見出し画像

登山と車旅

大分の山 2024.11.19 六郷満山峯道 センボウシ線入口~長安寺 +屋山・鬼城

2024年11月19日、火曜日、晴。17日に真玉温泉から実相院まで歩いているが順路をおって書く。月曜日は朝から雨でブログ書きにあてた。今日は、16日(土曜日)に歩いた七田からセンホウシ線入口の続きで、センホウシ線入口から並石(なめし)ダムまでだ。時間と体力に余裕があたったら次の区間の一部長安寺までも歩こうと思っているから、並石ダムを起点に共に往復だ。先ずはセンホウシ線入口までのピストンだ。

8時15分並石ダムを出発。並石耶馬(鬼城(きしろ)耶馬)が朝日に輝く。

道標に従って道なり歩くと10分ほどの8時25分海神社。
里道、集落をつなぐ山道と歩いて、9時5分山神社の階段を上る。
一旦里に出て、山道へと入り、9時50分センホウシ線入口に着く。ここから前回の続きで、来た道を戻るだけだが、並石ダムまでの峯道だ。先ずは林道歩きから始まる。
北西の方向に周防灘まで見通せる。その先に写真では分からないが山並みが見える。山口県かな。
植林の中の道を10分ほど下ると、道脇に山神社への道標を見て、左の山道へと入る。
樹林、植林と歩いて、10時15分山里に出て、目の前に屋山だ。山向こうが長安寺だ。峯道からは外れるが登りたい山ですね。
1分ほど下ると車道に出て、
さらに2分ほど下ると庵ノ迫(あんのさこ)名水だ。簡易水道にも使われている自噴地下水の天然水だ。
名水から見通せる所に、山神社への登り口を見て、右の細い山道へ入る。実は往路で豊後高田側の峯道ルート選定に係った方にここで偶然お会いして話を聞くことが出来た。高田側(西の峰道)は本来の峯道を少し外しても車道歩きを避けて山道を入れたが、杵築側(東の峯道)は布教のために集落間を歩いた道なので車道が多いとのことであった。そんな西の峯道でも時が過ぎれば便利さ追求で車道歩きは避けられない。
2,3分歩いて山神社へ10時23分着く。

参道石段を下って、
鳥居をくぐったら、直ぐに右に折れて、植林を下ると、
3分ほどで、10時29分里道に出る。
緩やかに登る左手には、おいでおいでと屋山が招く。見る方向で台形から少し三角形へと変わる。で八面山なのかな。

進む前方には、並石耶馬の荒々しい山並みが。この先分岐が2,3あるので、道標を見落とさないように。
道標に従って歩くと、10時41分並石ダム方面の標柱を見て、民家の間の山道へと左折して、車道を離れる。


山道を10分弱で越えると10時51分次の集落が見える。
目の前には大きく並石耶馬だ。
そして海神社の鳥居も見える。
道標に従い歩くこと数分で、海神社の階段下に出る。
石段を頑張って登り、海神社に11時着く。
そして11時6分並石ダムへ着き、こっとん村食堂へ。
何でこっとん村かと云うと、水車があるからだそうだ。時代を重ねたご婦人方が作る昔ながらのこっとん村まんじゅうを買ってしまう。

