5月10日鹿児島の山11日目。今日は大隅半島最高峰で、高隅山系の盟主の大箆柄岳です。スマン峠に下りて、林道を4km戻る予定です。
朝から車の窓の降灰落としです。ワイパーで流すとガラスに傷がつくというので、水をかけて拭く。
7時45分駅発。県道71号を走り、田地明バス停の三叉路に大きな「高隅登山道(おおのがら岳)」の案内板を見て右折し、大野原林道へ向かう。
途中案内が出ているので迷うことはない。
林道起点から2,3百m走ると未舗装となる。車はこの先無理そうなので、
起点に戻り空地に車を止め、垂桜登山口まで林道を4km歩くことにする。
戻りは8kmの林道歩きとなる。9時出発。
2km歩いたところで、七岳への登山口の道標を見る。
林道は開けていて明るい。乗用車なら支障なく走れる。
4km歩き、9時55分垂桜登山口に着く。山頂まで150分の道標あり。
高隅山系の大きな案内板もある。行程と山系の山々の位置取りがわかる。
樹林の中、なだらかな登山道を40分弱歩き、10時35分、3合目に着く。
山頂まで90分とある。
徐々に登りもきつくなる。左手の斜面が大きく崩落しているところもあり、
登山道も右に付け替えられている。10時55分、5合目に着く。山頂まで60分とある。
登るにつれ、登山道は大きくえぐれ、滑りやすい。
11時15分、7合目に着く。山頂まで30分となった。
杖捨祠からはなだらかとなり、
9合目をすぎ
11時45分山頂に着く。
南側に御岳・妻岳・二子岳・平岳・横岳の展望がよい。
北西側の登山口方向の桜島は視認できない。
山頂を縦走路に下ると直ぐに分岐に出合い(12時5分)、スマン峠に向かう。
スズタケと樹林の縦走路を20分ほど歩くと、小箆柄岳分岐に出合い、
急坂を登り、12時45分山頂に着く。
遮るものもなく、御岳・妻岳・二子岳・平岳・横岳の展望がよい。
御岳はどっしりしていて盟主のようだ。妻岳は形が象徴的だ。
樹林の中をスマン峠に向かう。
13時45分、鞍部のスマン峠に着く。
まっすぐ進めば御岳・妻岳。
右に下ればスマン峠登山口。登山口まで50分。
中間あたりで、一九坂(一休の語呂合わせ?)の道標を見て、
13時40分、林道出合のスマン峠登山口に着く。
ここから先は、垂桜登山口を通り8kmの林道歩きだ。
山肌に沿って、緩やかなアップダウンを繰り返す。
林道は谷側に大きく崩落した個所がある。
15時40分林道起点に下山。
17時道の駅「たるみず」に着く。駅にある「湯ったり館」(350円)で汗を流す。
風呂で地元の方から、横岳、御岳、刀剣山へのアクセスは、登山口まで舗装されている情報を得た。