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登山と車旅

多良山系 2025.01.12 3日連続の五家原岳は樹氷

2025年1月12日、日曜日、曇時々雪。一昨日の金曜日、五家原岳山歩の際、留めずに被せただけのザックカバーを落としてしまった。昨日の五家原岳への登りには無かったから恐らく857南尾根だろう。昨日、今日探しに行くと云ったら、山友さんが付き合ってくれた。最初に857南尾根を登れば早く見つかるだろうと、金曜日とは逆回りで歩く。

多良横断林道の南尾根取付き地点の近くの駐車スペースに車を駐め10時出発。積雪は少ないだろうとアイゼンを着けずに登り始めたが、20分ほど登ると積雪で足が滑って思うように登れないから、チェーンスパイクを着ける。最初からつければよかったと反省。昨夜も雪が降ったのだろう。2日前に小生が下った足跡が薄っすらと残る。他の足跡は無い。
登り始めて50分の10時52分、地籍点手前まで来ると、雪に覆われ薄っすらと黄色ものが見える、近づくとザックカバーだ。迎えを待つかのように落ちていた(写真は雪を払った後)。予想した通りの場所であった。

早々に見つかって、雪も降りだして、気分も乗って来たので、大花山へ行くのは止めて、昨日とルートが一部重複するが3日連続で五家原岳へ。
11時8分806ピークへ着く。木々の枝葉にもけっこう雪が積もっている。一晩でけっこう積もったのだ。
857ピーク近くは灌木をぬって進む。

11時34分、857ピークへ着く。
857から横峰越へと下る道も雪深い。

強い北風が吹くと、枝葉の雪が舞って吹雪のようだ。吹きつける風で体も冷える。この辺りは風が強いのだ。

11時47分横峰越へ着く。
横峰越から山友さんに先を歩いて頂く。ショートカット道と合流して、昨日の足跡も降り積もった雪で所々消える。足跡から、この2日間で4人しか歩いてないようだ。一昨日の小生と、昨日の我等と他1人だ。ここでも吹雪の様に雪が舞う。

岩場も半分ほど雪に埋もれる。
登る時には全く想像もしていなかったプチ雪山だ。

標高を上げて来ると、木々は霧氷というより雪による樹氷だ。
12時39分鎖場。足場が雪に隠れるので一歩一歩確実に進む。

鎖場を登り上がり、もう一頑張りで山頂だ。
薄っすらと電波塔が見えて来た。

12時50分山頂部に着く。一夜でこんなにも景色が変わるのだ。
山頂駐車場。

12時53分五家原岳山頂へ着く。踏み跡はすっかり消えている。眺望はないがこの景色で満足、大満足。


駐車場まで下りて風を避けて昼食をとるが、ゆっくり食べていると手足の指が痛くなってくるので、昼食を途中で切り上げ、13時8分中尾根で下山に就く。

中尾根側は一昨日の小生の足跡だけだ。意外や横峰越からの登りよさらに深い。

一昨日の繊細な霧氷は、樹氷に様変わり。

山友さんは嬉々として雪を蹴散らしばく進。


山頂から25分ほど下った13時33分広場に着く。ここでも風が吹けば枝葉の雪が舞う。

ここから悩まされたのは、雪が湿って来て足裏に雪が付くようになり、数歩進むと高下駄状態に。ほっておけば滑って転ぶから、岩や木の根に足をぶつけては進む。

20分ほど悩まされながら下り、13時55分中尾根登山口が見えた。

14時登山口のシャクナゲ橋へ着く。薄っすらと日が差している。

多良横断林道を20分歩いて14時20分取付きへ戻る。昨日とは打って変わった樹氷の五家原岳に感動した山歩であった。単独行なら見つかった所で下山しただろう。山友さんのお付き合いのお陰で一晩で大変身した五家原岳が見られ、大花山からの変更も大正解。



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