甲賀市の古城山(水口岡山城跡)を散策
JRさんは日帰りの各種ハイキングコースをたくさん用意されてまして、それをパンフレットにして発行されています。結構色々な場所とコースがあって、見てるだけでも面白いです。
先日行った天理のコースはそのハイキングコースの一つでした。
駅に集合してみんなで出発するということになりますから、団体行動なのです。団体行動苦手な方には向きません。とは言え、コースは面白いので、個人で行って好きな時に好きな時間で行っても良いのです。
コースのなかには、「何でこんなまわり方するんだろう?」と思う所があります。行ってみると、時間調整だったり、その場所独特のタイミングがあったりします。それはパンフレットを見てるだけではわかりにくいのですが、そこまで書き始めたらパンフレットが分厚くなってしまうかもしれません。
今回行った滋賀県甲賀市。私は今までこうがしだと思っていましたが「こうかし」なのでした。
さて、琵琶湖線草津駅へ行き、貴生川まで乗り換え、さらに乗り換えて水口石橋駅。ここから古城山へ向かって歩くのです。水口石橋駅を出てすぐのところに「からくり時計」がありました。
観光ガイドによると、「午前9時・正午・午後3時・午後6時に動く仕掛けは一見の価値あり
上部旅人、左から芸者、下部からは女将が登場する宿場まちの旅籠のからくり」ということだそうですが、時間が合わないので見れなかったのです。
残念だなあーと言いながら、古城山へ向かいます。どこでもそうですが、駅の付近から離れていくと、お店が少なくなってきます。古城山へ向かい、まだお昼前でしたが、この先山へ入るとさらにお店も無いだろうということで、昼飯を食べることにして、近くにあった中華料理店に入りました。お店の中は広くて、まだお客さんもそれほど居なかったので、ゆったり4人掛けのところに座りました。で、定食をオーダー。来たのがこれです。
970円なんですけど、結構多い。びっくりしたのは唐揚げで、1個なんですが、約15cmぐらいあったのです。考えてみれば、KFCなんかへ行くとそれぐらいの大きさのチキン食べてますけど、今まで行った中華料理店では、大体一口サイズの唐揚げが多かったですからね。
たっぷり食べて、古城山へ。少し歩くと、水口岡山城跡への登り口がありました。
歩き始めてしばらくは舗装された道だったのですが、途中、トイレのある広場を過ぎたあたりから、段々と道が狭くなりました。道すがらにあと20分とか15分とか看板が立っているのですが、なかなか着きません。
しかし、ちょっとずつお城の遺構らしいものがあらわれてきて、二ノ丸という表示のところへ上がってみると、みごとな落ち葉のカーペット。そこではとても綺麗な写真が撮れました。
そこを降りて、本丸へ。本丸のあった所はとても広く、見晴らしも良い場所でした。
降り道は拍子抜けするほど早く降りることができ、あっという間に登山口に着きました。登山口に面した道路の向かい側に大岡寺(だいこうじ)というお寺があり、ここは岡山城築城の祈願寺だったそうで、近江西国三十三所霊場ともなっています。
お寺を出て真っ直ぐ行くとバス停のある広場があり、そこにもからくり時計がありました。
ところで、この日帰りハイキングの道順を確認している時、地図を見ると、駅の近くにスーパー銭湯らしきものがあったのです。そのスーパー銭湯の名前は「水口温泉つばきの湯」でした。まだそんなに遅い時間ではなかったので、行ってみることにしました。LINEで友達になるとクーポンが使えるとのことなのでさっそく友達になり、クーポン使って入りました。露天風呂、内湯ともにあまり熱くなく、入りやすかったです。お湯も綺麗でした。私はお風呂出てから急激に眠くなり、畳敷のレストルームで横になって少し寝ました。眠気も取れて、後は帰るだけ。天気も良くて、良い1日でした。