2020年12月23日、水曜日、晴。一人水曜登山だ。先週水曜日に登る予定だったが雲仙の霧氷で先送りした。北ノ川内(萱瀬ダム)から春日越を経て国見岳に登り、春日越に戻り遠目越まで行き北ノ川内に戻る周回だ。国見岳に登るのは2,3年振りではないだろうか。
車を道脇の空き地に止め、8時52分出発。左手に見えるのは遠目山だろうか。
農道を15分も歩くと右手給水槽を見る。山犬谷の表示板があるからこの辺りが山犬谷なのだろう。
さらに進むと農道は林道に変わり、
登り始めて25分、9時17分沢を渡る。道の下の土管が土石で詰まってしまったのだろう。
ここを通過するとすぐに右手に入り込む道がある。おそらく右回りに大きく回る道の近道なのだろう。
林道を道なりに進むと、先ほどの近道と思われるところの上に出る。山犬谷の表示がある。
ここから草付きの林道を歩いて、
心配していた崩落場所に出ると、夏の大雨で崩落が進んでいるのではと思っていたが以前と変わらずである。
9時38分、1時間弱歩いて林道終点に着く。ここからが山道だ。
登山道入り口には春日越の道標がある。
登山道に入り10分強歩くと最初の渡渉が出て来て、右岸から左岸に渡る。ここの手前で目印を見失い2,3分うろうろした。じっくり見れば目印は有ったのだがまごつく時はこんなものだ。
この数分後、続けて小さな沢を2つ渡り右岸に出て、陽の射す道をさらに数分も歩かないうちに、
今度は目の前に高さ10m近くの露岩を見ながら、
10時5分、右岸から左岸に渡り返す。
黒木あたりの山中に多く見られる炭窯跡を見ながら沢沿いを登る。
少し傾斜のキツイ坂道を登る。登りにめっぽう弱い吾輩には堪える。
ガレのジグザクの登りに変わると春日越はもうすぐだ。
登り始めて1時間30分の10時25分春日越に着く。
縦走路を横切るように進んでも国見岳には行けると思うのだが、この道は歩けるのか定かでないから国見岳からの戻りに歩こう。
縦走路を県境まで歩いて、
10時35分、オレンジハイキングが設けた国見岳への道標を見て、経ヶ岳への縦走路を離れて左手に下る。
国見岳への道は右手佐賀側は植林で反対長崎側は樹林だ。
分岐から5分も下らないで、左手に春日越を横切って来る道を見る。あまり人は通っていない様だ。
鞍部から登り返して10時46分777m峰の鈍頂に着く。
次のピークを過ぎた辺りから、植林は見られなくなる。
国見岳への登りに入るとちょっとばかり急坂になりキツイですね。
急坂の登りが少しずつなだらかになる。山頂か?いいやまだ先があるようだ。
緩やかに下り、石がごろつく斜面を登り返すと、
11時10分国見岳山頂に着く。
一休みして往路を戻り、11時41分縦走路分岐の手前の春日越への分岐に着き、この近道を取る。蜘蛛の巣払いに枯れ枝を拾い準備。
歩いてみると以前とあまり変わってはおらず、荒れてはいるが十分歩ける道だ。目印も古いものばかりだが途切れることはない。
10分ほど歩いて春日越に出る。ここで昼食。
午後は840m峰に向う登りから始まる。ここから先、急坂はないのできついことはないだろう。840m峰は縦走路からわずか引っ込んでいるので、右に大きくカーブするところから左に寄道。
2,3分も歩けば、12時11分標識など何もない840m峰(吉川岳)のピークだ。展望はない。
ここから10分も歩かずに展望台に着く。トンガリ山の下の谷が春日越への道だろうか。
13時35分遠目山に着き、
13時3分遠目越に下る。
ここから北ノ川内への下りは夏の大雨後初めてだ。下り始めも全く荒れていない。
炭窯跡が目立つ辺りも崩れていない。
急坂のあたりも以前と変わらない。
急坂下のガレ場も荒れてはいるが、大雨で流された形跡は見当たらない。
13時27分、林道終点に出て、
林道を10分ほど歩いて民家の場所に出る。奥に見えるのは826m峰だろうか。手前の山は三角点のある686m峰かな。三座同定の良い方法はないものかと何時も思う。三座同定アプリの使用はためらうね。
どの山か考えているうちに駐車場に13時50分下山。大雨以来気になっていた春日越と遠目越の道をやっと歩けた。残すは岩屋越と狸だまりから炭小屋の道だ。
今日の行程
北ノ川内8:52-9:17沢-9:38林道終点-9:52最初の渡渉-10:05露岩-10:25春日越-10:35縦走路分岐-10:39近道分岐-10:46 777m-11:10国見岳11:15-11:41近道分岐-11:50春日越(昼食)12:02-12:11 840m-12:20展望台-12:35遠目山-13:03遠目越-13:27林道終点-13:50北ノ川内