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登山と車旅

多良山系 2022.07.03 笹南峰西尾根を登り経ヶ岳へ

2022年7月3日、日曜日、曇。台風が沖縄あたりまで来ているので午後から小雨の予報だ。今日は八丁谷から笹南峰の西尾根を登り経ヶ岳を経てウナギテ沢を下る予定だ。バテたら中山越でエスケープのつもりだ。駐車場には沢登の集団が。8時50分駐車場を出発。

八丁谷を経て西尾根の取付きに9時30分着く。3週間前は見つけられなかった取付き目印と、植林の中にしっかりした踏み跡がある。これほどしっかりした踏み跡を見落とすはずがないよな。

目印と踏み跡はなおも続く。

数分も登らぬうちに雑木の痩せ尾根になり、石積み目印がある急登が始まり、ひたすら登る。

9時47分急勾配を登り上がってなだらかになった所が、両側が切れ落ちた10mほどの牛首状だ。木に掴まりながら慎重に通過。

直ぐに急勾配の登りになり、

10時9分こんな石の間を抜けると、

10時12分ちょうど中間点あたりの平らな所に出て一休み。時折風が吹き
抜けると皆歓喜。

標高900mの岩場の手前の登りがなかなかの急勾配で、ひたすら頑張り10時37分岩場に着く。次の急勾配を登る前に大休止。右側、岩の下を歩けば恐らく西岳への道に合流するだろう。
ここは登るほどに急勾配となる痩せ尾根を取る。岩場なのだが表面は腐葉土のようで小石を落とさぬように、木の根元に足を置き慎重に足を運ぶ。西尾根でここが一番の勾配だろう。
ここを登り上がると間もなくして、西岳側からの登りに合流して、10時56分笹南峰に着く。
続いて11時13分笹岳に着くと、
曇り空なのだが、五家原岳の見通しすこぶる良好。
経ヶ岳は枝が茂り頭のみ。

鞍部に下り昼には早いので、中山越に11時45分に着いて昼食。鞍部は風が吹き抜け心地よかったが、中山越もと期待したがこちらは微風。

経ヶ岳への登りは、そうめんの滝が見られるかなと期待して、平谷越のルートを取ったが、好天続きでそうめんにはならず、苔から雫がポタポタ。
平谷越を経て鎖場を登り、
13時1分展望岩に立つと、
なんと佐世保の先に平戸の志々伎山が見えるではないか。その先にはうっすらと上五島の島も見える。経ヶ岳から平戸を意識したのは初めてのことだ。感激ですね。
山頂からの眺めはもっと良いのではと、経ヶ岳山頂へ急ぎ13時19分着く。
あらためて平戸の眺め
前岳から五家原岳。後方に雲仙。

五家原岳から大花山の稜線後方に長崎の山。
鳥甲山の先に長崎空港。

郡岳、川棚虚空蔵山方向。台風の強風からか遠くまで見通せた。
幸いにもまだ雨は降ってこない。それどころか薄日が差すこともある。降らぬ前に下ろうと、中山越に14時再び下り、ウナギテ沢に入る。14時42分だいぶ下って尾根を回り込むところは下を覗くとちょっと緊張すりますね。

沢を渡って少し下ると、右手に滝。
ここから先は小さな滝や渡渉が続く。この時期雨が降ると靴が濡れるほどになる一方で、滝も水量が増えて見応えがあるね。今回は好天が続いたので程々でした。
悪路のウナギテ沢を無事下り駐車場に15時35分下山。結局雨は降らずよかったよかった。同行者の皆さんタフでした。

今日の行程、
駐車場8:50-9:15八丁谷-9:30取付き-10:12中間点-10:37岩場10:43-10:56笹南峰11:01-11:13笹岳-11:45中山越(昼食)12:05-12:47平谷越12:53-13:19経ヶ岳13:28-14:00中山越-14:46滝-15:15八丁谷-15:35駐車場
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