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登山と車旅

大分の山 2009.05.30 大船山 平治岳 ミヤマキリシマ

半月もすると九重のミヤマキリシマの時期だ。九重の山開きに合わせてミヤマキリシマ観賞登山を毎年欠かさずやっていた。写真と行程記録が残っている、2009,2010,2014年をここでは書こう。と云っても行程記録とミヤマキリシマの写真が主だ。
2009年5月30日、曇。前夜玖珠SAで車中泊して、今水登山口に6時30分前に着く。先客数台。

6時30分駐車場を出発。今日のルートは、東尾根を登って大船山、平治岳、奥ゼリ、今水に戻る行程だ。


東尾根の中腹あたりでミヤマキリシマを見る。林を抜けるこの辺りにはミヤマキリシマが見られる。

続いて、イワカガミ、ベニドウダンを見る。

東尾根の急勾配を登り終え、8時55分御池手前で平坦部に出る。標高1700mを超えたここのミヤマキリシマの咲き具合でこの先の開花が想像できる。今年は良さそうだ。


9時10分、大船山に着く。ガスっていて展望はない。


段原近くまで下ると、北大船山への道が雲霧の中にピンク色に染まるのが分かる。


北大船山を平治岳へ進む道から大船山を眺める。

大戸越(うとんごし)手前まで下ってくると。目の前の平治岳はピンクに染まる。登山者が数珠つなぎだ。


平治岳に登り始めて大戸越を見下ろせばこの人出だ。


岩場の前は大渋滞で通過に15分ほど待たされる。

平治岳平坦部に着くとミヤマキリシマ一色だ。


11時5分山頂に着く。早々に下山。


平治岳は上り下りは別ルートだから、下りは混雑していない。今まで山登りで混雑したのは富士山以外に経験したことがなかった。坊ガツルをミヤマキリシマの山腹から見下ろす。



大戸越に戻ったのが丁度昼時だから、弁当を広げる人、人、人。

男池方面に5分も下ると、黒岳・風穴(奥ゼリ)への分岐を見て、男池への下りから逸れて、これを下る。今水に戻るにはこれが近道だ。利用者が少ない道だがあまり荒れてはいなかった。

男池~風穴の登山道まで下ると、分岐には大戸越の道標が出ていた。


途中、黒岳への道を左に見送り、竪穴の風穴を久しぶりに眺める。

東尾根の取付きを過ぎてすぐに、今水・岳麓寺の分岐から今水に下り、14時15分と駐車場に着く。九重の山開きは6月第1日曜日だ、その1週間前を狙ったのだが大変な人出であった。

今水登山口駐車場6:30-7:30岳麓寺分岐-9:10大船山-9:30段原-9:35北大船山-10:20大戸越-11:05平治岳-12:06大戸越-12:12奥ゼリ方面分岐-12:55大戸越分岐-13:15黒岳分岐-13:45岳麓寺分岐-14:15駐車場

2010年6月5日、晴。山開きの前日だ。昨年同様、前夜玖珠SAに泊まる。ルートは昨年同様今水から東尾根を登り、戻りは入山公墓側に下る行程だ。6時35分登山口を出発。

今回は晴だ、朝日が林に射し込み気持ちいがいいね。

東尾根の中腹まであ登ると、何時もの林が切れたところはミヤマキリシマが満開だ。



標高を上げると、高塚山(黒岳)の左に由布岳が霞む。

急登の終わるころに、ヨウラクツツジを見る。見たことはないと思っていたのに写真に残っていたと云うことは見ていたのだ。


東尾根を登り、御池手前の平坦部のミヤマキリシマはまだ蕾だ。今年は5月の気温が低かったから開花が遅い。

晴れていると御池に映る景色で2倍楽しめる。


9時40分、大船山に着く。山頂の標柱が新しくなっている。

平治岳も北大船山もミヤマキリシマの開花はまだだ。見られないなら今年は入山公墓を回って戻ろう。となればゆっくり出来る。


三俣山のミヤマキリシマもまだだ。

ゆっくり山頂で過ごした後、30分ほど下ると、少しまとまって咲いているところに出た。南斜面は咲くのが早い。

草が茂る入山公募へ11時25分着く。

さらに下り、12時5分4辻に出て、左の今水(黒岳・風穴)を取る。

働いている時は天気・開花・休日と3拍子揃うのは難しいね。

今回の行程、
今水登山口駐車場6:35-7:35岳麓寺分岐-9:40大船山10:25-11:25入山公墓-12:05今水分岐-13:00駐車場

2011年6月4日(今水から大船山、段原、米窪を回り、今水へ)。2012年6月9日(今水から大船山までは分かるが途中不明で今水に)と登っているがパッとしなかった。

2014年6月8日、曇。山開きの日だ。前夜男池の駐車場に泊まる。朝4時前くらいから車の音で寝てられない。今回は男池から平治岳、大船山、立中山、法華院、雨ヶ池越、長者原の行程だ。5時22分出発。


大戸越から平治岳の登りが渋滞するだろうから、ソババッケから東尾根を登り、平治岳を目指す。山頂手前で吉部からの道に出合い、めちゃくちゃ滑る道を登り山頂に着き、ピンクの絨毯の中を大戸越へ下る。


大戸越も真っ盛りだ。


ここからガレを北大船山へ登り返しだ。北大船山まで登ると北側(左手)に雨量の多いいこの時期だけ池が現れる。
 (1999年5月29日、大船山山頂から写す。右中央に池が見える)


北大船山のミヤマキリシマを眺め、


段原から大船山を眺め、

9時55分、雲霧の大船山に着く。

段原に戻り、坊がつるへ下る途中から、左に曲がり立中山への道を取る。途中沢を渡る辺りで、「助けて―」の女性の叫び声が。助けて見れば沢を下ってしまい道に迷った人だ。立中山に着くとここのミヤマキリシマも満開だ。訪れる人もなく閑散としていて実にいい。何時もは大船山の頂から見下ろして済ましてしまうが。

鉾立峠に下り、


法華院から雨ヶ池越に向かう途中で、ついに我慢しきれず雨が激しく降り始める。
長者原に着く頃ようやく小雨に変わる。14時30分長者原に下山。振り返ると、ミヤマキリシマは雨の日が吾輩にあっているようだ。

今回の行程、
男池5:22-6:20ソババッケ-7:45平治岳-8:26大戸越-9:21北大船山-9:26段原-9:55大船山-11:36立中山-11:51鉾立峠-14:30長者原
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