2024年11月30日、土曜日、曇のち晴。山友さんから珍しく土曜日の山行きのお誘い。何時も天山や作礼山、最近では鬼の鼻山から眺めてばかりで、かねてから登りたいと思っていた電波塔が林立する八幡岳に行くことに。時間があれば眉山へも足を延ばそう。
8時半登山口の八幡岳キャンプ場に着く。路肩に広い駐車スペースがあるから駐車。ここから女山、八幡岳とピストンだ。
先ずは女山へと8時40分出発。
右に溜池を見ながら車道を行くと、すぐに広い駐車場があった。
200mほど歩いたところで、女山へ1.8㎞の道標を見て、車道を離れ右に折れて林道へ入る。
1,2分歩くと8時47分道は分かれる。右は舗装林道で、左は写真の作業道で自然歩道だ。女山へは左の自然歩道で向かう。
植林の道を緩やかに登って行く。自然歩道の道標がある。
9時4分P634に着いて植林を一旦抜け、頭上が開けるが、直ぐに植林に入る。
P634から緩やかに下って、鞍部辺りになると、倒木が目立つようになる。風の通り道なのだろうか。
P634から10分ほど歩いた9時14分丸太段が現れる。
登るに従い勾配は増し、頭上が開けて来る。
9時21分登り上がった所から直角に左に曲がる。三角点が近くにあるが戻る時に寄ろう。
左に雑木林を見ながら平坦な道を2,3分歩いて、また植林へ入る。
植林を1,2分歩くと、9時27分剖石(われいし)神社の案内を見る。どのくらいの寄り道になるか分からないのでパス。そしてすぐ先に女山への分岐。
自然歩道を離れ左に折れて女山へと向かうと、2分ほどで緩やかな登りになったかと思うと、直ぐに女山山頂へ9時32分出た。
山頂からは八幡岳と、
反対側に天山と作礼山が望める。晴れそうなのだが陽はまだ出てこない。風が吹きつける山頂部は冷える。
数mほど先へ進むと祠がある。
10分ほどで山頂を後にして往路を戻る。自然歩道に合流した所で再び剖石神社の案内を目にして、案内の方向に5mほど入り込むと苔むした祠があった。
それから三角点の近くまで来て、登山道から20m奥に入った林の中に、9時58分三角点を難なく見つける。
三角点から下りに入った所で、右手に女山を見る。
10時28分車道に戻ってきて望む八幡岳。鉄塔が山頂に並んでいる。
10時31分駐車場所に戻り、八幡岳へとキャンプ場の中を登って行く。入口にオオキツネノカミソリの案内がある。この時間になり陽が差してきた。
舗装道を真直ぐ登って行くと、2,3分で自然歩道の道標を見て左に折れて山道へと入る。
3,4分も登ると最初の車道を横切り、山道を緩やかに登って行く。
10時49分2つ目の車道に出る。車道を20,30m歩いて、
樹林の山道へ。ここには八幡岳の案内がある。
11時山頂まで0.9㎞の標識を見て、
2分ほどで車道に出る。鉄塔を眺めたりしながら車道を道なりに進む。ここから車道を歩かずに、道なき樹林を登ることも出来そうだ。
11時10分左ヘアピンカーブにかかると、そこには壊れた展望ポイントがあり眺めが良い。
右の色濃い台形の山が女山、その奥左が天山、中央左が作礼山。
ここから5分ほど歩くと、11時16分山頂と展望台の分岐に出る。右回りで山頂へと進む。
2分ほど歩くと、川内峠への分岐に出る。この道を取れば自然歩道で川内峠を経て眉山だ。
鋭角に右に曲がると、鉄塔建屋に向かう道だ。行止りかと思ったら、左に道がある。
柵を抜けると、左手の山道を登るようだ。
50mも歩かぬうちに八幡岳山頂に11時21分着く。
北に唐津が望め、
南西に黒髪山系だろうか。一番高いのが青螺山か。後方は佐世保あたりの山か。と推測してみた。
電波塔もにぎやかに飾られている。
山頂から展望台へと、風が吹きつける山頂部を進み、
11時32分展望台へ着く。
作礼山、天山、女山と一望だ。
女山西側に棚田だ。
展望台の八幡大菩薩の左を下ると直ぐに車道だ。
稜線東側に入ると、風はぴたっと鎮まり、小春日和の陽光を浴びて、小さい秋を見ながら昼食。
下る道から多良山系が薄っすらと望める。写真では厳しいかな。
往路をひたすら下り、12時25分駐車場所に戻る。時間もあるから眉山にも登ろう。あらためて案内図を見ていたら、眉山キャンプ場に駐車場があるから車で行ける。川内峠からのピストンを止めてこちらに変更。
向かう途中の川内の棚田あたりから眺める眉山。左の茶色い所がキャンプ場だろう。
県道から、キャンプ場へ向かう道は、林道の細道だ。対向車が来たら離合はどうするのと考え込むほどの道だ。12時53分眉山キャンプ場へ着き、ホッと一息。炊事場、トイレ共にきれいだ。バンガロー、テン泊は有料。
小高いところにあるテン場に登れば、今日はテントサウナの催しだ。お湯と思ったら水だ。ビックリ。
そして目の前は八幡岳のこの眺めだ。爽快だろうな~。
駐車場所に戻って、13時8分眉山への登山開始。
川内峠へ向かう自然歩道を緩やかに登り進む。
3分ほど登ると、眉山山頂は左の道へ。
作業道跡の道を登る。
作業道を登ること15分、13時26分破線の道は急に藪めいて来た。
左に鋭角に戻るような道があるのでこれだろうと進む。リボンが下がっている。
こちらの道もなんだか心もとない道だが、1,2分歩いたところで道標を左に見て安心。後で気が付いたのだがここから山側(右側)に入らねばならなかったのだ。
先へと踏み跡は続くので進む。道は徐々に心細くなってくる。道標から3分ほどついになくなる。GPSを見れば尾根を登れば山頂はすぐだ。戻らず今日も藪漕ぎが発生。山友さん済みません。
数分頑張って、13時38分山頂に飛び出た。
左回りか右回りで戻るかの選択は、道が良さそうな右回りで戻ることにする。
2分ほど歩くと、右手に先ほどと同じ道標を見る。先ほどの道標から登ればここに出るのだ。
少々荒れ気味の道を数分も下ると、
13時47分、破線の道が右から合流。
更に7分下った13時54分、キャンプ場から川内峠に向かう道が右から合流。
キャンプ場へと右に折れ、植林の道を進む。
10分ほど歩いた、14時3分キャンプ場の上、眉山山頂分岐へ着き、14時6分下山。眺めるばかりの山にようやく登れスッキリした。どの山も展望ポイントがあるのが気に入った。
次は陽が長くなったら、ピストンでなく厳木の番所入口から武雄多々良まで21㎞、8時間の九州自然歩道を歩いてみたい。
帰路にある川古(かわご)の大クスも見学。
駐車場からは八幡岳も望めた。天気にも恵まれた一日でした。