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登山と車旅

九重の山 2024.09.08 長者原・泉水山・黒岩山・星生山・北千里オアシス

2024年9月8日、日曜日、晴。昨晩は蒸し暑くもなく涼しく快適睡眠。九重に来たら泉水・黒岩山の稜線山歩は外せない。これだけでは物足りないから牧ノ戸から星生山まで足を延ばして周回。最初、久住山・坊がつるにも寄りたいと山友さんに提案、10時間を優に超えると云うので断念。
4時半に起きると外はTシャツでは肌寒い。前夜に作っておいたおにぎりで朝食を済ませ6時10分長者原を出発。急勾配の草原を登る途中でサイヨウシャジン。
後方には双耳峰の由布岳、

前方に涌蓋山。

草原から樹林に入り10分ほど登って7時9分泉水山に着く。日影なので20度。でも1時間近く歩いたから汗ばむ。

岩に登って上泉水山を眺める。朝日を受ける景色はいいね。
林を抜けるとススキが覆いかぶさる道だ。ススキの小さな茶色い粒(種?)が手や体に付く。

何時もなら、林を抜けると風が得られて心地よいのだが、今日に限っては時折吹くのみ。左下に長者原の風景を眺めながらの登りは気持ちがいい。7時46分上泉水山に着いて九重連山を眺める。

向かう方向に、黒岩山への稜線、

右に目を移して行くと大崩の辻(中央)、手前は狸山?
その左に涌蓋山。
そして上泉水山から5分ほど歩くと、左に入る道がある。何時もは展望ポイントと思ってパスしていたが、今日は何の気なしか入って見ると2,3mの高さの岩があって登れる。黒岩山へ向かう稜線が一望だ。
当然、今登って来た上泉水は指呼の間だ。
上泉水山から20分ほど歩いた8時5分狸山分岐に着く。MKの時期とは違い踏み跡は笹とススキで覆われている。

少し歩くと山友さんがツルリンドウを見つける。
九重本峰側では味わえないこの稜線歩きの雰囲気がいいのだ。
狸山分岐からさらに10分歩いた8時15分、大崩の辻の道標を見る。ここも笹とススキと馬酔木で覆われた道だ。
大崩の辻分岐から下って、黒岩山への登り返しに入って間もなく眺める朝の長者原・タデ原。
8時33分P1456地点からの眺め。黒岩山、
右手に、大崩の辻。手前は狸山。
後方に上泉水山。
そしてススキの原を緩やかに登ると、
8時47分、黒岩山頂への道標を見てこれを取る。
数分ほど歩いて8時54分黒岩山山頂へ着く。長者原を出てから2時間半強だ。ここで軽食を取る。

9時11分山頂を後にして牧ノ戸峠へ。下り始めると目の前に、猟師岳と合頭山だ。
25分ほど下って牧ノ戸登山口に着く。9時38分沓掛山に向ってゆっくりユックリ登り始める。

30分ほど登り続けて10時11分沓掛山の山頂に着く。
山頂から先を見ると、目の前の小さなピークに人が居るので今日は寄ってみることに。

扇ヶ鼻の分岐手前まで行くとリンドウが咲いているのに見入る。他の登山者は素通り。
今歩いて来た泉水山から黒岩山の眺めもいいね。早々と下ってくる人に何時から登ったのかと訊ねると、3時半から、寒かったですよーと。夏場はこれだーと思った。
11時2分扇ヶ鼻分岐に着いて、
久し振りに尾根道を登って星生山へ。手前の岩山への登りが短いが急登だ。
登り始めて直ぐにこれ何の花?8月に白口岳の山頂で見たのと同じノギランでしょうか。まだ蕾?
岩山のピークを越えて、ガレの登りから眺める牧ノ戸峠から扇ヶ鼻分岐への稜線。
カメさんの歩みで11時43分星生山山頂に着く。
台風の雨を貯めたのか、岩山下の湿原は水をたたえている。
山頂からの眺めは、朝歩いた泉水・黒岩
眼下に長者原、
硫黄山・三俣山・北千里ヶ浜。
これから歩く、星生崎への稜線と九重連山。
稜線右下に西千里ヶ浜。
12時4分ザレ場まで来て眺める岩稜。今日は巻かずに岩稜を歩く。

途中、星生の窓に下って、再び岩稜へ。スリルもチョットある岩稜を抜けて、
12時28分星生崎へ着いて眺める久住山。
星生崎から10分ほど下って、12時40分久住分れに着いて、北千里ヶ浜へと下り始める。

荒れた石道を20分下って、北千里ヶ浜の南端へ13時2分着く。

下る途中で浜を眺めた時に、川が流れていたように見えたから、道を外れて探すと、あったー、砂漠のオアシスだ!水が流れているのを見るのは初めてだ。

流れはスガモリ越へ登る分岐手前で地中に消えた。

13時32分スガモリ越へ登って、大曲登山口へ下って、車道・自然歩道で長者原へと考えていたが、車道は歩きたくないからと考え直して、通常ルートで長者原へ。

途中、一昨日苦労した指山・三俣山北峰を眺める。青空の下は際立っていい眺めだ。14時50分ビジターセンターへ下山。少し強張る足を引きずって今日もたっぷり歩いた。朝夕は晩夏なれど、日中は真夏の暑さだ。首筋には日焼けの縞が出来ていた。

下山後、風呂で汗を流して、涼しくなった18時近くに、タデ原に見落としたシラヒゲソウを観に行く。
目の前に黄色い花が咲いていた所で、立派な一眼レフを持っている方に出会ったので、黄色い花の色の色を出す方法を訊ねたら、親切に撮り方を教えてくれた。直ぐにオリンパスタフで試すと、ほらこの通り。
受講前、
受講後。

他の花でもきれいに撮れる。ありがとうございました。シラヒゲソウ
マツムシソウ、
アケボノソウ。


翌9日、月曜日、晴。平日にもかかわらず数十人の団体さんで、駐車場は満車。朝から程よい風があって登山日和。溜まったブログを今日は書かなければ。午後になるとますます秋空。この日は車の中にいても涼しく過ごせた。

翌10日は朝方遠雷が聞えた。ザーと来るかと思ったが霧雨。指山は見え、三俣山は雲に隠れるが青空が覗く。
上泉水山の上空も雲。高塚山のブログを書き終えた所で、阿蘇の高岳に登るつもりで阿蘇の道の駅に移動するつもりであったが、天気予報を見るとまだまだ夜は暑そうなので、やめて帰ることにした。昼頃になっても霧雨。自宅に戻れば冷房なしではいられない暑さ。山に登る気力が出ない。


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