2022年3月15日、火曜日、晴。まん延も解除になり気候も暖かくなったから、山道具の調達と催し参加のついでにちょっと山登りもしようと、月曜日夕方から出発。金立SAで泊り、翌15日、神埼市の仁比山公園に車を止め、八天神社から土器山(八天山)、猿岳、腰巻山をピストン。
背振ICで下りて、仁比山公園(にいやま)へ向かう途中から眺める土器山の眺めがいいね。
9時公園駐車場を出発。
10分ほど車道を歩いて登山口の八天神社に着く。
9時12分神社右側の登山口を登る。
階段を上がると右手に端之宮を見る。
神社案内にあった通り、登山道を兼ねる参拝道はいきなり深くえぐられた花崗岩の道だ。
道標も所々に見られる。
登山道はおおよそ花崗岩のざれた上か深くえぐられた溝を歩く。
9時48分標高287の地点を通過。
登り勾配が緩やかとなる。
5分ほど歩いて標高305の道標がある中宮跡に9時53分に着く。
これが中宮跡か。
岩には観音像のようなもの彫られている。
他にもこんなものが。
中宮跡から数十mも進むと、左手に水が滲み出る水場が。
さらに数分歩く間に、狭い道、木段、洗濯岩と続く。
中宮から10分弱歩いた10時6分親不孝岩への分岐に着く。左親不孝岩だ。
1分ほどで親不孝岩に着く。
岩の上に立つと180度の展望だ。
左手に背振山。
正面眼下に登山口の八天神社方向と水車の里が望め、その先に鳥栖方向に延びる長崎道だ。右手に有明海も見えるが写真では霞んで確認できない。
分岐に戻ることなく進むと、1分ほどで分岐からの道と合流する。
ここから2分も歩くと10時16分石段が現れる。
階段を登ると、左手に御手水?
右手に数段の石段と御神体岩の説明。
石段を数段登ると正面に御神体岩。土器が並んでいる。チョップストーンの下の隙間には投げられて欠けた土器が沢山ある。
岩の左側を登り、
御神体岩の上に立てば(神様お許し下さい)、親不孝岩と同じくらい怖い。
展望はと云えばこれも同じで背振山と水車の里だ。
御神体岩から3分ほど歩くと、標高429の道標が現れる。429は土器山の標高だろう。と云うことは目の前は山頂だ。下の白い板は八天神社から巨石パーク登山口(佐賀大和の道の駅)までの縦走ルートの案内板だ。そのうち挑戦だ。
10時28分土器山に着く。露岩の狭い山頂だ。
中央に見えるのが腰巻山かな?
展望はここも同様で背振山と水車の里だが、右手に目を向ければ天山方向が見えるのかな?
まだ早いから次の猿岳まで先ずは足を延ばそう。今までの花崗岩の露出からガラッと変わる。日が差し込む明るい林の稜線歩きだ
所々に露岩は現れるが普通の登山道で歩き易い。
10時57分下り終わったところで右手に鹿路の分岐を見る。北西の方向に東鹿路の地名があるからこちらに通じるのか。
ここから猿岳に向かってやや急坂の登り返しに入り、
11時4分目の前に大きな石を見上げて、暫く登ると、
11時13分猿岳に着く。気温15度。登り始めは蒸し暑かったが今は丁度良い。
展望は相変わらず背振山。
ここで買い物の都合もあるから戻ろうと思ったが腰巻山まで往復一時間強。14時までに下山すればいいだろうと、腰巻山まで足を延ばす。この先は歩く人も少ないのか、下草が登山道にせり出してきた。
11時30分左手に観音滝・慈音院の分岐を見送る。
鞍部辺りまで下ったところで大きな石を左手に見る。
11時37分485地点で、石の上に485高地の木片を見る。
下りに入ると、植林が稜線の両側から迫るようになる。
11時44分左手に乳観音の分岐を見送る。土器山を過ぎてから案内は無いが、分岐とみられる踏み跡らしきものは幾度となく見たな。
11時56分腰巻山に着く。
見えるものは背振山です。眼下の集落が東鹿路かな?
14時八天神社到着で、往路を戻ろう。土器山、猿岳、485,腰巻山と各ピークからなる吊尾根を歩いて登降を繰返したから、戻りも下り一方とはならない。しかし腰巻山が最高所だから戻りが幾分楽だろう。
猿岳から鹿路分岐へ下る途中、支尾根に迷い込みそうなところに親切な道標が。ありがとうございます。
親不孝岩の所で登りとは別の道を取ったら、そこは背丈の倍ほどはあるかという一番深い溝道だ。ここは横幅のある人には大変だろう。
13時51分八天神社に下山。猿岳までは味わいのある道であった。その先腰巻山へは植林が稜線まで迫っていて少し味気ない。土器山で見た案内では巨石パークまで歩けそうだからそのうちに歩こう。
また、複数人の山行なら、腰巻山の先の大峠に車を置いておけばピストンせずに済むね。
今日の行程、
仁比山公園9:00-9:12八天神社-9:53中宮跡9:57-10:06親不孝岩10:12-10:17上宮・御神体岩10:24-10:28土器山10:32-10:57鹿路分岐-11:13猿岳11:16-11:30観音滝分岐-11:37485高地-11:44乳観音分岐ー11:56腰巻山11:58-12:09乳観音分岐-12:16485高地-12:20滝観音分岐-12:32猿岳-12:42鹿路分岐-13:07土器山-13:11上宮-13:18親不孝岩-13:28中宮跡-13:51八天神社
下山後、水車の里へ。ここから眺める土器山もいいですね。
直ぐ近くの仁比山温泉もみじの湯(500円)で汗を流す。
五ケ山の山の店で山道具を調達後、背振ICから高速にのり山田SAに泊る。今回は時間に余裕がないから高速を使っている。
夕食はインスタント焼そばに沢山の温野菜とウインナーをぶち込む。梅酒ソーダ。