2023年12月10日、日曜日、晴。会の山行で福岡側から桜谷遊歩道で九千部山に登り、うるしが谷遊歩道で下る。
向かう途中の高速道路は霧が出ていたが、登山口の南畑ダムに着く頃には好天だ。気温も昼間は20度以上になるのではと暖かだ。
9時40分、駐車場からゲート横を抜けて出発。駐車場中央奥に桜谷遊歩道登山口の案内板があったのを下山時知る。駐車の車で見えず。
車道をゆったりと足慣らししながら登り、途中から桜谷遊歩道へと舵を切る。
9時56分桜谷遊歩道の道標を見て、左下に沢音を聞きながら登る。
10時5分沢を渡ると、山頂まで2.7㎞の道標。沢は水量も少ないから難なく渡れる。
沢を渡ると、右下に沢音を聞きながら登る。
沢を渡ってから20分弱歩いて、2.4㎞の道標を見る。
緩やかな登りをゆっくりゆっくり登る。10時30分2.2㎞の道標。
道標から2,3分ほど歩くと涸れ沢らしきものが出て来た。
10時42分、2.0㎞の道標から小さな尾根を越えて、左の沢へと移る。
越えた所で10時44分小休止。
殆ど水は流れていない沢を右に見ながら登る。
小休止から数分歩くと崩落ヶ所(上から見ている)が出て来る。上を巻くように印が付いている。
崩落ヶ所を抜けて、僅か進むと沢を渡り、
右隣の沢へと入る。
1分ほど登ると、11時4分1.7㎞の道標を見て、やや急坂の登りになる。
またすぐに沢を渡り返して、
尾根を越えて隣の沢へと移る。
11時10分、1.5㎞の道標を見てまた沢を渡りと、
繰返しているうちに、緩やかな登りなると共に稜線に近づいて来たのか、落葉樹が増えたのか、頭上も明るくなって来たと思っていたら、
11時24分、1.2㎞の道標を見て林道に出た。一休み。
林道を20mほど歩いて左の山道に入る。
地形図を見てもここから先は緩やかな登りだ。それでも依然とペースはゆっくりゆっくりだ。話し声も聞こえる余裕の歩きだ。
11時52分、山頂まで0.2㎞の道標を見て山頂部の車道に出た。
11時58分九千部山山頂に着く。気温18度。風もなくポカポカ陽気。
多くの登山者で賑わっている。
展望台からは360度の絶景だ。
福岡市街は勿論、背振山系
英彦山方向、
耳納山系と望めるが霞んでいるのが残念だ。
12時30分山頂を後にして下山に就く。山頂から車道を200mほど下った所の右側に、うるしが谷遊歩道の道標を12時38分見てこれを取る。
幾筋もある登山道を石谷山へと200,300m歩くと、12時44分見落とすことがないほど大きな、うるしが谷遊歩道の道標を右側に見る。グリーンピアなかがわまで1.2㎞とあるが、直線距離でも1.8㎞ほどあるから怪しい距離である。1.2㎞は五ヶ山展望台までではなかろうか。ここもグリーンピアなら別だが。
こちらの道標も1.2㎞となっている。往路も復路もどちらも大差ない距離だ。下る道は落葉で柔らかい。
10分ほど下ると最初の林道横断に出た。地形図を見れば往路の林道と通じている。
下る道から、背振山が望める。
林道への出入りを繰返して下って行くので、山道へ入る地点を見落とすと、引き返すことになる。こういう地点があることを分かっているからリーダは20,30m歩いて直ぐに気が付き、大怪我はない。
13時13分、山頂まで1.3㎞地点まで下る。グリーンピアまで300mだ。
13時22分三角点のある五ヶ山(点名も五ケ山、4等)に着く。展望台があるものの木々に囲まれ展望はない。
展望台下の登山道に山頂まで1.6㎞の道標。
展望台から10分強下った13時40分、桑ノ河内分岐に着く。
さらにここから10分弱下ると東屋に出る。東屋の手前から左の舗装林道に出てこれを下る。出来た当初は立派な道であったのだろうが今は荒れ放題。
東屋から10分下ると左にまた東屋。そして間もなくグリーンピアの施設。この一帯はアジサイ、ツツジ、サクラ、ドングリン等が植えられた公園だったようだ。
施設の前に第一駐車場、14時5分。
駐車場から車道を数分下って、往路の道に出会う、14時10分。
往路とは違う道で駐車場登山口へ下る道を取る。右側に急勾配の水路を見ながら急な階段を下り、
下り終えたら、植林を抜け、
14時21分駐車場へ出た。登山口の道標は車に隠れていたのだ。結果的には往路で車道を登ったのは楽な出足が取れたので正解だろう。
ゆったり、4時間40分、楽々未踏の道を歩けて大満足。山行計画者に感謝。今日は参加者全員の体力に合わせて超ゆっくりぺースで歩いたお陰で、登山中も会話が途切れず、楽しく登れたことだろう。それにもかかわらず、一糸乱れず行程時間をきっちり守れたことだ。リーダはこうありたいものだ。