障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

自叙伝出版のお知らせ

2024-07-10 16:52:58 | 私のこと

タイトルの通り、この度自叙伝を出版致しました。

ここでお知らせさせて下さい。

アマゾンの電子書籍キンドル出版です。

 

失った先に見えた道:不良少女の転落、トラウマ、再起の記録

 

昨年の夏48歳でまさかの病気を経験しました。

初めて自分の命が終わるかもしれないと自覚した出来事でした。

以来、自分の年齢、余命、余生など意識するようになりました。

私はもうすぐ50歳になります。

これまで自分が歩んできた道、抱いてきた感情、希望。

誰にも知られずこの世を去るのはあまりにも儚すぎると感じました。

もちろん、これからまだまだ叶えたい夢もあるし、この地球上で

色んな体験もしたい。

この本は私の歩んできた過去を赤裸々に綴っています。

人生の転落から英語講師になるまでを記録として残しました。

興味を持ってくださる方がいらっしゃれば是非ご一読いただきたいと存じます。

 

皆さまの人生がより良いものでありますように。

私も元気に日々過ごしております。

ありがとうございます。


突然のガン宣告、人生二度目のまさかを経験して

2024-01-23 16:23:23 | 私のこと

 

フランス旅行記が中断してしまいました。

もしかして楽しみにしていてくださった方がいらっしゃったとすれば

申し訳ありません。

 

ブログタイトルにビックリされたと思います。

私も正直びっくりしました。

 

自分が癌になるなんて

1ミリも想像していなかったからです。

家系的にも癌とは無縁でした。

 

それよりも何よりも

私は16歳で交通事故に遭い

死の淵をさまよい

生還するも左半身マヒという

一生涯共にしていかなければならない

後遺症が残りました。

以来、どん底生活から這い上がるために

模索しもがいてきた人生でした。

 

心のどこかで

私にはこれ以上のお荷物は与えられないだろうと

思い込んでいた自分がいました。

 

昨年8月

お盆行事が終わりやれやれと思っていた頃

それはやってきました。

 

下腹部に激痛が襲い

直感で

これは病院に行かなければならないレベル

だと分かりました。

しかも内科とかではなく婦人科。

 

しかし私は「痛みの原因を特定してもらい

治療してもらえばいいや。」

くらいの感覚でした。

 

私は以前からずっと生理痛がかなりひどく

またストレスがマックスに溜まってくると

不正出血ということも度々あった

そんな体質です。

それ故病気のサインを見逃していた

ということにもなってしまいました。 

 

診察室に入り症状を伝えると

医師の表情が急に険しくなりました。

 

そして

「がんの検査をしましょう」とのこと。

 

私「え??? この痛みはどうしたらいいですか?」

先生「とにかく検査です。結果が出てからです」

先生「検査の結果次第では紹介状を書きます。

〇病院と〇病院どちらがいいですか」

私は訳が分からないまま、

「なんという先生なんだろう。」

「私が癌のわけないのに、、、」と思いつつ、

「一週間で結果が出ますからまた来てください。」

「もし悪い結果であればもう少し早く電話をします。」

ということでした。

今思えば、先生は確信していたのですね。

 

痛みはその後も続き、

ロキソニンを飲み痛みを散らしつつ

普段の生活を続けました。

3日、4日、と過ぎ

「ほーら、病院から電話来ないじゃない」と

気楽に構えていた矢先

5日目の夕方電話が鳴りました。

 

「悪い結果が出ていますのでできるだけ早く来てください」

というものでした。

 

頭を思いっきりガツンと殴られたような感覚でした。

「まさか!」「私が癌?」

思いもよらない出来事でした。

 

診断名は「子宮頸がん」

腫瘍もかなり大きく

すぐに手術の手配となりました。

大学病院にて

広汎子宮全摘出術という大手術を受けました。

 

現在は経過観察となります。

このブログは闘病記ではありませんので

これ以上詳しくは書きませんが

この経験は私の人生の転換点となるに

十分な出来事でした。

 

あれから数か月経ち

いろんなことを考えました。

 

この先どうやって生きていくのか。

私は本当は何がしたいのか。

私は自分の生きたい人生を生きてきたのか。

自分に色々問いかけ

答えを探しました。

そして今、少しずつ考えがまとまり歩き出したところです。

 

今後は新たな思考と目標のもと

自分の人生を尊び輝かせていきたいと思います。

 

このブログはここで終了とさせていただきます。

今後はブログを引っ越し

新たな形とテーマでスタートしようと思っています。

 

今までここを訪れてくださった方

ありがとうございました。

 

このブログは終了しますが削除は致しませんので

私の過去記事がこれからも少しでも誰かの心に響きましたら

うれしく思います。

 

2024年1月23日

やっぴ


13回連続TOEIC L&R スコア大公開

2023-09-10 11:20:03 | TOEIC

ブレークスルーは起きませんでしたが、

振り返ってみると色んな学びがあります。

 

前半は精神状態が散漫ですぐに気が散っていました。

というか「何か邪魔が入るのではないか?」

例えば試験官同士で話し出したり

隣の人が鉛筆を回しだしたり

貧乏ゆすりをしだしたり。

まるで自分の不都合が起こるのを待ち構えていたかのような

神経散漫状態でした。

そのようなことが800点台にスコアが落ちていた時にまさしく起こっています。

 

ところがいつからかそんな状態は消え去っていました。

後半の数か月はとてもいい精神状態で

いわゆるゾーンに入ることができていたと思います。

(ゾーンに入っていたにも関わらずスコアは伸びず、あれっ

と思うこともありましたが

 

