の中を走る牧道。
万里の長城終点で鉢巻山への登山道を見送り、牧道へ下りて進む。地形図では仁田側登山口へ通じている。牧道はダートと舗装が繰り返す。途中大岩が重なる斜面を見る。
11時4分公園への分岐を見て公園を散策。
公園内に馬頭観音がある。
東屋、トイレもあるがしばらく放置されているようだ。造ったは良いが維持が出来ていない様だ。
公園から先の牧道はゲートで閉ざされている。
ゲートを越えてすぐに道の終点(林道終端)だ、11時33分。さてこれから先はと見渡すが道らしきものはない。
そこで右手に柵に沿って牛が歩いた跡があるので、牛糞を避けながらこれを進む。
そのうちに柵を越えた左手下に林業作業道が見える。GPSを見ると柵に沿って歩くと牧場内を回って元に戻ってしまいそうだ。
有刺鉄線の柵の切れ目を探しながら歩くと、何とか跨げそうな場所が出て来たので、柵を越えて植林に入り、作業道へ出る。
先ずはこの作業道を上に上にと登って見るか。
しばらく歩くと道は終わる。上に尾根が見えるからこの植林を抜けて上に出るとまた作業道が現れる。この繰り返しの迷走が始まる。
そのうちに新たな作業道はまさにイバラの道だ。
悪戦苦闘の末、12時21分地形図の林道に出合う。1時間にも満たない時間であったが長く感じた。果たしてこの道が登山口に通じるのか?
10分ほど歩いた12時32分出ました!仁田側登山口だ。
予定のルートにようやく出て緩やかな登りの作業道、植林を歩いて鞍部に向かう。
13時丁度鞍部に出て吾妻岳への道を左に見送り、
30m進み、田代原側の自然歩道に下る道を取り、再び弘法原側自然歩道から登り返してここに戻るのだ。
田代原へ下る道は、前回歩いた時からさらに整備がされている。ありがとうございます。
13時13分田代原側自然歩道に出る。
森林浴の自然歩道を弘法原に下り、
13時30分弘法原側から鞍部に登り返す地点に出る。ここは想像していた通り、岩に赤い矢印があった場所だった。整備ありがとうございます。
鞍部への道は、想像外の立派な山道だ。鞍部からここに下る道があるのは以前からわかっていたが、悪路と思って敬遠していたのだが、落ち着いた和むいい山道だ。
鞍部の手前でロープ場を通過して、
13時50分鞍部に出る。田代原側へ下る地点とは30mの隔たりだ。
ここから急坂を10分ほど登ると、最初の展望岩への分かれだ。整備ありがとうございます。
案内に従い赤と黄のテープを目印に急坂を登ること3分、
展望岩の下に出る。
岩の上に出ると、さらに上に続く。高所恐怖症の吾輩にはつらい上りだ。以前ここを登った時には、右の岩場で蛇が日向ぼっこぼっこをしていた。岩の左を巻いて登るのだが思い出すと、手掛かりを探す手を伸ばすのが躊躇われる。
登り上がると、その先が続く。
そこからは、吾妻岳、九千部岳、平成新山の絶景だ。
ここから岩場を右に下りて、ロープを頼りに歩いて、登山道に合流する。
ロープの張られた急坂を登り、
鉢巻山東峰へ14時17分着くと、ここにも展望岩の案内が新設されている。40mとあるから行ってみよう。
案内の通り、吾妻岳の展望が良い。
干拓地先の有明海の先は竹崎あたりだろう。
14時39分鉢巻山に着く。雲も厚くなってきたので早々に下る。
2,3分下ると展望岩にまた出て、千々石方面の景色を眺める。猿葉山から小浜だ。
下山先の牧場の里あづまへの尾根と千々石の海岸だ。
万里の長城に出て、下の牧道を戻り、長城展望台下をくぐると左に、自然歩道に下る道の案内が新設されている。この道は次の機会にしよう。楽しみが出来た。整備していただいてる方には感謝です。ありがとうございます。
15時17分駐車場に下山。迷走はしたが新たな発見で楽しい山行が出来た。
今日の行程、
牧場の里10:32-10:44万里の長城終端-11:04公園11:31-11:33林道終端11:37-11:46植林へ-(迷走)-12:21林道出合-12:32登山口(昼)12:39-13:00鞍部-13:13自然歩道(田代原)-自然歩道-13:30自然歩道(弘法原)13:34-13:50鞍部13:53-14:03展望岩14:09-14:17東峰・展望岩14:31-14:38鉢巻山-14:41展望岩-14:44-15:17牧場の里