2021年9月19日、日曜日、曇のち晴。会の山行で吾妻岳の岩場巡りと東尾根を歩く。コロナ禍で会の山行は県内に限られている。
吾妻岳と東尾根(2021年7月1日、鳥甲山山頂から)
9時前に田代原のトレイルセンターに着く。吾妻岳の山頂部には雲がかかる。
9時18分吾妻岳を目指して出発。ゆっくり歩いて9時56分赤い鉄梯子まで登る。ここから5分で山頂だ。
10時1分吾妻岳山頂道標を右に見送り、ベンチで一服。Jさんがふるまうパイナップルがおいしかったね。山頂は岩巡りの後にして、吾妻観音へと向かう。。
10時20分吾妻観音分岐に着く。吾妻観音に寄ったことがない人がいるので寄り道。10時28分鉢巻山への分岐を左に見送り、展望岩①②の道標に従う。
分岐から10分弱で展望岩①②の道標をみて左に下る。展望岩①②はピストンで寄るからまたここに戻るのだ。
展望岩①から②を眺める。この岩峰が展望岩②なのだが一般人が上るには難しい。
②まで行って眺めるとこんな岩だ。
岩の基部から鉢巻山、千々石の眺めだ。まだ高曇りだからこんな眺めだ。
分岐に戻り、10時54分吾妻岳山頂への分岐を右に見送り、
次の展望岩(展望のよい岩場)に向かう。
くぐり岩、展望のよい岩場の道標を見て左の斜面を1,2分も下ると、くぐり岩に11時7分着く。
くぐり岩の下に、大人が一人立てそうな岩屋がある。
岩屋から北方向に斜面をトラバース気味に歩くと、たくさんのヤマボウシの赤い実が落ちている。ここもヤマボウシがたくさんあるのだと初めて気が付く。ヤマボウシは下から眺めても分かりづらいのだ。
岩屋から100mも行かぬうちに、展望のよい岩場に11時20分着く。岩場基部からの眺めは展望岩②とほとんど同じだ。
ここの岩も岩登りに慣れていない人が立つのは難しそうだ。
往路を戻り吾妻岳山頂に向かう予定であるが、先行組は岩屋から右に上がらねばならぬところを真っすぐに行ってしまう。仕方なくFさんが先行組の後を追い、我等は往路を戻る。くぐり岩の道標で先行組を待ち合流して、山頂分岐から土塁に沿って吾妻岳山頂に向かい、12時3分三角点のある山頂に着く。
ベンチまで行って昼食。Fさんがふるまわれたミカンもおいしかったね。
昼食後、三角点に戻り鳥甲山方向に延びる東尾根で県道に向かう。
山頂からの東尾根の出足は灌木がまばらに茂る林だ。踏み跡はそれほどはっきりしないが、赤いテープがあるのと、尾根を外さぬように下ればよい。
10分も下ると岩を乗り越える、12時45分。ここから右に急に下るのだが、右に行かずに灌木をかき分け真直ぐ進むと岩峰の上の展望のよいところに出る。
九千部岳の西尾根が指呼の間だ。目の前の岩に立てるのだが高所がダメな吾輩には無理だ。
展望地から戻っても東尾根難所の急な下りは渋滞だ。ほんの5mの垂直な下りと、5mの横移動なのだが足場が悪いのと、狭いから通過に手間取るのだ。
何とか無事通過すると、登山道から左上に踏み跡らしきものがある。これを数m登り、右に進むと、灌木が胸まである岩峰の上の展望岩にでる。
九千部岳と
これから向かう731から鳥甲山方向が見渡せる。
振り返れば先ほどの展望岩の岩峰だ。
登山道に戻り、左手に岩を見て進む。おそらく今この岩の上に立っていたのであろう。
ここから先はしばらくは灌木がうるさい緩やかな尾根下りとなる。途中ウンゼントリカブトを見る。
緩やかな下りは、13時22分岩に阻まれてまたまた渋滞。岩の左の足場の悪いところを下る。
岩場を通過して、鞍部まで下り、731の登りにかかるとこれが結構な急勾配なのだ。
頑張って731のピークに13時46分に着く。
ここから先はトレイルセンターへの戻りに近い、P1から南にまっすぐ急斜面を下るのか、南東に延びる緩やかな尾根を下るのかであったが、後者を取ることになり、まずはP1に向かう。
14時3分P1に着くと先行組は緩やか尾根の南東を下らずに、赤いテープのある北に向かったという。違うと指摘してもずんずんと進む。別れるわけにいかないので遠くなるけど後を追うとリーダのFさんが判断。北斜面を下り14時16分県道に出る。
車道を歩いて14時43分トレイルセンターに着く。、車道歩きはさすがに暑いですね。それにしても締まらぬ山行でした。
今日の行程、
トレイルセンター9:18-9:56鉄梯子-10:01山頂分岐-10:20吾妻観音-10:28鉢巻山分岐-10:40展望岩①②-10:54山頂分岐-11:07くぐり岩-11:20展望のよい岩場-12:03吾妻岳-12:07山頂ベンチ12:35-12:45急な下りと展望岩13:07-13:4673113:51-14:03P1 14:07-14:43トレイルセンター
余談:北アルプス山行で、7月31日朝日小屋に泊った際、NHKの小さな旅の収録が行われていたのを書いた。その放映が今日だった。すっかり忘れていた。朝から番組を見た人が映っていたよとメールをくれた。
録画はしていたから山行から戻り見る。前半のほうに1,2秒映っていた。25分の中の2秒か。と思っていたら後でまた出てきた。延べ10秒程度の出演であった。人生初のTV出演だ。