振り返ってみて、リスニングは何回か満点が出ています

リーディングの最高スコアは450点です。

 

自分の最高点のL&Rを足しても945点で

950点には5点足りませんが、私はもう大満足です。

 

普段の私の生活を顕著に表しているこのスコア。

 

日常生活で私は英語を聞くのが生き甲斐。

読むのは必要に駆られてのみ

そりゃそうなるわね。

 

丸一年の実験を終え、よく頑張ったね、と

自分に言ってあげたいです。

 

これからも英語が私を励まし助けてくれるでしょう。

 

もしまた何かの外的な理由でTOEICを受けることになったとしても

もう悪あがきはせず、楽しめるかなと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


TOEIC L&R 12か月連続受験を終えて

2023-09-09 17:31:27 | TOEIC

 

今日はフランスネタではなくTOEICネタを

はい、タイトル通り、12か月連続

2022年8月~2023年8月

までTOEICを13回連続で受験しました。

12か月ではなく詳細には13か月ですが、丸一年受験し続けたということです。

当初こんなつもりはなかったですが、結果的にこういうことになって行きました

あまり期待されるとがっかりさせてしまうのでここでネタバレします。

ドラマチックなハッピーエンドはありません

くれぐれも期待値下げてお付き合いください

 

 

2022年8月、当初の意気込みは950点達成してやるぞ

でした。

 

何回か受けてれば達成できるだろう。

私の最高スコア935点。

あと15点だから...

いつもの甘いささやきが発端でした

 

8~11月くらいまでは、試験当日の午前中はリスニングのpart3,4を

1セットやりリズムを確認。

part7の特にダブル、トリプルパッセージは日々少しずつ

10分15分だけでもとやっていました。

 

ところが、毎回結果が出る度愕然たる数字。

800点台もザラ

やる気がどんどんなくなり、リーディング教材に向かうのがストレスに

私の弱点はpart7。

 

もういいや。

勉強止めよう。

もういいでしょういい加減。

私何回TOEIC受けてきたの?

何回がっかりしてきたの?

もういい加減この繰り返し止めよう。

 

 

でも、とにかく受験だけは逃げずにやってみようか?

そしたらブレークスルー起きるかもしれないよ~

 

ということで勉強なし、ぶっつけ本番受験に切り替えました

 

2023年8月までにブレークスルーが起きるのか、起きないのか

実験受験を経験しました。

淡い期待を心の片隅にちゃんと置きながら...

 

お金の無駄じゃないか、そんな馬鹿なことを...

との声が聞こえてきそうですが、

 

オンラインレッスンでも生徒の方達にTOEICのアドバイスを求められる度

「私も毎月受験しています。」

「お互い頑張りましょうと言えただけでも、

そして毎月恐怖と闘いながらスコアを確認するという現実に向き合えただけでも

意味はあったかなと今は思います。

 

さて次回はスコア全公開です


エトワール凱旋門とセーヌ川クルーズ

2023-08-24 17:19:59 | 旅行

パリ三日目から本格的なミッション開始です

 

一人なので無理をする必要もなく、ゆとりを持ったスケジュールを立てていました。

 

この日のミッションは二つ

 

あのシャンゼリゼ通りにそびえたつ凱旋門に上ることと

憧れのセーヌ川クルーズです。

 

ここしばらく私の頭の中はあの有名な歌のフレーズがずーっとリピート

「オー、シャンゼリーゼ~ オー、シャンゼリーゼ~

ここしか知らないので続きは鼻歌

 

ところでフランスにはいくつもの凱旋門があり、

このエトワール凱旋門が一番象徴的とされていたんですね。

 

確かに旅行中もいくつかの凱旋門を見かけました。

 

さて、事前にチケットは日本から予約して行きました。

10分単位で予約制になっていました。

 

英語学習のお陰で海外サイトからも抵抗なくチケット予約ができ

今回その便利さを実感しました

 

「凱旋門に上る、こんなこともう一生ないかもしれない」

私は半身麻痺の障害者だけど、幸いなことに自分で歩けるし、ここは何としてでも

「自力であの螺旋階段を登ろう」、と心に決めていました。

しかし、いざ凱旋門に到着してみると、前日の2万歩とここまでの旅路で既に足は筋肉痛。

このあとのセーヌ川、そしてまだ他にも探索したいとこがある

ということであっさりと断念

スタッフに自分は障害者であり、エレベーターを使わせてもらいたい旨を伝え、

上まで連れて行ってもらいました。

(身障者とお年寄りのためのエレベーターがあります)

 

 

エレベーターを降りるとこんな広場がありました。

休憩したりトイレに行くことができます。

 

お土産ショップもありました。

記念にポストカードを購入しました。

 

さてここから少し階段を上って頂上到着です

 

言葉にならない感激でした

こんなにも最高の景色。

雲一つない青空をパリの凱旋門から眺め、

一人では抱えきれないほどの贅沢だと恐縮する思いでした。

 

かの有名なシャンゼリゼ通りは想像以上に広く

物乞いをしているジプシーもいれば,

中東からと思われるsuper rich もたくさん

 

ルイ・ヴィトンの本店には長蛇の列ができていました

 

歩いているだけでも飛び込んでくる光景が新鮮、刺激的でした。

 

さて、次のミッション、セーヌ川クルーズ。

向かう途中でエッフェル塔を間近に見ることができました

 

すごい人です。

日本人ほとんどいません。

 

この日は36°のカンカン照り。

日焼けしましたが、そんなことどうでもよくなるくらいの

光景と体験でした

翌日のミッションはベルサイユ宮殿です