2022年11月6日、日曜日、秋晴。朝は冷え込み気温1桁台に初めてなる。今日は山仲間希望の奥作礼だ。9時過ぎに9合目駐車場に着くと既に満車で、道路側に停める。山登り、岩登り、テント泊の人と多彩だ。今日は897のピークから左回りルートを取る。出発しよとするとおもてなしの掛け声が。テント泊の人は泊まり込みでおもてなしの準備をしていたのだ。栗入りぜんざいとクッキーのおもてなしだ。冷え込みとあって、温かいぜんざいは美味しい。ごちそうさまでした。
仕切り直して駐車場東側から9時20分出発。登山口はすっかり落葉だ。
いきなり急坂を10分強ほど登った9時31分、作礼山系最高点897ピークに着く。北側に唐津湾の眺望。作礼山は立木がはだかり頭しか見えない。ここから標高600m強まで下るので、登り下りを繰返しても下るほうが多い。
明るい雑木林を歩いて、パノラマ展望岩の案内を見て、5分ほど登ると9時45分パノラマ展望岩に着く。目の前に天山が聳える。
左にこれから歩く稜線ルート。
天山右には有明海、雲仙の山、多良山系が望める。右の大きな山並みは、右端が 電波塔が林立するから八幡岳、左が女山(船山)だろう。写真を拡大して見ると女山の左下に厳木道の駅の観音様が確認できる。
その右には作礼山東峰(権現山)、東展望岩、作礼山が望める。897は木の陰だ。
稜線に戻り、少し歩くと展望岩を下から眺められる。
このあたりの山腹にはエビネやショウジョウバカマが点々とみられる。花の時期が楽しみだ。
そして今は点々と小さい秋だ。
10時22分本瀬分岐を過ぎて、
積もる落葉を踏む軽快な音を聞きながら登り返すと、
10時36分、三角点のある880のピークに着く。
この先も小さい秋を見つけては道草。
そして、稜線ルート端の832ピークに11時7分着く。
しばらく下るとロープの張られた急坂が続き、下り終わると、
林道に出て、数十m先に人生の並木路を見る、11時19分。碁盤の目状の林は几帳面な方が植林したのでしょうね。
並木路を抜けて間もなく、第二の人生の案内を見て、こちらに足を向ける。
5分ほど下ると、第二の人生に着く。第二の人生は少し疲れ荒れて短めだ。
下り終わったところで、沢ルートの分岐。
沢を左に見ながら沢沿いを下ると、11時46分渡渉地点に出る。沢沿いを下ったのでオタク分れ分岐は右上斜面にあったのだろう。
渡渉してから、紆余曲折の人生を歩いて、
12時山瀬林道に出て、道標にしたがい作礼山へと緩やかに登り返し始める。
林道は花盛り。
12時6分作礼山と白木木場分岐着いて、1時間弱登れば9合目駐車場に着くからそこで昼にしようと頑張る。おもてなしのクッキーを思い出してパクリ。
砂利道から作業道に入り、
詰めは、沢と登山道が一緒になった急坂(昴坂)を登り、
12時35分奥作礼周回して右回り入口に着く。
もう少し昼を我慢して東展望岩まで行き昼食。
右回りで作礼山東峰(権現山)へ13時19分着いて、
897から880への山並みを眺める。
岩からパワーをもらうママ。ここで昼食を食べたかったそうなのだ。早く言いなさいよ!
作礼山に13時45分に着いてから、キャンプ場に回ると、
植栽のモミジでしょうか?色づきがいいですね。
じゅんさい池は水面への映りが無いのが残念。
中の池の紅葉もいいですね。
中の池とみどり池の間をキャンプ場へと歩いて、
途中からみどり池へ下り奥まで進むと、見事な紅葉が山腹に広がる今日一だ。
14時27分駐車場に下山。前回からわずかの間に山の景色は変わっていた。
今日の行程、
駐車場9:20-9:31 897P-9:45パノラマ展望台-10:22本瀬分岐-10:36 880三角点-11:07 832P-11:19人生の並木路-11:34第二の人生-11:46渡渉点-12:00山瀬林道-12:35駐車場(右回り入口)-12:47東展望岩(昼食)13:14-13:19東峰-13:45作礼山-14:00池(キャンプ場)-14:27駐車場
余談)先週は晴れ間が続き朝晩も冷え込んだので、干し柿も5日目にして柔らかくなって来た。今年も甘い干し柿が出来そうだ。