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登山と車旅

福岡・佐賀の山 2024.05.14-17 脊振山地全山縦走(坂本峠・九千部山・基山・南水門)

2024年5月17日、金曜日、晴。3時過ぎに目が覚めてまた寝たら目が覚めたら4時過ぎで慌てて起きる。長い時間横にはなっているが疲れが溜まって来たか。たっぷりお湯を沸かして、カレーメシとパン、コンソメスープ、コーヒーとたっぷり水分補給。縦走4日目(最終日)、体調は良いからハプニングが起きない限り目的地基山(山名はきざん)まで完歩できるだろう。


5時20分七曲峠に向け出発。昨日とは違い風も無く暖かだ。でも朝方はやはり寝袋の中で震えた。
坂本峠を福岡側に200mも下らぬうちに三叉路に出る、さてどっち?右を見るとすぐ先に七曲峠への山道そうなのが見えるので進むと、道標があるので石段を登り七曲峠へ。
なだらかな道かと思っていたが登って一気に下る道であった。蛤岳から七曲峠までは歩いた事が無い。地形図で事前に調べればわかることなのだがさぼっていた。30分ほど歩いた5時54分七曲峠の車道に出る。突当り左が登山道入口で、左の道が福岡に抜ける道だが曲がった先で通行止めだ。で昨日はここでテン泊も選択肢だったが到達できなかった。
登山道入口に自然歩道案内板がある。目的地基山(山名はきざん)まで15㎞。

石谷山へと登り始めて間もなく、朝日が林の中にも差し始める。
ゆるやかに登って6時38分、ついたて岩に着く。ここから石谷山への急登が3段構えで始まる。カメの歩きで頑張ろう。
急登を終わると三領堺峠に7時22分着く。

この先九千部山までは登りらしい登りはない。先ずは九千部山とは反対の御手水の滝側へと5分も歩くと石谷山なので寄り道。ザックをデポして、ほとんど平坦な道を歩いて、木々に覆われた石谷山に7時28分着く。
堺峠に7時34分戻り、九千部山へとなだらかな稜線を進む。
山中の道とは思えぬほどの散歩気分を味わえる道も現れる。秋にはモミジが彩る道になるのだ。
8時26分四阿屋分岐に着いて、ここから先がやや上り坂となる。
一旦、車道に出て直ぐに右の林に入り九千部山頂へ。本来は車道に出ずに行けるのだがよく覚えていなかったので行ったり来たり少しウロウロ。
10分以上ロスして8時50分九千部山山頂に着く。
展望台に登り四囲の景色を堪能と云いたいが、霞がかかって遠景ははっきりしない。南に石谷山。石谷山からの稜線がなだらかなのが分かるだろう。

西に脊振山。
北東、中央電波塔の右が権現山と思うのだがハテ?2番目の山並の右中央が基山かなと思ったりしているが?奥の山並が宝満山あたりか。あまり信用せぬように。

東に古処山だが、靄っていて写真では無理ですね。

南東の耳納山地も霞む。

9時15分山頂ベンチの先から大峠へと向かう。

下り始めて3分大峠の道標を見てこれに従う。お気付きの事と思うが自然歩道の道標は新旧両方ある。
九千部山は山頂まで車で来られるので、大峠から歩く人は少ないのか、道は今までと比べると荒れ気味。
9時36分、基山まで9㎞の道標を見て右に折れると、
10mほど進むとルート崩壊で迂回の指示。
道標まで戻って直進20mで車道に出た。車道を50mほど下って、
車道を離れ右の自然歩道へ戻る。
10時万才寺と大峠1㎞の分岐に着いて大峠を取る。
下り続けて10時17分大峠に着く。次の柿ノ原峠へ。
佐賀県側へと車道を2分弱下ると、
左手に自然歩道の道標を見て石段を登る。
これがとんでもない急な石段だ。
石段は山道に変わるが急登は変わらず、10分ほど登った10時33分権現山の分岐に着く。100mとあるので寄り道。
100mと思って歩くと下って登る200mほどだ。10時39分樹木に覆われた眺望のない三角点が有るのみの権現山山頂に着く。戻って、
樹林の中をひたすら下ると、11時19分左に天心園の施設を見ると、間もなく園への取付車道に出る。
2,3分下ると柿ノ原峠に11時23分着く。
道標に従って車道を5分ほど下ると、
11時30分、自然歩道は左の山中に入る。入口は草が茂りあまり歩かれてなさそうだ。
峠にあった道標より基山が遠のいた。

入って見れば、それほど荒れてはいない。と思ったのもつかの間で、沢沿いを進めば、伐採木が沢を塞ぎピンクテープが張られあたかも通行止めの感。ここで戻るわけにはいかぬので、踏み跡を辿って荒れた急沢を登る。
11時48分登り上がった所で基山まで4㎞の道標。
下り始めると、間もなく石畳になる。

道標から10分下ると、11時58分右に木花咲耶姫命神社を見て、古屋敷の集落に出る。
ここから先は4㎞ほど基山スキー場まで車道歩きだ。炎天下たまりませんね。

歩き出して間もなく、左に沢水を見て頭からかぶる。イヤー最高にスッキリ。
1時間ダラダラ車道を上り続けて、13時基山まで500mの道標。
13時6分、草スキー場に着く。残り100m。

ここを上れば山頂部だ。最後のカメの歩みで頑張る。
13時20分基山山頂部に着いて眺める九千部山。
左に基肄(きい)城跡石碑と展望所、

右に三角点のある基山山頂。
展望所から筑紫野市方向の眺め。
けやき台駅(左中央)方向の眺め。

基山三角点方向の眺め。
山頂へと向かって、13時31分三角点のある基山山頂。

山頂を先に抜けて、眼下にこれから向かうけやき台駅だ(左端)。

アザミとウマノアシガタが咲く先に九千部山。
13時38分南水門へと下山に就く。急な下りなので最後まで気を抜かずに下ろう。水神様で再び水をかぶり、直ぐに南水門へ13時58分下山。脊振山地全山縦走完歩。バンザーイ!
水門下の駐車場で一服して、14時13分けやき台駅に里山の車道をシャキッとして歩いて、

14時40分けやき台駅に着く。これですべて完歩。ホームに降りて長崎方面の電車を見れば14時34分?があった。これに乗ればスムーズな乗継で17時過ぎに諫早に着けたのだ。基山に着いてからゆったりと油を売り過ぎた。それでも19時前には家に着いた。
振り返れば、2日目の雷山の登りでくじけそうな思いに襲われ、その夜の雨が朝まで続けば危うかったろう。3日目のザックが軽かったのと、涼しかったので快調に歩き出せたのも、全山縦走出来た要因だ。水だけはどう工夫しても持つ量を減らさない限り軽くは出来ない。食べ物は美味い不味いを問わなければ軽い食料を工夫出来る。一言で感想を述べれば2日目キツカッター。3日目からは惰性で歩けた。色々と気遣いをしていただ方に感謝いたします。

今日の行程、
坂本峠5:20-5:54七曲峠-7:22三領堺峠-7:28石谷山-8:50九千部山(軽食)9:15-10:17大峠-10-39権現山-11:29柿ノ原峠-11:58古屋敷-13:06草スキー場-13:20基山山頂部13:38-13:58南水門14:13-14:40けやき台駅=JR(2170円)=諫早
全行程、



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