※ ヤマップさん(YAMAP)の”山小屋支援プロジェクト”に参加させて頂きました。
※ 山と渓谷社さんの”山小屋エイド基金”に参加させて頂きました。
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5月14日付で岐阜県を含め、全国39県の緊急事態宣言が解除されました。宣言の解除を受け、岐阜県、および山岳4団体から本日付で登山自粛要請が更新されましたのでお知らせします。
新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえた登山について(岐阜県)
先月20日に山岳4団体から出された登山自粛要請も5月18日付で第二報として更新されています。
上記2機関の発表を大まかにとらえると、”緊急事態宣言継続中の地域での登山、都道府県をまたいだ登山、および、多人数での登山”については引き続き自粛が求められているようです。一方、それに当たらない形態での登山であれば解禁されているのか、と考えた場合、特に岐阜県が今日発表している内容を見る限り、「とはいえ、出来るだけ自粛して下さい」というニュアンスが含まれていることにも気づきます。現状では「緊急事態宣言が解除されている県の、県内在住者が、県内の山岳に、感染予防に留意して、少人数で県境をまたがない形での登山については一定の制限緩和がみられた」と受け止めることは出来るかもしれません。今後の感染拡大状況(第二波、第三波)でまた変更の可能性は残りますが、一ヶ月前よりは確実に前進している、と、期待も込めて感じています。
槍平小屋では当面の間、小屋建物の保守・点検、また、他山域で発生している小屋荒らし被害防止のため、小屋スタッフが不定期に入山して作業に当たる形となります。キャンプ場トイレ、水場につきましては、小屋スタッフの常駐が始まるまでは十分な管理・清掃が出来ませんので当面は使用中止とさせて頂きます。冬季小屋につきましても、引き続き使用自粛をお願いいたします。
平常時のシーズンであれば、登山道・残雪情報や、現地スタッフの活動状況などをブログ更新しております。新緑まぶしい初夏の槍平は、雪渓を割って流れる沢の向こうに雄大な穂高連峰が望める美しい季節です。どこにカメラを向けても画になるシーズン。皆様に槍平小屋の存在を、こんな時だからこそアピールしたい思いはあふれるほどにあります。しかしながら今季に限っては、今しばらく、更新を控えさせて頂きます。緊急事態宣言がまだ解除されない地域もあり、自由な登山が出来ない方々も多くいらっしゃいます。そして、自粛要請を守れない登山者にとっては、そういった情報のすべてが、自粛を破って入山してしまう誘発要因になり得てしまいます。一日も早く、皆様に2020年シーズンの槍平の風景がお届けできますように。
先月の小屋ブログで、今季の営業形態について6月1日を目処に皆様にお知らせする旨を更新させて頂いておりますが、状況によっては正式な発表が遅れてしまうことも考えられます。どうぞご了承下さい。詳細が決定され次第、速やかにお知らせをいたします。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえた登山について(岐阜県)
※ 槍平冬季小屋使用自粛のお願い・キャンプ場トイレ使用中止のお知らせ
閉鎖されているキャンプ場トイレの様子・・・(槍平小屋facebookより)
※ バス路線運休・登山者用駐車場閉鎖について(奥飛騨温泉観光協会より)