お茶を頂いてまんじゅうを一口食べて、美味い、懐かしい味だ。11時16分並石ダムから真玉温泉区間の長安寺までのピストンに出発。


ここは紅葉の名所でもあるが今年は淡いね。食堂の写真を見ていたら、右奥の山は鬼城(きしろ)で、山地図で見るとルートがある。2時間ぐらいで回れそうだ。これにも惹かれますね~。14時までに戻れたら登ろう。
ダム堤を渡り、左手に姿を変えた屋山だ。
ダム湖周回の遊歩道に入り、11時26分三嶋神社(長安寺方面)への道標を見て遊歩道を離れ植林を登る。
植林を登って10分弱で、11時33分三嶋神社の前に出る。
先へと進むと間もなく急な石段の先に鳥居と車道。こちら側が神社の参道か。
車道に降りて、右へと道なりに登って行くと、11時44分行止り。右の小道に長安寺の道標があるのでこれを取る。
道は石畳の様でもあるが、年月であらわれてしまったのか、ゴーロ道だ。
植林の中に新たな道跡が出来ている。
12時4分田原地峠へ着く。屋山からの戻りを、山頂からここらあたりに直接下れれば、時間短縮が可能になり、鬼城に登れるかも。
少し山側を探ればこれなら下れそうだ。途中の偵察が全く無い、いい加減なものだ。最初に登山道を作った人はこんなものだろう。
ここからは長安寺まで平坦な作業道なので快調に進む。
長安寺すぐ手前で、左の道を取ったら寺の上の神社に出てしまい、
石段を下って、12時35分長安寺に着く。これで並石ダムから長安寺までの峯道終了。お参りした後屋山へ。

長安寺から舗装林道を歩いて行くと、徐々に荒れて来る。
13時、林道終点に着くとそこは展望台で、屋山城址図がある。山頂までルートがある。
展望は南に開け、午前中歩いたセンホウシ線入口方向が望める。
山頂への道はしっかり整備されている。
登り8分、平坦部4分で、13時16分三角点のある屋山山頂へ着く。
道は先へと続いて、4分ほどで屋山城址之碑の前に出て、
さらに先へと進むと13時22分行止りになり、そこはは展望所だ。豊後高田市街地や、

北に、猪群山(左)や尻付山が望める。
行止りの先を探ってみたが岩が目立ち始めて下れそうも無いので、往路を戻りながら東側(左側)に下れそうな斜面はないかと探る。13時37分城址碑を過ぎた所で、ガレてはいるが下れなくはない少々急な斜面を見て、立木もあるし下れそうだと思い下り始める。
10分ほど下った所で、植林が出て来た。植林と樹林の境を下る内に、
右に谷筋を見て左の植林を下る。
1,2分も下ると、13時52分峯道に合流。
2分ほど歩いて田原地峠へ13時54分着く。ショートカット大成功。何とか鬼城へも登りたいから、速足で下り14時15分並石ダム遊歩道に着く。何とかセーフ。
遊歩道を右回りで歩き谷の取付きに14時22分着く。
出だしは沢だが、
直ぐに沢沿いの植林を歩くようになる。目印のリボンを辿ってひたすら沢沿いを時には少し高巻きするが登り続けると、
14時54分峠に出た。登り続けて30分。
峠から右に戻るように、斜面を緩やかにトラバース気味に4分ほど歩くと、
急勾配の尾根に出る。立木、木の根、岩などを掴みながら登る。虎ロープもあるが劣化しているので注意だ。

7分ほど登り続けて15時11分鬼城山頂へ着く。絶景かな。
北西に、猪群山(左)と尻付山が望める。
山頂反対側には、並石ダムだ。山頂は意外と広い。白い柱の先は絶壁みたいで、怖くて近づけない。



15時17分下山へ。先へと下る斜面はころげ落ちそうな斜面だ。木に抱きつき、根元に足を置き下る。そうでもしないとズルズル滑る。ヒヤヒヤだ。

切れ落ちた所に出ると、左右を良く見ないとリボンが見つけづらい。リボンなしでは下れないだろうと思う。痩せ尾根の石を飛び、
切立った岩壁の細道を下りと難所が続く。林だが滑落すれば立木では止まらずに落ちるだろう。
15時41分鹿ネットを見た時には救われた気分だ。
15時47分トンネル上に出て人心地つく。1時間ぐらい下ったかのように疲れた。
トンネル上を横切って、車道に降りずに、右の壁の白い所から林に入れば、
間もなく林道歩きになり、16時里に出る。
車道、ダム遊歩道と歩いて、

今度は夕日に輝く鬼城耶馬を眺めながら駐車場へ戻る。
16時32分無事下山。峯道より屋山と鬼城が充実した日でした。西の峯道は残すところ長安寺と真玉温泉間だ。明日には終わるだろう。
屋山から田原地峠(屋山東斜面)の軌跡は登山道ではない。たまたまうまく下れただけです。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事